加藤シゲアキさん『オルタネート』がダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR 2021」小説ランキングで1位! 吉川英治文学新人賞、高校生直木賞に続いて3冠
12月6日(月)に発売された『ダ・ヴィンチ』2022年1月号の特集「BOOK OF THE YEAR 2021」で、加藤シゲアキさん著『オルタネート』(新潮社)が小説ランキングの第1位に選出され、第42回吉川英治文学新人賞、第8回高校生直木賞に続く3冠を達成しました。
祝・3冠達成!加藤シゲアキさん『オルタネート』がダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR 2021」小説ランキング1位に輝く!
加藤シゲアキさんといえば、2012年1月に『ピンクとグレー』(KADOKAWA)で、小説の世界に鮮烈なデビューを果たすと、以降、「NEWS」メンバーとしての芸能活動の傍ら、作家としても活動を続け、数々の話題作を世に送り出してきました。
そんな加藤さんの3年ぶりの長編小説となった『オルタネート』が昨年11月に刊行されると、直後から大きな話題を呼び、12月18日に第164回直木賞にノミネート。さらに、今年1月21日には「本屋大賞」にも初ノミネートを果たし、3月2日には、最も将来性のある新人作家に贈呈される賞とされる第42回「吉川英治文学新人賞」を受賞。そして、5月30日には全国の高校生たちが集まって議論を戦わせ、直近一年間の直木賞の候補作から「今年の1作」を選ぶ、第8回高校生直木賞の受賞も果たしました。今回の「BOOK OF THE YEAR 2021」とあわせて、見事「3冠」に輝きました。
なお、セールスも怒涛の快進撃を続け、現在までに累計17万8000部(11刷)を記録しています。
【『オルタネート』あらすじ】
誰しもが恋い焦がれた青春の普遍を、真っ向から描き切る。
加藤シゲアキ、これが新たな代表作。
高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須となった現代。東京のとある高校を舞台に、若者たちの運命が、鮮やかに加速していく。
全国配信の料理コンテストで巻き起こった〈悲劇〉の後遺症に思い悩む蓉(いるる)。母との軋轢により、〈絶対真実の愛〉を求め続ける「オルタネート」信奉者の凪津(なづ)。高校を中退し、〈亡霊の街〉から逃れるように、音楽家の集うシェアハウスへと潜り込んだ尚志(なおし)。恋とは、友情とは、家族とは。そして、人と“繋がる”とは何か。デジタルな世界と未分化な感情が織りなす物語の果てに、三人を待ち受ける未来とは一体――。
“あの頃”の煌めき、そして新たな旅立ちを端正かつエモーショナルな筆致で紡ぐ、新時代の青春小説。
ダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR」とは
ダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR」は、本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』が毎年主催するブック・ランキング企画で、今年で22回目を迎えます。全国の本好きが「今年いちばん良かった本」を選ぶ、非・売上ランキングで「小説」「コミック」「文庫」「エッセイ・ノンフィクション」などジャンルごとに集計。
2020年10月1日 ~2021年9月30日に発行された書籍のなかのうち、『オルタネート』は小説部門で第1位に輝きました。加藤シゲアキさんのインタビューのほか、詳細は雑誌『ダ・ヴィンチ』2022年1月号(2021年12月6日発売)に掲載。
加藤シゲアキさん プロフィール
加藤シゲアキ(かとう・しげあき)さんは、1987年生まれ。大阪府出身。青山学院大学法学部卒業。NEWS のメンバーとして活動しながら、2012年1月に『ピンクとグレー』で作家デビュー。
以降、『閃光スクランブル』『Burn.-バーン-』『傘をもたない蟻たちは』『チュベローズで待ってる(AGE22・AGE32)』 とヒット作を生み出し続け、2020年3月には初のエッセイ集『できることならスティードで』を刊行。アイドルと作家の両立が話題を呼んでいる。
オルタネート 加藤シゲアキ (著) |
ダ・ヴィンチ 2022年1月号
BOOK OF THE YEAR 2021/食と農のマンガ 表紙★星野源 ●特集1 ◎小説&コミックランキングTOP50/文庫&エッセイ・ノンフィクションランキングTOP20 ●特集2 ◎テーマ別に「食」と「農」の注目作をピックアップ! ●[恒例企画]各出版社のイチオシを紹介! 2022年の隠し球はコレだ! |
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