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『12歳までの自己肯定感の育て方で、その後の人生が決まる』自己肯定感の土台づくりは小学生まで!

ばなな先生さん著『12歳までの自己肯定感の育て方で、その後の人生が決まる』

ばなな先生さん著『12歳までの自己肯定感の育て方で、その後の人生が決まる』

ばなな先生さん著『12歳までの自己肯定感の育て方で、その後の人生が決まる』がフォレスト出版より刊行されました。

 

小学生のうちに前向きな子に育つために親ができることは?

さまざまな機関が小中高生向けに「自分のことが好きですか」という調査をしていますが、どの調査でも4割~6割が「自分が嫌い」と答え、いずれも自己肯定感のターニングポイントが9~12歳くらいと報告されています。

 
自己肯定感の低い子どもには次のような特徴があります。

◎言われたことしかできない。
◎「自分には無理」とチャレンジしない。
◎「嫌われるかも…」と他人を恐れる。

 
しかし、小学生のうち確固とした自己肯定感を育むことができれば、次のような中高生、そして大人に成長します。

◎主体性がある。
◎失敗を恐れずチャレンジする。
◎誰とでもコミュニケーションがはかれる。

 
本書では元小学校教師で、のべ1,000組の親子の自己肯定感を高めた実績のある著者が、そのノウハウをまとめています。

 

自己肯定感の土台は大人になっても崩れない

「しかし、結局は大人になったら自己肯定感が下がってしまうのではないか」と思うかもしれませんが、大丈夫です。

 
この時期に培われた自己肯定感は一度獲得されると、生涯にわたって感覚脳に保存されます。小さいころに歌った歌を数十年たっても歌えるように、何かのきっかけで取り戻せるのです。

 
多少落ち込んでも「確かに結果としてはダメだったが、自分としてはよくやった」と自分基準で評価することができ、また新たなチャンレジに向かうことができます。

 
こうした自己肯定感の土台をつくるために、本書では親子で取り組むワークを紹介しています。

とても簡単なものばかり。
「楽しそうだな」「簡単そうだな」と思ったものから試してみてください。

 

本書の構成

まえがき 12歳までの自己肯定感の土台づくり

プロローグ 自己肯定感を上げるための3つの要素と7つのレッスン

第1章 「かかり」を通して夢中になれる機会をつくる

第2章 観察力を磨いて自分の輪郭を輝かせる

第3章 アーティストになって自分の世界を表現する

第4章 自分の本当の感情や気分に気づいてもらう

第5章 自分以外の人と共有している同じ思いを知る

第6章 家族と自分の人生のテーマを見つける

第7章 自分が生きている意味を実感する

あとがき 仕上げはお母さんの「それでいい」

 

著者プロフィール

著者のばなな先生さんは、元小学校教師、「よかよか学院」校長。本名は小塙雅多加(こばなわ・まさたか)で「小塙」が「ばなな」と聞こえることから「ばなな先生」と呼ばれるように。

大学卒業後、公立小学校で23年間にわたり教鞭をとる。ある日、担任クラスの児童に「自分のことが好きですか」というアンケートをとると7、8割が嫌いだと答え愕然とする。そこで、授業の合間に自尊感情を高める「自分科」という教科を編み出して実施。自己肯定感が著しく高まり「自分が好きだ」という子どもが急増。

退職後は、お母さんと子どもの学校「よかよか学院」を立ち上げ、北海道から沖縄まで「自分科」という自分を肯定するワークショップを提唱、実践している。

 

12歳までの自己肯定感の育て方で、その後の人生が決まる
ばなな先生 (著)

中学生の60%が「自分嫌い」
小学生のうちに前向きな子に育つために親ができることは?

次の7つを総合的に体験すると、100%自己肯定感が上がります。
●夢中になれる機会をつくる。
●自分がどんなところを見ているのかを知る。
●自分の世界をまわりに伝える。
●自分の方向性を知る。
●1人じゃないことに気づく。
●家族と心を共有していることを知る。
●自分がこの世界に生きている理由を知る。

 


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