『ゆけ、シンフロ部!』ギャラクシー賞受賞、動画再生320万回突破の傑作CMが感動の小説に!
学研プラスより、『ゆけ、シンフロ部!』(小説:堀口泰生さん/絵:青木俊直さん)が刊行されました。
熱くて、あったかい、それが「シンフロ」!
温泉で行うシンクロナイズドスイミング、その名も「シンフロ」をご存じでしょうか?
え、知らない? 温泉でシンクロなんて、できるはずない?
いえいえ、立派に存在します。
「おんせん県おおいた」でネット検索してみましょう。
日本トップクラスの美しい「シンフロ」の演技、「シンフロ部」のさわりの動画がご覧になれます。
お笑い小説? いえいえ、直球勝負の青春小説です!
もちろん! 「シンフロ」は架空のスポーツです。
源泉数・湧出量、ともに全国1位を誇る「おんせん県」大分が、プロモーション用に制作したCMが「シンフロ」でした。
このCM、そのユニークすぎる設定と、(シンクロ元日本代表選手も参加した)本格的すぎる演技がネットを中心に話題となって、YouTubeでの動画再生回数はなんとシリーズ320万回超え(大分県広報広聴課調べ)。
2016年には、放送界の芥川賞・直木賞ともいうべき「ギャラクシー賞」(CM部門)を受賞するなど、数々の広告賞も受賞しました。
そして、「シンフロプロジェクト」は、さらに進行します。
「ゆけ、シンフロ部!」が、まさかの青春小説となって出版されたのです。
心も体もあったまる! 女子高生たちのあったか青春ストーリー
舞台は大分県のとある高校です。
主人公の1年生・遥は、小学生のころからずっと憧れていた「シンフロ部」に入部・・・のはずが、そこにあったのは「部」ではなくシンフロ「同好会」。
そこに集まったメンバーも、実力はありそうなのにやる気ゼロの先輩、気がつくとケンカばかりしている同級生などなど、とにかくクセがスゴくて…。
かくいう、遥自身は、極度のアガリ症。人前で演技をしようとすると、緊張で失神してしまうほど。
そんなポンコツ「シンフロ同好会」に、なぜか地元の大きな温泉の「シンフロショー」のオファーが舞い込んできます。
はたして、ショーは成功するのか? そして、遥たちは変われるのか?
読めば、心も体もあったまる、女子高校生たちの青春ストーリー。
登場人物と同様、この小説も本気です!
ギャラクシー賞を受賞した傑作CMが、小説になって登場。温泉で行われる新しい競技「シンフロ(ナイズドスイミング)」……これは、シンフロ同好会に集まった少女たちが、汗と涙とお湯をかけ流す、感動の青春小説である。