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『50歳からの やる気のツボ』「働かないオジサン」「終わった人」と言われないための習慣を紹介

植西聰さん著『50歳からの やる気のツボ』

植西聰さん著『50歳からの やる気のツボ』

植西聰さん著『50歳からの やる気のツボ』が秀和システムより刊行されました。

 

団塊ジュニアが50代に突入!人生100年の時代、まだまだ頑張らなくてはならないのに「やる気」が下降気味…そんな流れを断ち切り、プラスのスパイラルに乗せるツボがある!

50代の人から、「最近、どうもやる気が出なくて」という声をよく聞きます。

 
「セロトニン」というホルモンについて、聞いたことがある人もいるかもしれません。

セロトニンがしっかり分泌されていると「やる気」が出ます。減少すると「うつ」を引き起こしたり、イライラしやすくなります。40代以降になると、放っておくとセロトニンは減少していくと言われています。

また、前頭葉の萎縮も、早い人では40代から始まります。萎縮すると思考が平板になったり、感情コントロールがきかなくなります。

 
こういうこと、ありませんか?

「休日は、ゴロゴロ・ダラダラしたい。出かけるのは面倒」
「この1週間、20~30代とは業務連絡でしか話していない」
「もう3年間、旅行に行っていない」
「スーパーで買うものは事前に決めている。あれこれ見て選ぶことはあまりない」
「この1年、新しい友人は特にできていない」
「旅行や出張で使うホテルは、『いつもココ』と決めている」
「この1週間、家族以外と雑談したのは60分以下」
「お茶やコーヒーの銘柄は、いつも同じ」
「服は、定番ものをローテーションしてるから、古くなったら買うくらい」

 
――誤解しないでほしいのですが、これらが悪いわけではありません。効率的だし、いちいち考えなくていいのでラクです。いっぽうで、長年の試行錯誤の末に完成されたその効率性、ラクさ、変化のなさが、マンネリを生み、刺激のない毎日への入り口になり、「気」を停滞させ、やる気を出にくくしてしまう面もあるのです。

 
50代は、役職定年や年金不安、介護、子供の問題、病気や健康の問題など、それまでは「先のこと」と思っていたことが急に現実的に降りかかってくる時期です。ストレスもかかります。昔と違い、まだまだ働かなくてはいけない人が大半の時代です。まだ若いと思っていても、体は変化してきています。そういう状態で、変化のない仕事や生活に浸ってしまうと、ますます「やる気」が出にくくなってしまいます。

 
しかし、ちょっとメンテナンスをすれば、やる気の減退は防げるし、むしろ若い頃よりやる気にあふれているという状態にもなれるのです。

この本では、日々の生活の中で、お金や手間をかけなくてもできる、心と体のちょっとした習慣を紹介しています。取り入れやすいものから実践して、ぜひ「やる気」がわいてくる日々を手にしてください。

 

本書の構成

第1章 50歳からは「がんばらなきゃ」は危険です

第2章 身についた「処世術」と「ルーティン」が50代の落し穴

第3章 長く続けてきた「自分への減点評価」をやめる

第4章 「新しいことにチャレンジ」がキッカケになる

第5章 セロトニンの減少を防ぐ「休み方」と「動き方」

第6章 どの世代の相手も尊重するコミュニケーションのコツ

第7章 誰かの力になれれば自分の運気もアップする

第8章 「会社のため」から「世の中のため」にシフトする

第9章 「やりたいこと」がますます大事になる

 

著者プロフィール

著者の植西聰(うえにし・あきら)さんは、東京都出身。著述家。

学習院高等科・同大学卒業後、資生堂に勤務。独立後、人生論の研究に従事。独自の「成心学」理論を確立し、人々を元気づける著述活動を開始。1995年、「産業カウンセラー」(労働大臣認定資格)を取得。

主な著書に『「折れない心」をつくる たった1つの習慣』(青春出版社)、『平常心のコツ』(自由国民社)、『人生を動かす哲学者の言葉』(永岡書店)、『自分を責めないコツ』(秀和システム)などがある。

 

50歳からの やる気のツボ
植西聰 (著)

50歳を過ぎると「やる気」を司る前頭葉が萎縮します。役職定年や待遇ダウン、介護や子供の進学、更年期の不調等が重なり「やる気」がますます落ちがちに。「これまでと同じ仕事のやり方」「同じ飲み仲間」といったマンネリ生活は前頭葉を退化させますが、「少し難しい仕事にチャレンジ」「新しい人間関係を作る」といったちょっとした習慣で脳は育ち、やる気を高く維持できます。ベストセラー著者が人生100年時代に求められる「やる気」のツボを紹介します。

 


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