『医療現場は地獄の戦場だった』パンデミックの真っただ中に投げ込まれた ボストン在住日本人医師の壮絶な記録!
大内啓さん・井上理津子さん著『日本人医師がアメリカで体験したコロナ禍の緊急リポート 医療現場は地獄の戦場だった』が、ビジネス社より発売中です。
緊急搬送されてきた患者が次々に死んでいく!
本書は、パンデミックの真っただ中に投げ込まれたボストン在住日本人医師の壮絶な記録を綴った一冊です。
アメリカのコロナ禍についての情報は日本でさまざまに報道されてきていますが、救急現場からのナマの報告はほとんど見当たらないので、著者である大内啓さんが、「新しい生活様式」をもって暮らしていかなければならないときが来ているなか、日本の人たちにもう少しはコロナへの危機感を持ってもらうのに役立つかもしれない、との思いで本書を上梓しました。
本書の構成
「こんなに簡単に人が死んでいくのか!」
第1章 コロナ最前線の真っただ中へ
第2章 「死」の周辺
第3章 こうしてアメリカで医師になった
第4章 日本とはこんなに違う、アメリカの医療
著者プロフィール
■大内啓(おおうち・けい)さん
ハーバード・メディカル・スクール助教授。ブリガム・アンド・ウィメンズ病院救急部指導医。コロナ禍、ERの最前線に立った。
1978年大阪市生まれ。12歳で渡米し、2009年ジョージタウン大学医学部卒業。ニューヨークのロングアイランド・ジューイッシュ・メディカル・センターで救急医学科/内科の二重専門医認定レジデンシー(全米で年23人限定)を2014年に修了。その後、ブリガム・アンド・ウィメンズ病院の医療政策研究(2016年)とダナ・ファーバー癌研究所の精神腫瘍学および緩和医療研究フェロー(2018年)を経て、現職。
2016年、ハーバード大学公衆衛生大学院修了。ポールB・ビーソン老化研究キャリア開発新興リーダー賞(アメリカ国立緩和研究所)などを受賞。
■井上理津子(いのうえ・りつこ)さん
ノンフィクションライター。奈良市生まれ。葬送、色街、戦後民衆史などをテーマに執筆。
『葬送の仕事師たち』『さいごの色街 飛田』(以上、新潮社)、『いまどきの納骨堂 変わりゆくお墓と供養のカタチ』(小学館)、『親を送る』(集英社)、『絶滅危惧 個人商店』(筑摩書房)、『すごい古書店 へんな図書館』(祥伝社新書)など著書多数。
医療現場は地獄の戦場だった 井上 理津子 (著), 大内 啓 (著) アメリカのコロナ禍についての情報は日本でさまざまに報道されてきているが、救急現場からのナマの報告はほとんど見当たらないので、私が書けば、他山の石の石くずくらいにはなるかもしれない。 |
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