気になる本、おススメの本を紹介

B O O K P O O H

『世界史から読み解く「コロナ後」の現代』新型コロナウィルスがグローバリゼーションを終わらせた? 400年前の人類の歴史から「新・鎖国時代」に突入した現代を読み解く

佐藤けんいちさん著『世界史から読み解く「コロナ後」の現代』

佐藤けんいちさん著『世界史から読み解く「コロナ後」の現代』

佐藤けんいちさん著『世界史から読み解く「コロナ後」の現代』が、ディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行されました。

 

2020年は新型コロナウイルスにより「グローバリゼーション」が強制終了した1年だった!

「新型コロナウイルス感染症」(COVID-19)が、依然として猛威を振るい続けています。

まさに不意打ちのような形で全世界を襲い、安全か経済かという、究極的で根源的な問いを突きつけられた、2020年はまさにそんな1年だったのではないでしょうか。

 
この「新型コロナウイルス感染症」によるパンデミックは、まさに「グローバリゼーション」が進行していたから起こりえたのではないか、と本書の著者・佐藤けんいちさんは述べています。

 
<本文より>

パンデミックによる外出制限は、「ロックダウン」や「ステイホーム」という形で、私たちの生活を直撃した。
生命を守るための外出制限は、感染拡大を防ぐために必要だったが、
経済活動が停滞してしまうと、仕事によって得られる報酬や、生きがいもまた失われてしまう。代償はきわめて大きいのだ。
また、環境の激変によって、「リモートワーク」という、あらたな就業形態が常態化しつつある。
「新型コロナウイルス感染症」によるパンデミックが、これほど急拡大したのは、「グローバリゼーション」が進行していたからだ。
すでに世界中のヒト・モノ・カネ・情報が密接につながりあっているのである。
だからこそ、感染症もまた一気に全世界に拡大してしまうのだ。
グローバリゼーションの経済的メリットは、きわめて大きなものがあったが、
同時に負の側面もあったことを、私たちはどうやら失念していたようだ。

 
本書は、新型コロナウイルスのパンデミックによる「グローバリゼーションの終焉」を考察し、そこから「コロナ後」の時代を生きるためのヒントや教訓を見つける一冊です。

著者の佐藤けんいちさんは、16世紀後半に始まり17世紀半ばに終息した「第1次グローバリゼーション」に、現代に通じる共通点を見出し、歴史から学ぶ必要性があると私たちに問いかけます。

 
まだ終わりの見えない「新型コロナウイルス感染症」の渦中にいる私たちは、こうした激変する時代だからこそ、自分自身の経験ではなく、過去の出来事を振り返り、学ぶ必要があるのではないでしょうか。

 
本書で扱う16世紀から17世紀という「大転換」の時代を紐解きながら、21世紀、そしてこの未曽有の事態を乗り越えるヒントを見出しましょう!

 

本書の構成

はじめに

1章 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で「第3次グローバリゼーションが終わった」

2章 「第1次グローバリゼーション」がもたらした地球規模の大動乱(16世紀)

3章 「第1次グローバリゼーション」の終息(17世紀)

終章 ビジネスパーソンはグローバリゼーションが終わった「17世紀の世界史」から何を学ぶべきか

終わりに

参考文献

 

著者プロフィール

著者の佐藤けんいち(さとう・けんいち)さんは、1962年京都府生まれ。ケン・マネジメント代表。

一橋大学社会学部で歴史学を専攻。卒業後は銀行系と広告代理店系のコンサルティングファーム勤務を経て、中小機械メーカーで取締役経営企画室長、タイ王国では現地法人を立ち上げて代表をつとめた。2009年に独立して現在にいたる。

1992年に米国ニューヨーク州のレンセラー工科大学(RPI)で経営学修士号(MBA)を取得。学校法人玉川学園で教育研究活動有識者会議委員。

著書に『ビジネスパーソンのための近現代史の読み方』『超訳 自省録』『ガンディー 強く生きる言葉』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『人生を変えるアタマの引き出しの増やし方』(こう書房)がある。

 

世界史から読み解く「コロナ後」の現代 (ディスカヴァー携書)
佐藤 けんいち (著)

グローバリゼーションが強制終了した「中世から近世の移行期」を振り返り、激動の「新・鎖国時代」の乗り越え方を学ぶ

2020年初頭から始まった「新型コロナウイルス感染症」(COVID-19)が、依然として猛威を振るいつづけている。
中国の武漢発のパンデミックは、まさに不意打ちのような形で全世界を襲っただけではない。安全か経済かという、究極的で根源的な問いを突きつけている。

パンデミックによる外出制限は、「ロックダウン」や「ステイホーム」という形で、私たちの生活を直撃した。
生命を守るための外出制限は、感染拡大を防ぐために必要だったが、経済活動が停滞してしまうと、仕事によって得られる報酬や、生きがいもまた失われてしまう。代償はきわめて大きいのだ。
また、環境の激変によって、「リモートワーク」という、あらたな就業形態が常態化しつつある。
「新型コロナウイルス感染症」によるパンデミックが、これほど急拡大したのは、「グローバリゼーション」が進行していたからだ。
すでに世界中のヒト・モノ・カネ・情報が密接につながりあっているのである。
だからこそ、感染症もまた一気に全世界に拡大してしまうのだ。
グローバリゼーションの経済的メリットは、きわめて大きなものがあったが、同時に負の側面もあったことを、私たちはどうやら失念していたようだ。

もしかすると、今回の新型コロナウイルスのパンデミックで、「グローバリゼーション」が終わったのではないだろうか。そんな問いをしてみる必要があるだろう。
「不確実性」の霧のなかにいる私たちは、手探りでも前に進んでいくしかないのだが、これから世の中がどうなっていくか考えるためには、いったん過去に遡って歴史を振り返ってみるべきだろう。
2020年現在のいま終わりつつある「グローバリゼーション」は、歴史的には16世紀以来3度目のものだ。
グローバリゼーションによって引き起こされたカオス状態は、その都度、地球レベルで大激動をもたらしてきた。
だが、自然環境の激変による「異常気象」もその原因の1つとなって、カオス状態はあらたな安定状態に向けて動き出すことになる。
安定するまでには長い時間がかかるだけでなく、その間にはまだまだ激動が続くだろう。
とはいえ、最終的には状態は安定化していくはずだ。
カオス状態は、あらたな秩序が形成されるための前段階でもある。
もちろん、「新型コロナウイルス感染症」の渦中にいる私たちには、はっきりと先が見えているわけではない。
だからこそ、自分自身の経験ではなく、歴史に学ぶことが必要なのだ。
環境が変わる以上、歴史がそのまま繰り返すことはないが、似たようなパターンが繰り返されてきたことは否定できないのである。
そこで本書では、16世紀後半に始まり、17世紀半ばに終息した「第1次グローバリゼーション」とその後について考えてみたいと思う。
「コロナ後」に生きるための、ヒントなり教訓を見つけることができるはずだ。

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です