『長生きしたければ 「呼吸筋」を鍛えなさい』免疫力が高まる、自律神経が整う、誤嚥や認知症を予防する…大切なのは「吸う筋肉」と「吐く筋肉」のストレッチ!
本間生夫さん著『長生きしたければ 「呼吸筋」を鍛えなさい』が青春出版社より刊行されました。
マスクで弱った「呼吸筋」を取り戻す!
呼吸するとき、肺は自らの力で膨らんだり縮んだりしているわけではなく、肺の周りにある筋肉が動くことにより、息を吸って吐く動作が行われています。
この呼吸に必要な筋肉の総称が「呼吸筋」で、横隔膜や肋間筋などが代表的なものです。
呼吸筋は、60歳ころから目立って衰えはじめ、収縮運動を十分に行えなくなります。それと同時に、肺自体の弾力も失われ、空気を出し入れする力はだんだん落ちていきます。
長引くコロナ禍によるマスク生活、外出を控えることによる運動不足で、呼吸筋はますます弱ってしまい、浅くて速い“悪い呼吸”になっている中高年が増えているのです。
こうして空気が十分に入ってこなくなると、臓器の働きや代謝が低下しますし、自律神経が乱れてしまいます。
そこで、呼吸筋の大切さと、年配でも無理なく日常の中で行える呼吸筋の鍛え方を『長生きしたければ「呼吸筋」を鍛えなさい』では紹介します。
基本的なエクササイズはたったの7つ。これらを毎日の習慣に取り入れるだけで、呼吸筋はやわらかさを取り戻し、呼吸機能が向上して、必要な空気を十分取り入れることができるようになります。
本書の構成
著者プロフィール
著者の本間生夫(ほんま・いくお)さんは、1948年生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医学博士。
1986年より昭和大学医学部第二生理学教室教授、2013年より東京有明医療大学副学長、2017年より東京有明医療大学学長を務める。専門は呼吸神経生理学。日本生理学会常任幹事、日本生理学会副会長、日本体力医学会理事、厚生省特定疾患調査研究評価委員長、文部科学省大学設置・学校法人審議会専門委員、日本学術会議連携会員、文部科学省教科用図書検定調査審議会第八部会会長、文部科学省教科用図書検定調査審議会会長等を歴任。現在は昭和大学名誉教授、東京有明医療大学名誉教授・理事、日本情動学会理事長、NPO「安らぎ呼吸プロジェクト」理事長を務める。
長生きしたければ「呼吸筋」を鍛えなさい (青春新書プレイブックス) 本間生夫 (著) マスクで弱った「呼吸筋」を取り戻す! |
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