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『不安に負けない気持ちの整理術 ハンディ版』和田秀樹さんが一番伝えたいこと――不安をエネルギーに変える心の処方箋

和田秀樹さん著『不安に負けない気持ちの整理術 ハンディ版』

和田秀樹さん著『不安に負けない気持ちの整理術 ハンディ版』

和田秀樹さん著『不安に負けない気持ちの整理術 ハンディ版』が、ディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行されました。

 

ベストセラー著者・和田秀樹さんが解説する、コロナ禍でも「不安を受け入れ、行動的になれる」視点とは?

『感情的にならない気持ちの整理術』などのベストセラー著書をあらわす精神科医・和田秀樹さんによる新刊『不安に負けない気持ちの整理術』のハンディ版が発売されました。

 
本書では、和田秀樹さんが「日本人に最もあった心理療法」として、様々な著書で伝え続ける”森田療法”を取り入れた、「不安」を乗り越えるための具体的で行動的な方法を解説しています。

 
森田療法では、「不安をなくしたいと考えていると、不安は余計に増幅する」という考え方を基にしています。ここから、不安感情をコントロールするのではなく、不安感情に対する態度や行動に注目して、それを治すというアプローチを取ることが特徴です。

 
今回のハンディ版では、今年の新型コロナウイルス流行を踏まえ、さらに内容をアップデート。社会レベルで漠然と「コロナ不安」が増大する中、それを受け入れ、建設的なパワーに変える考え方を紹介します。

 

不安との「付き合い方」を3ステップで紹介!

はじめに、

◎不安は生きる力になる
◎不安は無知から生まれる
◎不安に引きずられると間違った判断をしてしまう

…などの、「不安と向き合う」ための10のポイントを解説。

 
続く第2部では、「ではどうすれば不安に引きずられずに生きることができるのか?」という問いの答えとなる14のヒントを紹介します。

 
【例えば?】

◎起こりうる結果を予測してみる
◎確率で考えてみる
◎1つのやり方にこだわらない
◎テレビと距離をとる

第3部では、こうしたポイントを踏まえて、「平常心で生きる」ための10の行動や態度を提案します。

 
【例えば?】
◎変えられないことは受け入れる
◎小さな不安を放っておかない
◎孤独な時間を楽しむ

このように、不安を消すことはできなくても、上手く付き合うことでエネルギーに変える方法をステップごとに伝授しています。

手軽に実践できる方法がたくさん紹介されているので、自分に合ったものから、今日すぐ実践できます。

昨今の「コロナ不安」という漠然とした不安に悩まされる方にも、ぜひ読んで欲しい一冊です。

 

本書の構成

はじめに

1.不安と向き合うための10の基本

2.不安に引きずられない14の方法

3.平常心で生きる10の方法

付録 不安を力に変えるちょっとした習慣

おわりに

 

著者プロフィール

著者の和田秀樹(わだ・ひでき)さんは、1960年大阪市生まれ。1985年東京大学医学部卒業。東京大学医学部付属病院精神神経科、老人科、神経内科にて研修、国立水戸病院神経内科および救命救急センターレジデント、東京大学医学部付属病院精神神経科助手、アメリカ、カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師、和田秀樹こころと体のクリニック(アンチエイジングとエグゼクティブカウンセリングに特化したクリニック)院長。

1987年『受験は要領』がベストセラーになって以来、大学受験の世界のオーソリティとしても知られる。

著書に『感情的にならない気持ちの整理術』『50歳からの勉強法』『医学部の大罪』『脳科学より心理学』『悩み方の作法』『40歳からの記憶術』『一生ボケない脳をつくる77の習慣』(以上、ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『テレビの大罪』(新潮新書)、『感情的にならない本』(新講社ワイド新書)、『受験は要領』(PHP文庫)など多数。

 

不安に負けない気持ちの整理術 ハンディ版
和田 秀樹 (著)

◎不安にもコツがあります!
「毎日、イヤなニュースばかり…」
「暗い気分になることが多くて…」
「不安な気持ちを消してしまいたい…」

不安になってしまうのは誰にでもあることです。
大切なのは、不安にならないことではなく、不安に振り回されないこと。
そして、できないことに注目するのではなく、できることを見つけて、行動的に生きること。
そのヒントが得られる1冊です。

◎今こそ知っておきたい、日本人にあった「心の健康法」
世の中には「不安をなくす」という本があふれています。
しかし、残念ながら不安感情を完全になくすことはできません。
でも、不安に振り回されない生き方を選ぶことはできます。
それが「不安を受け入れ、不安とともに生きる」という考え方です。

こうした考え方を提唱したのが、精神科医の森田正馬です。
森田が創設した森田療法では「不安をなくしたいと考えていると、不安は余計に増幅する」とし、
不安をなくすのではなく、不安感情に対する態度や行動に注目するというアプローチをとります。
「あるがまま」の自分を大切にして「今できること」をする――。
その結果、苦しみから脱出することができるのです。

◎不安に振り回されず、毎日を行動的に生きるには
本書は精神科医・和田秀樹さんが、長年多数の著書で紹介してきた森田療法の考え方をベースにした
「日本人にあった心の健康法」をわかりやすく実践しやすい図解版として1冊にまとめたものです。

「不安と向き合う基本」から「不安に引きずられないコツ」「平常心で生きるコツ」「不安を力に変える習慣」まで、「不安とともに生きる考え方」がわかります。

手軽に実践できる方法がたくさん紹介されているので、自分に合ったものから、今日すぐ実践できます。
まずは少しだけ読んでみてください。
不安を建設的なパワーに変える。きっかけが見つかるはずです。

 


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