『不調を解消したいなら、まず足を整えなさい』気になる慢性不調――頼りになるのは薬ではなく「足裏」! 「足健整体」で悩みを解決!
フットケアの第一人者、笠原巖さん著『不調を解消したいなら、まず足を整えなさい』がGakkenより刊行されました。
関節も自律神経系も、不調がある人は「足裏」をチェック!
頭痛や肩こり、腰や膝に痛みを感じたら、整形外科で鎮痛剤?
気分が落ち込んだり、やる気が出ないときは心療内科で抗うつ剤?
とかく薬に頼りがちな現代人ですが、それでは根本的な解決にならないと、警鐘を鳴らすのがフットケアの第一人者として知られる笠原整骨院・笠原巖院長。
笠原院長いわく「不調の原因の多くは足裏の異常にある」からです。
人は足裏でしっかり地面を踏みしめることで体勢を維持していますが、足裏に異常があると重心がぐらつき、バランスをとろうとして体が歪んでいきます。この歪みが、関節や骨、筋肉の偏った負担となり、痛みや不調を生むのです。
本書は、現代人の悩める「不調」の原因を足裏との関係において徹底解明し、足裏を正して体のバランスを整えるセルフケアの極意を紹介していきます。
「足裏」の異常とは、どんな状態のこと? 3つの足裏異常に対応する3つの「足健体操」とテーピング!
笠原院長があげる「足裏」の異常は次の3症状です。
●足指が上に反って地面につかない「浮き指」。
●足の親指が小指側に曲がってしまう「外反母趾」。
●土踏まずが潰れて、足の裏が平らになった「扁平足」。
延べ20万人もの足を診て治療してきた著者によると、不調のある人の8~9割はこの「異常」があるといいます。これらを正して足裏を整えるのが笠原式「足健整体」。
基本は「足指」「足の甲」「足裏」のそれぞれにフォーカスした3つの運動だけ。
これに「足裏バランステーピング」をプラスすることで、整体効果を上げていきます。
テーピングは最初は面倒に感じるかもしれませんが、貼り終えたあとの快感をぜひ一度、味わってみてください。体のぐらつきがなくなり、地面を踏みしめて立つ感覚を瞬時に実感できるはずです。
40歳をすぎたら「足ヘバーデン」にも要注意!
笠原院長が足裏の異常に関連して、もうひとつ注意を促しているのが「足ヘバーデン」。
40歳を過ぎたころから関節に変形が見られる「ヘバーデン結節」は、手指に出る症状と思われがちですが、実は足に出ることも少なくありません。外反母趾と見分けがつきにくいこともあり、見逃してしまうケースも多いのです。
「ヘバーデン結節」そのものはテーピングによって進行を抑え、症状を軽減することができます。「足ヘバーデン」にも「足裏バランステーピング」の効果が期待できるのです。
「足健整体」とテーピングを覚えたら、日々の生活もチェック!
「足健整体」に通じる暮らしのコツ、整体の効果をあげる生活術(正しい姿勢や歩き方、靴の選び方など)も多数紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
著者プロフィール
著者:笠原巖(かさはら・いわお)さんは、外反母趾や浮き指、へバーデン結節の研究家。カサハラフットケア整体院院長。柔道整復師。
足の不具合とカラダ全体の不調の関係を、約50年間、約20万人の診察で発見。「足から未病改善」を提唱。著書は『あなたの指先変形していませんか』(自由国民社)など累計215万部超。テレビや講演会などの健康・ダイエット指導でも活躍。
不調を解消したいなら、まず足を整えなさい 笠原巖 (著) 足は体の土台。それが不安定だと地震の揺れが伝わるように、腰や肩、背骨、自律神経全身の慢性不調につながってしまう。 |
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