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『女はいつも、どっかが痛い』1%しかいないといわれる独立系ベテラン女性鍼灸師だから話せる、がんばらなくても自律神経を整えられる生き方のヒント

やまざきあつこさん著『女はいつも、どっかが痛い がんばらなくてもラクになれる自律神経整えレッスン』(取材・文:鳥居りんこさん)

やまざきあつこさん著『女はいつも、どっかが痛い がんばらなくてもラクになれる自律神経整えレッスン』(取材・文:鳥居りんこさん)

やまざきあつこさん著『女はいつも、どっかが痛い がんばらなくてもラクになれる自律神経整えレッスン』(取材・文:鳥居りんこさん)が小学館より刊行されました。

 

年間で7万人を診てきた鍼灸師やまざきあつこさんが指摘する、痛みや不調を感じやすい女性に共通の“クセ”とは── がんばればがんばるほど “痛みを呼ぶ女”になる?

更年期は、女性ホルモンが減り続けることで自律神経のバランスが崩れていき、様々な症状に悩まされる時期。家族ですら理解しがたい痛みや不調に悩む女性たちが、今日も鍼灸院「鍼灸師やまざきあつこ」のもとを訪れています。

 
“自律神経失調症の女性たちの駆け込み寺”と呼ばれる当院の院長、やまざきあつこさんは、ご自身が「たいていいつも、どっかが痛い」と悩む、自称“不調を感じやすい女”。だから、患者さんが訴える痛みや辛さは、他人事ではありません。

28年間で7万人を診てきたやまざきさんは、最近、あることに気付きました。不調を感じやすい女には、体だけではなく、心の“クセ”も関係しているのでは? そして、まじめで気遣いができる女性ほど、がんばり時と休み時の自分に合ったリズムを見つけられず、苦しんでいるのでは? と。

 
やまざきさんは、そのクセ直しの方法を、著書『女はいつも、どっかが痛い がんばらなくてもラクになれる自律神経整えレッスン』にまとめました。

 

レジの店員さんが不機嫌そうなのも、私のせい?

本書では、実際に施術した患者さんの事例をもとに、以下のレッスンをすすめています。

(1) 気働き上手さんの役割から降りるレッスン
(2) 誰かの不機嫌を背負い込むのをやめるレッスン
(3) 不安に心を乗っ取られないレッスン
(4) 自分ファーストを取り込むレッスン
(5) 1杯の缶ビールで幸せになるレッスン

 
(1)の「気働き上手」さん。「女子会の際に大皿で出てきたサラダを取り分ける係」になっていませんか? ただでさえ仕事、家事全般、家族の送り迎え、親の介護などで抱えているものが多いのに、要らぬ配慮まで抱え込んでしまっているケース。

(2)の「誰かの不機嫌を背負(しょ)い込む」ケース。レジの店員さんの機嫌が悪そうなのも「私が何かやっちまったから?」と責任の所在を自分に求めるのがクセになっていませんか?

(3)の「いつも心が不安に乗っ取られて」いるケース。大丈夫、ちゃんと緊急避難的な対処方法があるんです。

(4)の「自分ファースト<他人ファースト」になっているケース。しかも見返りがないことにぶち切れてしまうケース。これがデフォルトで苦しんでいませんか?

(5)の「1杯の缶ビールで幸せ」になれないケース。そんな意識の低い人生観じゃダメだ!と自分を責めていませんか?

 
ひとつでも「あ、これ私じゃん??」とドキッとすれば、いまがレッスンを始めるチャンスです。
自律神経が整って、あなたを悩ますその痛みが、少しでも和らぎますように。

 

著者プロフィール

著者のやまざきあつこさんは、1963年生まれ。鍼灸師。藤沢市辻堂にある鍼灸院「鍼灸師 やまざきあつこ」院長。開業以来28年間、7万人の治療実績を持つ。

1997年から2000年までテニスFedカップ日本代表チームトレーナー。プロテニスプレーヤー細木祐子選手、沢松奈生子選手、吉田友佳選手、杉山愛選手などのオフィシャルトレーナーとして海外遠征に同行。ほかにプロライフセーバー佐藤文机子選手、プロボディボーダー小池葵選手、S級競輪選手などプロアスリートの治療にも関わる。自律神経失調症の施術には定評がある。

 

女はいつも、どっかが痛い: がんばらなくてもラクになれる自律神経整えレッスン
やまざき あつこ (著), 鳥居 りんこ (著)

女性鍼灸師が教える不調からラクになる方法

女性鍼灸師として28年間7万人をみてきた
著者だからこそ話せる
●がんばらなくても
●不調を飼い慣らし
●気付けばラクになっている
生き方のヒント。

本書は、1%にも満たないとも言われる女性鍼灸師として活動してきた著者と患者のやり取りが元になっています。
“聞き書き”を担当した鳥居りんこさんも、患者のひとり。
「ふらつくような、血が逆流するような、体の中の何かが変」な事態に最初はパニクりましたが、施術中に著者が何気なく口にする言葉――
「症状は辛いけど病気ではないから」
「その思考は毒が溜まる原因かも」
「気働き上手さんの役割から降りてみて」
「誰かの不機嫌は、あなたのせいじゃない」
そして
「女はいつも、どっかが痛いの。分かります、大丈夫!」
――などがきっかけで、痛みを招きがちな自分の心と体の“クセ”に気付き、少しずつラクになっていったのでした。
著者自身が、かつて自律神経のバランスを崩した経験の持ち主。だから私たちの痛みや辛さは他人事ではありません。

「できるだけ薬に頼らずラクになる方法を見つけたい」
――この本は、そう願うあなたのために、生まれました。

 


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