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『人生が変わる塩』毎日食べる“塩”を見直せば健康寿命が延伸する!

冨山悦昌さん著『人生が変わる塩』

冨山悦昌さん著『人生が変わる塩』

冨山悦昌さん著『人生が変わる塩』が幻冬舎メディアコンサルティングより刊行されました。

 

沖縄県石垣市で天然塩を作る“塩のプロ”が「味良し」「健康に良し」を叶える塩の魅力を徹底解説

「塩」は人間にとってなくてはならない存在です。塩が不足し過ぎると体内のミネラルバランスが崩れて病気や最悪の場合死に至ることもあります。

 
塩に含まれるミネラルは身体のなかで作ることができず、また今の科学技術では塩に代わるものを人工的に作り出すことはできません。つまり塩は健康維持に欠かせないうえにほかの食品での代用がきかない唯一無二の食品です。

 
本書の著者は石垣島の海水で独自の塩を製造・販売を行っている、いわば“塩のプロ”です。そんな著者は、現在一般的に販売されている塩のほとんどはカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルがほとんど含まれていない精製塩であり、健康に良い食品とはいえないと言います。

 
そこで本書では、塩が体内でどのような働きをしているのか、ミネラルが不足するとどんなことが起きるのか、どんな塩が健康に良いのかなど、塩に関する知識を網羅的に解説します。

 

本書の構成

はじめに

第1章 消化を助ける、細胞を守る、体の調子を整える生命維持に不可欠な「塩」
・私たちにとって当たり前の存在「塩」とは
・塩は何に使われる?
・塩に関する逸話
・塩がないと人は生きられない
・人間は自然と塩味を求めてしまう
・細胞を守る
・消化・吸収を助け、体の調子を整え、脳に刺激を伝える
・自然塩と精製塩
・さまざまな製塩方法
・工業に使われる塩化ナトリウム

第2章 糖尿病、認知症、うつ病、がん……ミネラル不足の塩が体に及ぼす影響
・ミネラルは体が必要とする栄養素
・生命を生み育んでくれた海。羊水の成分も海水と同じ
・海水の成分
・日本人はミネラル不足
・ミネラルはどんな働きをしているか
・ナトリウムは浸透圧を調節する
・カリウムはナトリウムを排出させる
・塩素もミネラルの一種
・カルシウムが不足すると骨が弱くなる
・マグネシウムは酵素を活性化させる
・リン不足は脱力感をもたらす
・鉄不足は貧血に
・亜鉛が不足すると味が分からなくなる
・銅
・マンガン
・ヨウ素
・セレン
・クロム
・モリブデン
・コバルト
・バナジウム
・糖尿病、認知症、うつ病、がん……ミネラル不足が引き起こす病気
・ミネラルはバランスが大切
・野菜のミネラルも減少?
・白米はミネラルが削られている
・白砂糖も精製してミネラルがなくなっている?
・安価な塩を選択してミネラル不足に陥ってしまった日本
・ミネラルは人類の歴史上、必要不可欠な存在

第3章 健康で長生きできるかどうかは塩次第 “いつもの塩”はミネラル豊富な海水から作られた塩を選択する
・今も影響する過去の塩政策
・92年続くことになる専売制度
・日本の塩を変えたイオン交換膜製塩法
・国会でも「塩を選ぶ権利の剥奪」と疑問の声
・塩の違いに気づかず
・日本塩工業会の塩の分類
・真島真平医学博士の著書に学んだこと
・にがりが体全体を活性化させる
・高齢社会への貢献が第一目標
・命よりも重い健康
・健康寿命を延ばしたい
・石垣島の塩との出会い
・ついに販売を始めた幻の塩
・きれいな海水から作るため安心して使用できる
・塩を選ぶときは、パッケージを見よう
・世界的に認められた塩
・自分で納得した効き目
・80歳を過ぎてもバリバリ働く
・自然塩の誕生秘話
・元の塩を取り戻そう~自分の身を守り、塩についての知識を社会に広めよう

第4章 毎日の食生活で効果的に塩を取り入れれば、健康長寿は叶えられる
・塩を摂り過ぎたらいけないの?
・減塩運動で高血圧は減っている?
・減塩に健康効果はない
・「常識」は変わり得る
・個別化医療に期待
・塩のミネラルは吸収されやすい?
・毎日の食生活に塩を取り入れよう
・塩コーヒー
・塩プリン
・推薦の言葉

おわりに

参考文献・参考ウェブサイトリスト

 

著者プロフィール

著者の冨山悦昌(とみやま・よしまさ)さんは、1941年生まれ、大阪府出身。1959年、高等学校卒業と同時に商事会社で働き始め、1963年に防災事業の会社を設立。市議会議長などを務め、1998年には社会福祉法人を設立し、老人ホームを開設。その後2001年に日本薬泉株式会社を設立し、冬虫夏草やアイモダインを中心としたサプリメント等の健康食品の共同開発を大阪大学名誉教授である柳田祥三さんと開始する。

2011年に「南の島の星塩」の原点である石垣島の塩に出会い、塩が人の健康にとって重要な役割をもつことを知り、塩の製造に取り組み始める。

 

人生が変わる塩
冨山 悦昌 (著)

 


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