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『お金の悩みは4マスで考える』“オタクFP”が教える、お金と人生の最適解!

山崎俊輔さん著『お金の悩みは4マスで考える』

山崎俊輔さん著『お金の悩みは4マスで考える』

山崎俊輔さん著『お金の悩みは4マスで考える』がディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行されました。

 

人生×お金の最適解を導くには?

このところ、円安や物価高、経済成長の停滞などが原因となり、お金にまつわる不安が大きくなっています。老後2000万円問題などもあり、「将来に向けてお金を貯めなければ」と思う人は増えているでしょう。一方で、岸田政権は「貯蓄から投資へ」の大綱を発表し、「お金を増やすこと」への興味関心も高まっています。

 
しかし、「お金を貯める」こと、「お金を増やす」ことはもちろん大事ですが、そのためにすべての楽しみを捨ててとにかく節制するのはつまらないものです。最近話題の「推し活」も、それが自分の幸福につながっているのであれば、大切なお金の使い方といえます。

 
ひとりひとりにそれぞれの人生があり、同じ人生はひとつとしてありません。そのため、お金の問題もひとりひとり違います。
お金をかけたいもの・お金がかかるものが多い現代で大切なのは、自分の価値観を整理し、立ち位置を確認し、「自分ならどうするか」を考えて行動することです。

 

お金の悩みを2×2の4マス図で「見える化」

本書では自分の価値観を整理し、立ち位置を確認し、どうするかを考えるために、図を活用します。
それは、2×2の4マス図です。
タテ軸とヨコ軸で作る図をマトリックス図といいますが、この図でお金の問題を図解し、解き明かしていきます。

例えば、
◎家事のアウトソース、高額家電の購入はアリか?
◎投資は100万円から始める?100円から始める?
◎支出のムダはどのように削るべきか
◎子供の学費準備はいつから始めるか
など、人生におけるあらゆるお金の悩みについて、この4マスを用いて解決していきます。

 
この4マスの図のメリットの一つは、「避けるべき選択肢」「不合理な行動」がシンプルに見えてくること。4つのマス目には、たいていの場合、一つか二つは得ではないことがあります。それがわかれば、賢くない行動、損する選択は避けられます。
また、「どこを目指して自分を変えていけばいいかわかる」こともメリットです。

 

「オタクFP」が教えるお金の悩みの解決法

著者の山崎俊輔さんは、20年以上活動しているファイナンシャルプランナー(FP)です。定拠出年金とリタイアメントプランを専門とする一方で、若い世代のためのマネーリテラシー向上や投資教育にも注力しています。日本経済新聞電子版や、マネー現代などの媒体で記事を執筆したり、講演をおこなったりしています。

 
しかし山崎さんは、ゲーム、アニメ、マンガ好きであり、コミックの蔵書は5000冊以上、コミックレビューのコラム連載ももっていたことがあるほどの「オタク」でもあります。娘も2人いて、家族を大事にしている父親でもあります。
山崎さんご本人が、まさにバランスよくお金を使って「楽しみ」も手に入れています。
だからこそ、人生におけるあらゆるお金の悩みにアドバイスすることができます。

 
本書で、「自分らしいお金の増やし方」、「自分の人生とお金の最適解」を見つけてください。

 

本書の構成

はじめに

Chapter01 お金とココロの問題を解決したい
「給料日前日に残りを貯金!」だとなぜうまくいかないのか/支出のムダはどのように削ればいいのか/趣味にどれくらいお金を使ってもいいのか/家事のアウトソース、高額家電の購入はアリか/投資は100万円から始める?それとも100円から始める? など

Chapter02 人生の決断を迫られたときに
転職したほうがいいか今の会社にとどまるか/マネープランとしての子どもをいつ産むか問題/妊活するかどうか お金と人生の面から考える/おひとりさまでいるか どのように暮らしていくか/婚活するなら友人の紹介か マッチングアプリの利用か/賃貸のままか、持ち家か 永遠の難問に答えはあるか など

Chapter03 未来に向けて備えておきたいこと
物価はもっと上がる? 自分の生活はどうする?/車はあえて買わない選択も。シェア時代の節約を考える/副業すべきか 本業に集中するべきか/子どもの学費準備問題 いつから始めるべきか/親の介護が必要になったとき仕事を辞めるべきか/共働き正社員か、パートか 悩んだら考えておきたいこと など

Chapter04 理解しておきたい法律や制度
「お金がないけど借金で今買う」はなぜ、どのくらい損をするのか/メリットが多いのは現金かキャッシュレス決済か/巷にあふれるポイントやクーポン 何がお得で、どう利用すべきか/ふるさと納税をするとき考えておくべきポイント/iDeCoとNISA始めるならどっちが先か/日本の年金制度は本当に破たんしないのか など

おわりに

 

著者プロフィール

著者の山崎俊輔(やまさき・しゅんすけ)さんは、1972年生まれ。フィナンシャル・ウィズダム代表。ファイナンシャルプランナー(FP)、消費生活アドバイザー。

1995年中央大学法学部法律学科卒業後、企業年金研究所、FP総研を経て独立。わかりやすく読みやすいお金のコラムが人気で、Yahoo!ニュース、日本経済新聞電子版、マネー現代、プレジデントオンラインなど、月20本以上の連載、年40回以上の講演を抱える人気FPのひとり。

コミックレビューのコラムも連載しているほどのゲーム、アニメ、マンガ好きであり、自称・オタクFP。コミックの蔵書は5000冊以上。仕事をしつつ家事育児も半分担当し、効率化をつねに模索するライフハック好き。

著書に『普通の会社員でもできる日本版FIRE超入門』(ディスカヴァー・トゥエンティワンー)、『読んだら必ず「もっと早く教えてくれよ」と叫ぶお金の増やし方』(日経BP)、『共働き夫婦 お金の教科書』(プレジデント社)、『マネーハック大全』(フォレスト出版)など多数。

 

お金の悩みは4マスで考える
山崎 俊輔 (著)

日経新聞電子版やマネー現代など執筆多数の人気ファイナンシャルプランナー(FP)であり、ゲーム・アニメ・マンガ好きの「オタクFP」でもある著者がわかりやすく伝授!
「自分らしいお金の増やし方」とマネーリテラシーの基本がこの1冊で身につく!

◎こんなお金のお悩みありませんか?
「物価上昇で、生活費はどうする?」
「推し活はしたいけど、節約もしなきゃ」
「賃貸のままでいく? 家を買うべき?」

◎ひとりひとり違う「お金の問題」を「見える化」して最適解を見つける!
本書では、自分の価値観を整理し、立ち位置を確認し、どうするかを考えるために2×2の4マス図を活用して「見える化」します。

ビジネスプロセスにおいてもよく、「見える化が大事」と言われます。
これは個人のお金の悩み・問題でも同じこと。

2×2の軸がいいのは、究極的にシンプルでありながら、4つの選択肢の違いがわかり、検討できることにあります。
また、実際に行動を移す意義が明確になり、意欲もわいてきます。

4マスで考えることによって、お金の悩みが解決の方向へ一歩動き出すはずです。

 


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