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『ほっこり 心身をすこやかに整える55の小さなレッスン』なかなか疲れやストレスが抜けない、前向きになれない…元気になるには「ほっこり」するだけでいい!

伊藤裕さん著『ほっこり 心身をすこやかに整える55の小さなレッスン』

伊藤裕さん著『ほっこり 心身をすこやかに整える55の小さなレッスン』

伊藤裕さん著『ほっこり 心身をすこやかに整える55の小さなレッスン』がクロスメディア・パブリッシングより刊行されました。本書は、ホルモン研究・長寿研究の権威である医学博士の伊藤裕さんが研究から導き出した、落ち込んでも、なんだかだるくても、みるみる元気になれるシンプルな55のレッスンをまとめた一冊です。

 

なんとなく閉塞感や圧迫感を感じていませんか?

最近、なんとなく元気がない、体が重だるい、どうも気分が上がらない……
そんな悩みはありませんか?

 
人生はしんどいことがたくさん。

・仕事が忙しすぎる
・私生活も上手くいかない
・私はこんなに大変なのに、SNSで他の人は幸せそう…

落ち込んで、元気が出ないときでも、
実は、わたしたちの体は、たえず「よくなろう」「元気になろう」としています。

 
だから私たちは、ちょっと心を休めて、自分で気持ちいいな、と感じることをするだけでいい。
「ほっこり」するだけで、元気になれるのです。

 

なぜ「ほっこり」が体にいいの?

本書が紹介する、元気がないときパワーがよみがえってくる、とっておきの方法は、あなたが「気持ちいい」「ほっこりする」と感じることをすること。
私たちは、体に良いことをしているとき、「快感」を感じる(ほっこりする)ようになっています。

 
「ほっこり」するそんな瞬間、わたしたちの体の中では、アドレナリン、セロトニン、オキシトシンなどのホルモンが分泌され、脳が多幸感を感じ、健康・長寿、疲労回復、若々しさ、免疫力UPにつながるポジティブなエネルギーがあふれ出しているのです。

 
実は、「ほっこり」こそが、医学的にも、人間にとっても、大切な身体と心の状態であり、幸せの源泉なのです。

 

誰でも簡単にできる55の「ほっ活」

本書には、すぐにできる、楽しく幸せな気持ちになる55の「ほっこり」を感じる活動(ほっ活)を集めています。

あなたが「ほっこり」する、と感じる小さな行動を積み重ねることで、常に「ほっこり」した状態を保てる状態になるでしょう。

 
なんだか元気が出なくて、なにかをする気になれない、という人は、ぱらぱらとめくって、イラストをぼーっとながめるだけでも大丈夫です。

体の声を聴き、心地よいと感じることに心をゆだねてみてください。

 

本書の目次(一部抜粋)

「ほっこり」とは何か――実は、医学的にも最高の状態

ステップ1 頭を空っぽにする
無心になって、お疲れ気味の脳を休めましょう
ほっ活1卵の殻をつるんとむく
ほっ活2 サラサラ流れる砂時計を見る
ほっ活3 洗濯機が回っているのをながめる
ほっ活4 ろうそくの炎を見つめる
ほっ活5 プチプチシートをたくさんつぶす ほか

ステップ2 五感を取り戻す
体の感覚に素直に意識を向けてみましょう
ほっ活13 ゆっくり入浴し、「フーっ」と深呼吸してみる
ほっ活14 温かい飲み物をゆっくり味わう
ほっ活15 蒸しタオルを顔に当てる
ほっ活16 お腹をうんとすかせてからご飯を食べる
ほっ活17 体を動かして、疲れてみる ほか

ステップ3「非日常」を味わい、心を解き放つ
ワクワクドキドキして、小さな成功体験をしてみましょう
ほっ活25 行ったことのない銭湯に行ってみる
ほっ活26 ハンモック、ブランコなどに揺られてみる
ほっ活27 いつも通らない道を通ってみる
ほっ活28 観覧車に乗ってみる
ほっ活29 カフェで隣のテーブルの雑談を聴く ほか

ステップ4 自然の中に溶け込む
自然に包まれ、「ほっこり」の奥深い世界を感じましょう
ほっ活37 雨の音を聴く
ほっ活38 鳥のさえずりを聴く、虫の音を聴く
ほっ活39 風に吹かれてみる
ほっ活40 森林を歩く
ほっ活41 川のせせらぎを聴く  ほか

ステップ5 「つながり」を感じる
いとおしむ気持ちがサステナブルな幸福感をもたらします
ほっ活47 ペット、小動物をかわいがる
ほっ活48 握手をする、人の肌に触れる
ほっ活49「ありがとう」と心で思う
ほっ活50 種を撒いて、芽をめでる
ほっ活51 大きなぬいぐるみを抱きしめてみる  ほか

 

著者プロフィール

著者の伊藤裕(いとう・ひろし)さんは、京都市出身。慶應義塾大学医学部教授。医学博士。

1983年京都大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科博士課程修了。米国ハーバード大学、スタンフォード大学医学部にて博士研究員。京都大学医学部助教授を経て2006年から現職。慶應義塾大学病院糖尿病先制医療センター長。専門は内分泌学、高血圧、糖尿病、抗加齢医学。世界で初めて「メタボリックドミノ」を提唱した。

著書に『なんでもホルモン』(朝日新書)、『ココロとカラダを元気にする ホルモンのちから』(高橋書店)、『いい肥満、悪い肥満』(祥伝社新書)など。

 

 


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