『迷ったら、自分を好きでいられるほうを選べばいい』“孤独”と“ひとり”は違うんだ――No.1キャリアコーチが贈る、心の重りを軽くするヒント
馬場啓介さん著『迷ったら、自分を好きでいられるほうを選べばいい ~No.1キャリアコーチが贈る 心の重りを軽くするヒント~』があさ出版より刊行されました。
自分の羅針盤を信じて進むあなたへの50のメッセージ
”
近年、社会が急激に変化し、世間が正解を失い、無難のない、半歩先の未来も予測しにくい時代に突入しました。
これからは、「自分の正解」を信じて生きていくか、「誰かの正解」に依存して生きていくかの二択になったと言えます。
「自分の正解」を信じるためには「自分と向き合う」ことが大切です。
本書は、「自分と向き合う」ことに苦手意識がある方、これまであまりしてこなかった方が、向き合うことを難しくする「思い込み」や「盲点」、自分との対話を楽にするポイントを知り、自分と仲良く、ご機嫌でいられる時間が増やせるようになるための一冊です。
自分と向き合うことを難しくする「思い込み」や「盲点」を知る
「自分と向き合うポイント」をいくつか知っていると、自分との対話は、とても楽しく、楽になります。
自分との対話が楽しくなると、無駄に自分を責めたり、嫌ったりする時間も減り、自分と仲良く、“孤独”を感じず、ご機嫌でいられる時間が増えます。
(※以下本書から抜粋要約)
◆私は自己肯定感が低いから
そもそも、自己をわざわざ自分で高く肯定する必要などありません。
自己肯定感が低いことが問題なだけです。
自己肯定感が低くない人は、自分の心配ばかりではなく、大切な人の心配もできている人です。
自分の心配ばかりしている暇もない人です。
人への関心や関わりの弱さが生み出す「暇」が、自己肯定感を下げる要因とも言えます。
自己肯定感を高めたければ、周りに目を向け、「誰かのための視点」を持ってみる。
これまで自分を応援してくれた人、今、支えてくれている人、そんな自分の周りの人の「思い」に感謝してみる。すると、自己肯定感は自然と高まってくるものです。
◆難しい相手とうまくやる秘訣は?
気難しい人、要領よく逃げる人、すぐ感情的になる人。
「難しい」と感じるそんな人が気を遣わせ、誰かのパフォーマンスを下げています。
ただ、そんな人を責めてはいけないし、変えようとしてもいけません。
その人たちは、そんな自分でいることで「守っているもの」があります。
では、どのように関わるべきなのか。
そんな人が「守っていること」はさまざまですが、「求めていること」は同じです。
誰だって、自分の存在が相手にとって必要な存在だと認められたいのです。
だから、まず自分が相手を認めること。
どんなに認めたくない人でも、関わらなければならない人であれば、良いところ、共感できるところを探しだし、先に認めてみてください。
◆友達ができなくて
SNSなどで人とつながりやすくなった半面、孤独を感じやすくなった現代社会。
どういう関係性になれば「友達」と呼べるのかも、定義は非常に曖昧です。
友達は、幻。
人はひとりじゃないと思いたいので「友達」という存在を求めますが、自分が友達だと思っていても、相手がどう思っているのかはわかりません。
では、孤独にならないためには、どうすればいいのか。
「仲間」をつくることです。
「仲間」とは、同じ目的地に向かっている人のこと。
同じ目標に向かう仲間とは、無駄に仲良くなる必要もありません。
ほどよい距離感で、自然と必要な会話が生まれ、お互いのことを知り、励まし合える仲になれます。
友達がいないと思っている人も、「友達」と「仲間」の定義を分けて考えると、気持ちが楽になり、孤独を感じずに生活が送りやすくなるはずです。
本書の構成
第1章 「自分」のあり方を考える
第2章 「人間関係」を美しくする
第3章 「人生」を軽やかに歩く
第4章 「仕事」と向き合う
著者プロフィール
著者の馬場啓介(ばば・けいすけ)さんは、1980年生まれ。鹿児島出身。法政大学法学部卒業。トラストコーチングスクール代表/マザーズコーチングスクール代表。
米国留学後、外資系人材サービス会社を経て株式会社コーチ・エィ入社。トップトレーナーとして国際コーチ連盟の試験官も務める。2009年トラストコーチングを設立。経済産業省や大手企業の人材育成担当を務める傍ら、「誰もがコミュニケーションを学ぶ文化を創る」をミッションに、国内外に累計約5000名の認定コーチを育成している。また、コーチングを取り入れたコミュニケーションプログラムを導入しての幼児教育も手がけ、各地の教育委員会の後援を受け、「いじめ」や「孤独」などをテーマにした講演などで、コミュニケーションの重要性を伝える活動に力を入れている。
著書に『「キングダム」で学ぶ最強のコミュニケーション力』(集英社インターナショナル)、『鏡の中のぼく』(キングベアー出版)など。
迷ったら、自分を好きでいられるほうを選べばいい~No.1キャリアコーチが贈る 心の重りを軽くするヒント 馬場 啓介 (著) 人の心は、たったひとつの言葉・気づきで大きな変化を遂げます。 |
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