『脳が毎日元気になる!音読1日1分』昭和の教科書を音読することで認知症とうつが予防できる!
加藤俊徳さん・出口汪さん監修『脳が毎日元気になる!音読1日1分』が新星出版社より刊行されました。
教科書の名作で脳が若返る!
音読は高齢者の方にとって認知症予防になります。
また、声を出すことで運動系が活性化して言葉が出やすくなります。
1960年代にアメリカの精神科医、ロバート・バトラーさんが提唱した心理療法「回想法」でも、昔なつかしい物に触れることで脳が活性化し、認知症の進行予防につながるとされています。
高齢者だけでなく、職場や家庭での責任が増え、知らず知らずのうちに受け身の生活となりストレスが溜まっている現役世代にとってうつ病予防にもなります。
でも音読しろといっても、いったい何を読んだらいいの?
そんな疑問を持つ方におススメなのが本書です。
本書では70代から50代の方が小学生や中学生だった時期、昭和の国語の教科書に掲載されていた作品を音読用に多数集めています。
「懐かしい!これ昔読んだことがある。」「このフレーズってこの作品のものだったんだ……。」「本読みの宿題で、お母さんに褒められたなぁ。」
実際に音読してみると、そんな風に小学生や中学生時代の記憶がよみがえるかもしれません。
ちょっと忘れ物が多くなってきたことを感じている方、健康に自信がなくなってきた方、懐かしい言葉や物語に触れたい方は本書で身体と気持ちの若返りを目指しましょう。
本書の構成
序章 歌える音読で練習
どこかで春が/椰子の実
1章 古典のリズムを楽しもう
枕草子/徒然草/平家物語 ほか
2章 日本語のリズムを味わおう
山のあなた/月夜の浜辺/レモン哀歌 ほか
3章 短歌と俳句の世界
正岡子規名歌・名句選/小林一茶名句選 ほか
4章 長い文章のリズムに乗って
耳無し芳一/走れメロス/ごん狐/山椒大夫 ほか
監修者プロフィール
■加藤俊徳(かとう・としのり)さん
脳内科医、医学博士。加藤プラチナクリニック院長。株式会社「脳の学校」代表。昭和大学客員教授。発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家。脳番地トレーニングの提唱者。小児から超高齢者まで1万人以上を診断・治療。
14歳のときに「脳を鍛える方法」を知るために医学部への進学を決意。1991 年、現在、世界700 カ所以上の施設で使われる脳活動計測「fNIRS(エフニルス)」法を発見。1995年から2001年まで米ミネソタ大学放射線科でアルツハイマー病やMRI脳画像の研究に従事。ADHD、コミュニケーション障害など発達障害と関係する「海馬回旋遅滞症」を発見。帰国後、慶應義塾大学、東京大学などで脳研究に従事し、「脳の学校」(https://www.nonogakko.com/) を創業。現在、「加藤プラチナクリニック」を開設し、独自開発した加藤式MRI 脳画像診断法を用いて、薬だけに頼らない脳トレ処方を行う。
著書には、『アタマがみるみるシャープになる! 脳の強化書』(あさ出版)、『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き「選ばれた才能」を120%活かす方法』(ダイヤモンド社)、『頭がよくなる!寝るまえ1分おんどく366日』(西東社)など多数。
■出口汪(でぐち・ひろし)さん
関西学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。広島女学院大学客員教授、論理文章能力検定評議員、出版社「水王舎」代表取締役。YouTube予備校「ただよび」顧問。
YouTuberとしても「出口汪の学びチャンネル」を開設。現代文講師として、予備校の大教室が満員となり、受験参考書がベストセラーになるほど圧倒的な支持を得ている。また「論理力」を養成する画期的なプログラム「論理エンジン」を開発、多くの学校に採用されている。
著書に『出口のシステム現代文』『子どもの頭がグンと良くなる!国語の力』(水王舎)、『出口汪の新日本語トレーニング』(小学館)、『出口汪の「日本の名作」が面白いほどわかる』(講談社)、『源氏物語が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)、『本当は怖い日本のことわざ』(宝島社)など多数。
音読 加藤 俊徳 (監修), 出口 汪 (監修) |
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