『長生き地獄』資産尽き、狂ったマネープランへの処方箋
森永卓郎さん著『長生き地獄 資産尽き、狂ったマネープランへの処方箋』(角川新書)がKADOKAWAより刊行されました。
夫婦2人の公的年金「月額13万円」時代――長生き地獄を避けるには?
「人生100年時代」と言われる昨今。しかし、高齢者の生活を支えてきた公的年金が、今後ずるずると減り続けていきます。今から30年後には平均的サラリーマン世帯だった夫婦2人の年金が、月額13万円まで減る時代が到来します。
そのとき何も対策を取らずにずるずると家計の赤字を続けていたら、確実に生活は破綻します。
年金減に対処するための方法は、貯蓄を持っておくこと、そして、収入を増やすことです。働き続けたり、投資で収益を稼いだりすることになりますが、高齢期に月額13万円の勤労収入を得るのは非常に大変です。
しかも、働けば税金も社会保険料も増えてしまいます。投資で毎月13万円を稼ぐのはもっと大変です。
こうした「長生き地獄」を避けるために、私たちは、具体的にどう行動すればよいのか。その対策を提示します。
本書の構成
はじめに 長生きすることは幸せか
第1章 年金はどうなるか
第2章 年金月額13万円時代への対処法
第3章 年金13万円時代に備える3つのライフスタイル
第4章 自産自消の一人社会実験
おわりに
著者プロフィール
著者の森永卓郎(もりなが・たくろう)さんは、1957年7月12日生まれ。東京都出身。経済アナリスト、獨協大学経済学部教授。
東京大学経済学部卒業。日本専売公社、経済企画庁、UFJ総合研究所などを経て現職。
主な著書に『なぜ日本経済は後手に回るのか』『なぜ日本だけが成長できないのか』『親子ゼニ問答』(森永康平さんとの共著/角川新書)、『相続地獄 残った家族が困らない終活入門』(光文社新書)、『年収200万円でもたのしく暮らせます』(PHPビジネス新書)、『グローバル資本主義の終わりとガンディーの経済学』(インターナショナル新書)など。『年収300万円時代を生き抜く経済学』(光文社)では、“年収300万円時代”の到来をいち早く予測した。
執筆のほか、テレビやラジオ、雑誌、講演などでも活躍中。50年間集めてきたコレクションを展示するB宝館が話題に(所在地:埼玉県所沢市けやき台2-32-5)。
★B宝館オフィシャルサイト:http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~morinaga/
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