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『最強脳――『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業』灘中学・高校の現役校長、開成中学・高校の前校長も納得!記憶力や発想力、そして成績を上げる「脳力強化バイブル」

アンデシュ・ハンセンさん著『最強脳――『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業』(訳:久山葉子さん)

アンデシュ・ハンセンさん著『最強脳――『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業』(訳:久山葉子さん)

スウェーデンでベストセラーとなったアンデシュ・ハンセンさん著『最強脳――『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業』(訳:久山葉子さん)が、新潮社より刊行されました。

本書は日本でも55万部を超えるベストセラーとなった『スマホ脳』の著者が、成績を上げるには、集中力を上げるには、発想力を豊かにするには、どうすればよいのか、脳科学的エビデンスと共に、具体的にまとめた一冊、「親子で読める脳力強化バイブル」です。

 

2021年上半期新書三冠&50万部突破、ベストセラー著者の最新刊!

『スマホ脳』刊行後、著者のもとには、子供を持つ親や実際に教育現場で子供たちに向き合う教師たちから、スマホ脱却法以上に、「子供の脳を伸ばす、鍛えるには具体的にはどうしたらよいのでしょうか?」という相談が多く寄せられました。そうしたリクエストに応える形で、書き上げたのが本書です。

 
本書が訴えていることはシンプルです。
「運動が脳を強くする」ということです。

 
運動の副次的な効果として、「成績が上がる/気分が上がる/集中力が上がる/記憶力がよくなる/発想力が上がる/ゲームがうまくなる/スマホに頼らなくなる」といったことが得られると著者は語ります。本書では、その理由と実践方法を親御さんはもちろん、ティーンにもわかりやすく、実用的に紹介します。

 
コロナ禍もあり、子供や若者の運動不足とスクリーンタイム(デジタル機器に接する時間)の増加、急増するメンタルヘルスの問題が深刻なスウェーデンでは、すでに著者が提唱するメソッドが多くの学校で採り入れられているそうです。

 
<学校関係者からも熱い感想が!>

◎和田孫博さん(灘中学・高等学校校長)
「文と武は分かちがたい。本校でも奨励していることが、わかりやすく、説得力を持って説明されている」

◎柳沢幸雄さん(北鎌倉女子学園校長、開成中学・高校前校長)
「知性の発達と運動、芸術活動には相関性がある。長年、教育に携わってきたものとして本書には納得させられた」

<『最強脳』「日本の読者の皆さんへ」より>

『スマホ脳』(新潮新書)が日本語で刊行されてから、日本のメディアの取材を数多く受けました。その中で様々な質問をされましたが、つきつめれば「これからどうすればいいのでしょうか」ということでした。特に「うちの子をどうすればいいのでしょうか」そして「うちの子の脳にいちばんいいことはなんでしょうか」という質問が主だったように思います。

本書はそういった質問への答です。元はスウェーデン語で、親子で読めるように書いたもので、私たちの脳の取り扱い説明書と言えます。

 

本書の構成

日本の読者の皆さんへ

まえがき―あなたの脳は変えられる

第1章 もっと幸せな自分になる

第2章 イヤな自分とさよならする

第3章 サバンナ脳を取り戻す

第4章 集中力を上げる

第5章 落ち着きがないのには意味がある

第6章 発想力豊かになる

第7章 脳の仕組みを知る

第8章 ゲームが上手くなる

第9章 スマホについて考えてみる

第10章 記憶力を良くする

第11章 もっと運動の話

訳者あとがき

 

著者プロフィール

 
■著者:アンデシュ・ハンセン(Anders Hansen)さん

(c) Stefan Tell

(c) Stefan Tell

1974年生まれ。スウェーデン・ストックホルム出身。スウェーデンで国民的人気を得ている精神科医。ノーベル生理学・医学賞の選考委員会が置かれる名門カロリンスカ医科大学で医学を学び、ストックホルム商科大学でMBA(経営学修士)を取得。現在は王家が名誉院長を務めるストックホルムのソフィアヘメット病院に勤務しながら、執筆活動以外にもテレビ科学番組のナビゲーターを務めるなどメディア活動を続ける。

『一流の頭脳』は人口1000万人のスウェーデンで60万部が売れ、『スマホ脳』も世界的ベストセラーとなっている。

 
■訳者:久山葉子(くやま・ようこ)さん

1975年生まれ。兵庫県出身。神戸女学院大学文学部英文学科卒業。翻訳家。エッセイスト。

スウェーデン大使館商務部勤務を経て、現在はスウェーデン在住。

著書に『スウェーデンの保育園に待機児童はいない』、訳書に『スマホ脳』『こどもサピエンス史』『メッセージ――トーベ・ヤンソン自選短篇集』など。

 

最強脳 ―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業― (新潮新書)
アンデシュ・ハンセン (著), 久山 葉子 (翻訳)

コロナ禍で自宅時間が増え、大人も子供もスマホやパソコン、ゲームやSNSに費やす時間が増えていませんか?
欧米では運動不足や睡眠不足、うつになる児童や若者の増加が問題になっています。
記憶力や集中力の低下、成績悪化、心の病まで引き起こす、そんな毎日を一変させる方法を本年度50万部のベストセラー『スマホ脳』著者、ハンセン先生がやさしく教えます。
教育大国スウェーデンの教育現場を変えた、簡単なのに科学的な方法とは?!

<既刊>

スマホ脳 (新潮新書)
アンデシュ・ハンセン (著), 久山 葉子 (翻訳)

スティーブ・ジョブズはわが子にiPadを与えなかった!?
うつ、睡眠障害、学力低下、依存症……最新の研究結果があぶり出す恐るべき真実。
教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラー、日本上陸。

・わたしたちは1日平均2600回スマホに触り、10分に1回手に取っている
・現代人のスマホのスクリーンタイムは1日平均4時間に達する
・スマホのアプリは、最新の脳科学研究に基づき、脳に快楽物質を放出する〈報酬系〉の仕組みを利用して開発されている
・10代の若者の2割は、スマホに1日7時間を費やしている
・1日2時間を超えるスクリーンタイムはうつのリスクを高める
・スマホを傍らに置くだけで学習効果、記憶力、集中力は低下する
・世界のIT企業のCEOやベンチャー投資家たちの多くは、わが子のデジタル・デバイスへのアクセスを認めていないか極めて厳しく制限している
・フェイスブックの「いいね! 」の開発者は、「SNSの依存性の高さはヘロインに匹敵する」と発言している
etc,etc…。
本書を手に取り、ぜひお確かめください。

 


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