『すぐやる」超習慣』ハーバード、スタンフォード、マサチューセッツ工科大学などが実証した、「後でやろう」を100%なくす科学的な方法

2022年9月7日 06:41 ビジネス

堀田秀吾さん著『世界最先端の研究が導き出した、「すぐやる」超習慣』

堀田秀吾さんによる、誰でも「すぐやる人」になれる方法を世界中の研究をもとに解説した『世界最先端の研究が導き出した、「すぐやる」超習慣』がクロスメディア・パブリッシングより刊行されました。

あとでやろうはバカヤロウ

「やらなくちゃいけないけど、明日にしよう」と先延ばしして、期限に間に合わない。
「やりたいけど、うまくいかなかったら」と不安になって、後日後悔する。

ーー「すぐにできる人になれたら…」と思ったことがある人は多いのではないでしょうか？

実は「すぐやる」は、できなくて当たり前なのです。

進化心理学的には、人間の心のメカニズムは石器時代から変わっていないといわれています。
つまり、はるか昔の祖先たちの本能的欲求に直結した、隙あらばラクをしたい生活を私たちの体は覚えているのです。

あなたがすぐ動けず苦悶するのは、人間である以上仕方のないこと。
ですから、やる気が起きない自分を過剰に責める必要はないのです。

それでは、「すぐやる自分」をつくりだすにはどうすれば良いのでしょうか？

ハーバード、スタンフォード、マサチューセッツ工科大学などが実証した「すぐやる」方法

さまざまな研究結果を調べてみると「するやる」ために必要なことは、

動きたくなる状況（環境、ルール、ルーティーン）をつくる
　　　　＋
「５秒」やってみる

これだけです。

◎小さな目標を設定する
◎悩んだときは、直感で決める
◎事前にシナリオをつくる
◎スマホを見ているときタッピングする

…これらのような簡単な行動が、驚くほどの効果を持っているのです。

本書では、世界最先端の研究から集めた、今すぐにでも実践できるノウハウを脳の仕組みや本能についても触れながら「すぐやる」超習慣として纏めています。

基本原理を説明しながら、日常の小さな後悔をなくすための再現性の高いアクションプランを伝授します。読めば、モチベーションと「すぐやる」仕組みが同時に手に入る一冊です。

本書の構成

序章　なぜ、いつも「後回し」にしてしまうのか？
・「すぐやる」は、できなくて当たり前
・人はみんな、言い訳の天才

第一章　すぐやる! に変わる、超習慣とは？
・最初の「5秒」やるだけで、すべてが変わる
・世界の最先端研究が導き出した、すぐやる！に変わる超習慣

第二章「めんどくさい」をすぐやる習慣
・夏休みの宿題が、すぐに終わらない理由
・明確で、小さな目標を設定する

第三章「不安だから動けない」をすぐやる習慣
・心配事の95％は、起こらない
・不安なことを、紙に書き出す

第四章「迷って動けない」をすぐやる習慣
・結局、コイン投げで決めるのと同じ
・迷ったら、直感で決める

第五章「対人関係で動けない」をすぐやる習慣
・人は第一印象が9割
・事前にシナリオを用意する

第六章　それでも、「すぐやる」ができないあなたへ
・へこんだときは、ヘンテコな動きをする
・言葉を変えると、行動も変わる

終章　人は誰でも「すぐやる人」になれる!

著者プロフィール

著者の堀田秀吾（ほった・しゅうご）さんは、明治大学法学部教授。
バンド活動に明け暮れて、勉強とは無縁の生活を送っていたが一念発起。シカゴ大学博士課程に留学し、立命館大学法学部助教授を経て現職。法と言語科学研究所代表も務めている。
専門は社会言語学、理論言語学、心理言語学、神経言語学、法言語学、コミュニケーション論。研究においては、特に法というコンテキストにおけるコミュニケーションに関して、言語学、心理学、法学、脳科学など様々な学術分野の知見を融合したアプローチで分析を展開している。

執筆活動では、専門書に加えて、研究活動において得られた知見を活かして、一般書・ビジネス書・語学書を多数刊行。全国放送のワイドショーのレギュラー・コメンテーターをはじめ、研究以外においても多岐に渡る活動を展開している。著書に『科学的に元気になる方法集めました』(文響社)、共著に『科学的に自分を思い通りに動かすセルフコントロール大全』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。