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『暮らしをそのままの自分に寄せて』自分は変わらなくてもすっきりラクに暮らせる! 人気整理収納コンサルタント・本多さおりさん初エッセイ

本多さおりさん著『暮らしをそのままの自分に寄せて』

本多さおりさん著『暮らしをそのままの自分に寄せて』

人気整理収納コンサルタント本多さおりさんの初エッセイ『暮らしをそのままの自分に寄せて』が、主婦の友社より刊行されました。

 

「自分は変わらなくていい。環境や仕組みを変えるとラクになる」

本書では、本多さおりさん自身の基準づくりの紆余曲折が明かされます。

自分は変わらないし、変えなくていい。でも、自分をとりまく環境や仕組みを変えて、自分に寄せることで、生きやすくなる。「今」この瞬間にフォーカスして、進むことで未来が開いていく。暮らしの仕組みもまた、「今」にあわせることで、生活しやすくなる。

 
そんな「生活重視、ラク優先」という本多さんの考え方には、気持ちをラクに暮らしていくヒントがたくさん詰まっています。

 

すっきりした家に必要なのは、動きやすさ

例えば、「どうしたらスッキリした家になるか?」。

本多さおりさんが重視しているのは、「動きやすいかどうか」。“すっきり”はその結果できた副産物なのだとか。

 
動きを妨げないことが大切で、「場所がわかっている」「簡単にとれる」以外にも「必要以外の情報がたくさん目に入ってこない」ことがポイントなのだそう。結婚して暮らしたのが小さな社宅だったからこそ工夫を重ねて、気づくことができたそうです。

 

暮らし、家族、仕事、自分自身… それぞれの視点にヒントがある

本書では、暮らしを通してはもちろん、家族、仕事、自分自身についても、語ってくれています。

 
思い込みの強さから失敗した経験をいかして、今の仕事や自分にたどり着くことができたというエピソードを始め、暮らしの中で感じるちょっとした引っかかりを見逃さず、その些細なストレスをどう見つけるか、どうクリアするかのヒントもたくさんあります。

 
また、収納も育児も人間関係も、基本はみんな「よく見て」「実際に行動してみて」「次の一手へのヒントを得る」という考え方も参考になるでしょう。

その一つ一つの決断や選択に迷いあり、工夫あり、でも軸を持って今の最善を選びとりたいという姿勢にも共感の種が。苦手なことを突然得意にはできないから、自分にでもできる方法を探って生きていく。

そんな本多さんの生き方に、本多さんを知っている人はもちろん知らない人でも励まされる、そんな一冊です。

 

本書「はじめに」より

「妻」であり、「母」であり、整理収納コンサルタントという「仕事」を持つ37歳の私。この3本柱の土台にあるのは、なにでもない「自分」です。

それぞれの立場から思うことや、経験してきたことを改めて振り返ってみると、状況によって変化している部分と、小さなころから変わらない「やっぱり私は」な部分が同居して今があることを感じます。

変化し続けているのは、生きていくうえで大事にしたいこと・ものの優先順位や、価値観。昔から変わらないのは、時間を忘れてつい夢中になってしまうことや、どうしても気乗りしない苦手なこと。

いずれにせよ、若いころは「あるがままの自分」を受け入れられずに悶々と過ごした時間もありました。あっちへ行ったりこっちへ行ったりの紆余曲折を繰り返し、今も試行錯誤しながら生活しています。

そんな日々を生きながら思うのは、「自分」を変えようとしなくたっていい。そのときの暮らしに自分を寄せて、工夫しながら生きていけばいいじゃないか、ということ。そのほうが、身も心もずっとラクなのです。

この本は、自身のこと、暮らしのことを、誰かにおしゃべりするような気持ちで綴りました。これまでの「実用書」にもその要素はあったのですが、この本は「実はね、」とお話しするような文章が多めの初エッセイとなっています。

暮らしに役立てていただける情報もお届けしたいと思い、実用面も重視しました。もし「それいいね! 」「やってみたい! 」を見つけていただけたなら。

リアルでお会いできる機会がなかなか持てない今日この頃、本を通して、井戸端会議のように楽しい時間を共有できればうれしいです。

 

本書の目次

1章 暮らしの人です

2章 母で妻でのけもの道

3章 試行錯誤の仕事の話

4章 自分を知って、生きていく

 

著者プロフィール

著者の本多さおり(ほんだ・さおり)さんは、生活重視・ラク優先の整理収納コンサルタント。収納で大事にしているのは、ラクに片付いて家事がしやすい仕組みづくり。その考え方を重視し、誰でも自分の生活に落とし込めるような提案を心掛けている。

夫、長男(5歳)、次男(3歳)の4人家族で、2020年よりフルリノベーションした中古マンション(変則ワンルーム65㎡)に暮らす。リノベーションでは、家族皆がのびのびできて家事動線のいい伸びやかな間取りを実現。

主な著書に『片付けたくなる部屋づくり』(ワニブックス)、『悦な収納のすすめ』(主婦の友社)、『今の暮らしを快適に変える収納レッスン』(宝島社)などがある。

★インスタグラム[@saori_honda]:https://www.instagram.com/saori_honda/
★ブログ:https://hondasaori.com/

 

暮らしをそのままの自分に寄せて – 「ちゃんとやろう」じゃなくていい
本多さおり (著)

人気整理収納コンサルタント本多さおりさんが語る、自身の基準づくりの紆余曲折には暮らしがラクになるヒントがいっぱい!

整理収納コンサルタント、本多さおりさん。本多さん自身の基準づくりの紆余曲折が本書で明かされます。自分は変わらないし、変えなくていい。でも、自分をとりまく環境や仕組みを変えて、自分に寄せることで、生きやすくなる。「今」この瞬間にフォーカスして、進むことで未来が開いていく。暮らしの仕組みもまた、「今」にあわせることで、生活しやすくなる。「生活重視、ラク優先」という本多さんの考え方には、気持ちをラクに暮らしていくヒントがたくさん。

 


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