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『ME TIME 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方』やらなきゃいけないことだけで1日が終わっている人へ贈る新時間術

池田千恵さん著『ME TIME 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方』

池田千恵さん著『ME TIME 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方』

池田千恵さん著『ME TIME 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方』がディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行されました。

 

「今、あなたが頑張っていることは、本当にあなたがやりたいことですか?」

「仕事がオンラインで済むようになってから特に、プライベートと仕事の境目がなくなって休んだ気がしない」
「必要性を感じない長い会議など、意味がない時間を過ごすのは耐えられないけど、改善策を考えるには、時間があまりにも足りないし、変える権限もない」
「仕事や家事が忙しすぎて、日々を過ごすのに精一杯で、先のことが考えられない」

…こんな風に感じている人も多いのではないでしょうか?

 
時間がなくて何もできない、どうしたら時間をつくれるようになるのか…。
そう考えると、作業効率を上げようと頑張ってみたり、時間術の本を読んでみたり、睡眠時間を削ってみたりする人が大半でしょう。

 
しかし、1日は24時間しかありません。24時間以上に増やすことは誰にもできません。
私たちに必要なのは24時間を48時間にする努力ではなく、限られた24時間の枠の中で大切なことを大切にできるよう、必要がないものをやめ、大事な自分の時間をどう使うかをしっかり考え、自分の価値観をもって厳選することです。

 

「ME TIME」をつくりだす「SEEメソッド」

本書は、本当は必要のないことからスッキリ離れ、自分のためだけの時間「ME TIME(私時間)」を手に入れ、好きなことを思いっきりできるようになることを目的としています。

 
<「ME TIME」とは>

「ME TIME(ミー・タイム)」とは、自分だけの時間、自分のための時間、「私時間」のことです。リラックスして過ごす自分だけの一人の時間を表す口語として、単なる自分の時間を指す「MY TIME(マイ・タイム)」とは区別しています。

 
<「SEEメソッド」とは>

「SEEメソッド」は、いわば時間の片づけです。次の順番で、時間についてあらためて見直すことで、誰でもME TIMEがつくれるようになります。

 
◆ステップ1:Show 時間を「見える化」する
無意識に過ごしている時間を「見える化」して、意識に上げていきます。自分の持ち時間と、自分がすべきことにギャップがないか、嫌なことを無理して頑張っていないか、何か手放すものはないか、なんとなく過ごしていないかを見つけるために時間を「見える化」して、見つめる段階です。

 
◆ステップ2:Edit 時間を編集する
ステップ1で見える化した時間の使い方を整理し、選び取っていきます。この際のポイントは、これからしようとしていることは「Have to=しなきゃいけない」なのか、「Want=したい・ほしい」なのかの見極めです。
自分にとってのHave toかWantかを軸に、方向性やいちばん重みをもって取り組みたいこと、増やす時間、減らす時間をはっきりと決めていきます。

 
◆ステップ3:Enjoy 時間を楽しむ
編集し終えた時間をめいっぱい楽しみ、心のままに味わいます。自分が「これ!」と選びきった時間を味わい、思いっきり楽しんでいきましょう。

 

「朝活」の第一人者が教える、自分のための時間の使い方

本書の著者は、「朝活」の第一人者であり、株式会社 朝6時の代表である池田千恵さんです。「早起きトレーナー」として、著書や手帳、コンサルティングを通じて、多くの方の生活時間の朝シフト、習慣化に尽力しながら、長年朝活を広める活動をしています。

 
一方で、朝活に対するアドバイスだけではなく、人生の時間配分を分析し、取捨選択して本当に進みたい道に集中するためのアドバイスも行っています。

朝活の良さを最大限に活かして人生を変えるには、朝の時間だけを変えるのではなく、24時間そのものの捉え方を変える必要があるとの考えのもと、本書では、朝に限らず、すべての時間、ひいては人生で通用する時間術の集大成を伝授します。

 

本書の構成

はじめに─忙しすぎるあなたを助ける究極の時間術 序章 自分だけの時間を取り戻そう
さらなる忙しさを生む時短や効率化の落とし穴
相手を優先させる限り、時間は永遠に足りないまま
私たちが使える時間は24時間ではない 他

第1章 ME TIME を楽しむための基本的な心構え
「今やっておいたほうがいい」それって本当 ?
Have to(やらなきゃ)とWant(やりたい)を明確にしよう
Have toとWantは主観満載、好き嫌い全開でいこう 他

第2章 朝のME TIME のつくり方
ME TIMEの効果が出やすい順番は朝→夜→昼
朝は、圧倒的にWantに忠実に
朝のSEEメソッド「S」 Show 「見える化」する 「好きを100個」書き出す 他

第3章 夜のME TIME のつくり方
午後になるにしたがって、関わる人が増えていく
夜のSEEメソッド「S」 Show 「見える化」する 「現状と理想のナイトルーティン」を書く
自分に正直に理想をイメージしよう 他

第4章 昼のME TIME のつくり方
昼のSEEメソッド「S」 Show 「見える化」する 【初級編】 「浮いた時間」を確保する
昼のSEEメソッド「S」 Show 「見える化」する 【中級編】 仕事の粒を細かくする
昼のSEEメソッド「S」 Show 「見える化」する 【上級編】 人生で大切な「6つの柱」を考える 他

第5章 手帳を使ったME TIME のつくり方
手帳のSEEメソッド「S」  Show(1) 「見える化」する アナログのメリット「俯瞰」を最大限に活かす
手帳としっかり向き合う時間がME TIMEにつながる
手帳のSEEメソッド「S」 Show② 「見える化」する 振り返りのスケジュールをつくる 他

おわりに

付録 ME TIMEクレド
参考文献

 

著者プロフィール

著者の池田千恵(いけだ・ちえ)さんは、株式会社 朝6時代表取締役/早起きトレーナー/国家資格キャリアコンサルタント。

外食ベンチャー、外資系戦略コンサルティング会社を経て、2009年に『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』(マガジンハウス)を刊行。ベストセラーとなり、「朝活の第一人者」と呼ばれるようになる。夜型→朝型への実体験と、多くの人に早起き習慣化を指導した実績をもとに、2010年より朝専用手帳『朝活手帳』をプロデュース。13年連続で発売する人気手帳となる。「朝1時間」の業務改革による生産性向上の手法を企業に指導しているほか、個人に向けては、今のままの働き方で良いのか迷うキャリアの踊り場期に、朝時間でなりたい自分を言語化し、行動するコミュニティ「朝キャリ��」(https://ikedachie.com/course/salon/)を主宰。2022年10月現在6歳の子どもを育てるワーキングマザー。

★公式サイト:https://www.instagram.com/ikedachie/
★Twitter:https://twitter.com/ikedachie
★Instagram:https://www.instagram.com/ikedachie/

 

ME TIME 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方
池田 千恵 (著)

”誰か”のために時間を使い、”自分”のための時間がなくなってしまう…… そんなあなたを救う朝活第一人者による時間術の新提案!

今、あなたが頑張っていることは、本当にあなたがやりたいことですか ?
誰かのために頑張ることはとっても素敵なこと。でも、そのために、自分のやりたいことを我慢していませんか ?

”誰か”ではなく、”自分”のために時間を使おう !

「ME TIME=自分のためだけの時間」をつくって自分らしく、主体的に毎日を楽しみ、味わうためのオリジナル時間術「SEEメソッド」を、朝活第一人者が提唱します。

Show=時間を「見える化」する
Edit=時間を編集する
Enjoy=時間を楽しむ

今日から一生使えるこの超実践的時間術で、あなただけの「人生の時間割」をつくってみませんか ?

 


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