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『ねぼけノート 認知症はじめました』父から娘へ、突然の電話「父さんは、ぼけてしまいました」――認知症の父との日々を描いたコミックエッセイ

あさとひわさん著『ねぼけノート 認知症はじめました』

あさとひわさん著『ねぼけノート 認知症はじめました』

認知症の父との日々を娘がマンガで記録した、あさとひわさん著『ねぼけノート 認知症はじめました』が、朝日新聞出版より発売中です。

 

認知症当事者とともにつくるウェブメディア「なかまぁる」で、「大変そうなのに、癒される」「家族の物語にほっこりします」と共感の声が続出した人気連載を書籍化!

父から娘へ、突然の電話。「父さんは、ぼけてしまいました」。

 
この日を境に著者は、1人暮らしの東京から埼玉の実家まで、父の様子を見に通う日々が始まります。同じことを何度も繰り返したり、手が震えうまく歩けなかったり、これまでとは違うお父さんを見守るのは、確かに大変そうだけれど、お父さん、いい味を出していて、どこか憎めないのです。

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「父さんは、バカになっちゃったの。
だから、しょっちゅう面倒みに帰ってきてください(えへ)」

(あ、かわいこぶった)

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父「したことと、やったことの区別がつかなくてなあ(たは)」

娘「うん、それ、同じだよね」

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無邪気な父とマイペースな母、2人の言動に小さなツッコミを入れる娘。都会で働く娘が父の介護に関わるようになって、はじめて気づいた父の一面や、夫婦や家族の関係を8コマ漫画に切り取っていきます。

慣れない介護の日々は、大変そうだけれど、どこか笑えて愛おしい――家族の物語にほっこりします。

 

著者プロフィール

著者のあさとひわさんは、埼玉県出身、東京都在住。大学卒業後、デザイン会社、編集プロダクション勤務などを経て、イラストレーターとして活動中。

 

 


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