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『機嫌よくいれば、だいたいのことはうまくいく。』老いへの恐れ、コロナの不安…。50万人の悩みを聞いてきた89歳シスターが説く、もっともシンプルな幸せのコツ

鈴木秀子さん著『機嫌よくいれば、だいたいのことはうまくいく。』

鈴木秀子さん著『機嫌よくいれば、だいたいのことはうまくいく。』

鈴木秀子さん著『機嫌よくいれば、だいたいのことはうまくいく。』が、かんき出版より刊行されました。

 

機嫌よく生きるための小さな習慣・ヒント集

老いていく不安。コロナ禍の自粛生活。
この先、一体どうなっていくのか……。生きることにまつわる不安と苦痛、とらえどころのない、もやもやした感情にさいなまれて、誰もが不機嫌になりがちな日々。

 
著者は、50万人の悩みを聴いてきた89歳のシスター。こんなときだからこそ、「機嫌よく暮らそう」と説きます。

もちろん不機嫌になってもいい。そのときは、素早くその感情に気づいて不機嫌の芽を摘む。ヒントは、比べない、とらわれない、老いを恐れないこと。

 
本書には、今日から誰にでもできる、機嫌よく生きるための小さな習慣・ヒントが詰まっています。
著者本人によるイラストも初公開。

 

日々の暮らしの中でできるコツ(~はじめにより~)

私は聖心会シスターとして、50年にわたってたくさんの方々のお話を聴いてきました。

これまで150冊を超える本を出版し、みなさんと一緒に人生について思うことを考え、いろんなことを綴ってもきました。そんな私が、いまもっとも大切だと思っているのは、次の一言に尽きます。
「上機嫌でいる」
これこそ、もっともシンプルな幸せのコツといってもよいでしょう。

(中略)

こんな厳しい時代に、機嫌よくなんてできないという人もいらっしゃるでしょう。
人ですから怒ってもいい。泣いてもいい。もちろん笑うのは大歓迎です。喜怒哀楽は心豊かな証拠であり、感情を押し殺すのは何より辛いことです。ですから、心のままに。
ただし、不機嫌になったときには素早く気持ちを切り替える。
不機嫌の芽が湧いてきたら、それに素早く気づく。これは訓練が必要ですが、心がければどなたでも身につけられます。

(中略)

本書では、私が八十余年生きてきて身につけてきた心がけと大切に思っていることをご紹介しましょう。まず日々の暮らしの中でできること、自分を励ます方法、そして小さなことを面白がるためのコツをお伝えします。

 

本書の構成

人生は折り返し地点からが醍醐味。
比べない、とらわれない、老いを恐れない。
機嫌よく、希望をもって生きる——はじめに

I ◎小さなことを面白がれば人生は大成功

II ◎日々機嫌よく、心を整えるコツ

III ★大切な人との別れ、悲しみを生きる力に変える

IV ★いつかくる死、終わりがあるから一生懸命になれる

おわりに

 

著者プロフィール

著者の鈴木秀子(すずき・ひでこ)さんは、1932年生まれ。静岡県出身。東京大学人文科学研究科博士課程修了。文学博士。聖心会シスター。

フランス、イタリアに留学。ハワイ大学、スタンフォード大学で教鞭をとる。聖心女子大学教授(日本近代文学)を経て、国際コミュニオン学会名誉会長。聖心女子大学キリスト教文化研究所研究員・聖心会会員。国および海外からの招聘、要望に応えて、「人生の意味」を聴衆とともに考える講演会、ワークショップでさまざまな指導に当たる。

主な著書に『9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係』(PHP研究所)、『あきらめよう、あきらめよう』(アスコム)、『世界でたったひとりの自分を大切にする』(文響社)、『今、目の前のことに心を込めなさい』(海竜社)、『自分の花を精いっぱい咲かせる生き方』(致知出版)、『日本人の希望』(講談社/共著)など、多数ある。
本書では、著者が長年にわたって書きためてきた「読書ノート」からイラストを掲載。初の公開となる。

 

 


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