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『考えることこそ教養である』大量に情報が詰まっているハードディスクでは、何の価値も生み出さない!

竹中平蔵さん著『考えることこそ教養である』

竹中平蔵さん著『考えることこそ教養である』

竹中平蔵さん著『考えることこそ教養である』が、クロスメディア・パブリッシングより発売中です。

 

「考える力」が身につく技法、実践問題を集めた知の一冊

世の中の誰もがインターネットにアクセスができ、「情報」に平等に辿り着ける社会では、知識量の多さは強みではなくなってきています。

 
本書『考えることこそ教養である』では著者の東洋大学グローバル・イノベーション学研究センター長・教授の竹中平蔵さんが、「考える力」を身に着けるための方法を一冊にまとめています。

 
竹中平蔵さんは、目の前の課題を解決するためには、知識を覚えることよりも、なぜそういう仕組みになっているか、どうすればもっと良い仕組みができるのかを「考える」ことが大切であると述べています。

そのためには自分の頭で考え、自分なりの意見、結論を出していく過程を繰り返すことが重要と言います。

 
本書ではなぜ考えることが必要なのか、ということから「なぜ所得税でなく、消費税をあげるのか?」「なぜ牛乳パックは四角いのか?」など、身近な問題を例にわかりやすく解説していきます。

 
これからの時代の「頭がいい」という概念は「自分で考えられる」ことで、自分の武器になります。「目の前に大きな課題があることはわかっている、でもいったいどうやって考えればいいのか?」と思った方におススメの一冊です。

 

本書「序文」より

今、社会に閉塞感が漂っているのは、難しい課題があちこちに淀みながら散在するからでしょう。しかし私はこれらの問題は、あきらめずに考え続けることで、必ずや最適解に近づくことができると信じています。

これからの社会を担う多くの若い人たちに、目の前の課題解決のきっかけにしてほしい。先の見えないモヤの中を歩んでいる皆さんの羅針盤にしてほしい。そう願って、本書を書きました。

「でもいったい、どうやって考えればいいのか」
疑問を抱いたときが、考える力をたくわえるスタートラインです。

 

本書の構成

はじめに

第1章 考えるとは「マイ・ストーリー」を描くこと

第2章 考えることで身に付く能力

第3章 考える「型」をつくる

第4章 考える!実践問題

第5章 考えることをあきらめない

おわりに

 

著者プロフィール

著者の竹中平蔵(たけなか・へいぞう)さんは、1951年生まれ。和歌山県出身。1973年、一橋大学経済学部卒業。東洋大学教授、慶應義塾名誉大学教授。博士(経済学)。

2001年、経済財政政策担当大臣に就任。以後、金融担当大臣、総務大臣などを歴任する。
安倍政権の「未来投資会議」「国家戦略特区諮問会議」民間議員。世界経済フォーラム(ダボス会議)理事。

著書に『平成の教訓 改革と愚策の30年』(PHP新書)、『この制御不能な時代を生き抜く経済学』(講談社+α新書)など多数。

 

考えることこそ教養である
竹中 平蔵 (著)

これからの時代、「頭がいい」は弱点になる!
著者考案「考える力」が身につく技法、実践問題を集めた知の一冊

山口周氏(独立研究者)推薦!
「『川上り』と『海渡り』。なるほど『自分の頭で考える』ってそういうことだったんですね」

本書は、経済学者・竹中平蔵氏による「考える技法」を集約した一冊です。
なぜ今「考える」なのか?それは、時代が大きく変わる中、これまでの知識では対応できないことが増えたからです。テクノロジーの進化や生活様式の変化により、私たちは新たな課題、事象に直面しています。いくら過去問を紐解いても、もはや正解はどこにも載っていません。「自分の頭」で考えるしかないのです。
しかし、まずどこから考えたらいいのか、どういう順番で思考を進めればいいのか、わからないこともあるでしょう。そうしたときに、考えるとっかかりのつかみ方や、考えを深める方法を知っていると、前向きに考えることができるはずです。
この本で紹介する「考える型」を参考にして、思考を深め、ビジネスの問題発見、課題解決に活かしてください。

 


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