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『ひといちばい敏感な子』HSC(とても敏感な子)との向き合い方とは

エレイン・N・アーロンさん著『ひといちばい敏感な子』(訳:明橋大二さん)

エレイン・N・アーロンさん著『ひといちばい敏感な子』(訳:明橋大二さん)

エレイン・N・アーロンさん著『ひといちばい敏感な子』(訳:明橋大二さん)が、青春出版社より刊行されました。

 

5人に1人は「敏感な子」 個性を伸ばす育て方とは

近年、メディアでよく取り上げられたこともあり認知度が上がっている「HSP」(敏感な人)。「HSC」は「敏感な子ども」のことをいいます。

「HSC」の子どもには、なかなか眠れない、相手の気持ちや細かい変化によく気がつく、服のチクチクなどにも敏感に反応するといった特徴があり、ある研究では、現在子ども全体の15~20%(ほぼ5人に1人)がHSC であることが明らかになっています。

 
本書は、HSPやHSCの提唱者である著者が、そんなHSCの傾向がある子どもとうまく向き合い、その“個性”を伸ばしてあげられる育て方を紹介しています。

 
【本書の内容】

◎HSCかどうか知るための23のチェックリスト
◎HSCに関するよくある誤解 ―HSCか最終的な結論を出す前に
◎HSCにみられる6つの特徴
◎親もHSPである場合とそうでない場合の育て方
◎年齢別子育てアドバイス(乳児期~大学・社会人まで)

 

著者プロフィール

著者のエレイン・N・アーロンさんは、カナダ・ヨーク大学(トロント)で臨床心理学の修士号、アメリカ・パシフィカ大学院大学で臨床深層心理学の博士号を取得。サンフランシスコのユング研究所でインターンとして勤務しながら、臨床にも携わる。

HSPという概念を世界で初めて提唱した。臨床・研究と平行して、HSPのワークショップを各地で開催している。

著書に『ひといちばい敏感なあなたが人を愛するとき』(青春出版社)、『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』(ソフトバンククリエイティブ)などがある。

 

ひといちばい敏感な子
エレイン・N・アーロン (著), 明橋 大二 (翻訳)

泣きやまない、なかなか眠らない、相手の気持ちや細かい変化によく気がつく、服のチクチクなどにも敏感に反応する……。これは、5人に1人いる「ひといちばい敏感な子」(Highly Sensitive Child=HSC)の特徴です。HSCは、学校や病院では発達障がいなどと混同されやすく、HSCを育てる親御さんは「自分の子どもがおかしいのでは」「自分の子育てが間違っていたのでは」と、子育てに悩みを抱えることが多くあります。
本書は、HSCを育てる親御さん・先生に向けて、HSP(Highly Sensitive Person)の提唱者であるアメリカの心理学者、エレイン・N・アーロン博士が「生まれつき敏感な子どもたちをどう育てていけばよいか」を、研究・臨床の結果と自身の子育て経験をもとにやさしく解説します。
※2015年に1万年堂出版より刊行された『ひといちばい敏感な子』を一部改訂、加筆した本です。

 


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