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『理想の自分をつくる セルフトーク マネジメント入門』コーチングの第一人者が直伝!「ネガティブな感情」をコントロールし、思い描いた行動を実現する技術とは?

鈴木義幸さん著『理想の自分をつくる セルフトーク マネジメント入門』

鈴木義幸さん著『理想の自分をつくる セルフトーク マネジメント入門』

鈴木義幸さん著『理想の自分をつくる セルフトーク マネジメント入門』が、ディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行されました。

※本書は2008年に日本実業出版社より刊行された『セルフトーク・マネジメントのすすめ』を改訂し、新章を加え新版として出版したものです。

 

「自分で自分を管理する」ことが求められる時代へ

2020年は大きな環境の変化、そして新しい環境への適応することを求められる一年間でした。特に時差出勤やテレワークなどの働き方が変わったことによって、これまで以上に「自己管理」が求められる場面が増えた人も多いのではないでしょうか。

 
セルフトークとは、感情や、思考、行動の引き金として、自分の中に生まれる「言葉」です。

自分の感情をコントロールし、自分自身で行動を変えることは難しいことです。しかし、感情や行動の前にくるセルフトークを変えることで、自分のパフォーマンスを最大限に引き上げることができます。

 

自分自身との対話(=セルフトーク)のマネジメントで理想の自分をつくる!

人は、無意識下でも終始、自分自身との対話、つまりセルフトークを内側で繰り広げています。「コーチ」と「クライアント(コーチを受ける人)」の関係のように、一方で自分に問いを投げかけながら、他方ではその問いへの答えをつくりだそうとしているのです。

 
問いかけがよければ、よい答えが生まれます。しかし、反対に問いかけが適切でなければパフォーマンス向上に結び付かない言葉やイメージが生じてしまいます。

 
本書では、まず「自分への問いかけ」であるセルフトークを認識し、変える・使う・減らす・なくす という4つの方法でセルフトークにアプローチします。

その結果、「感情的な不安」を「理性的な問い」へと変化させ、本来自分が持っているはずの力を存分に発揮できるようになるのです。

<こんな人にオススメ>
◎本番になると実力が発揮できない
◎大事な場面で緊張してしまう
◎いつもはできることが人前ではできない
◎ネガティブな思考から脱却したい
◎思うように言葉が出てこないときがある

 

本書の構成

はじめに

プロローグ

PART1 セルフトークとは何か

PART2 セルフトーク・マネジメントのための基礎知識

PART3 セルフトークを「変える」 ───ネガティブな感情から脱する方法

PART4 セルフトークを「使う」 ──行動を強化・修正する方法

PART5 セルフトークを「減らす」 ──集中力を高める方法

PART6 セルフトークを「なくす」 ──最高の実力を発揮する方法

PART7 他人のセルフトーク・マネジメントをコーチする

エピローグ

おわりに

 

著者プロフィール

著者の鈴木義幸(すずき・よしゆき)さんは、慶應義塾大学文学部人間関係学科社会学専攻卒業。株式会社コーチ・エィ代表取締役社長/エグゼクティブコーチ。

株式会社マッキャンエリクソン博報堂(現株式会社マッキャンエリクソン)に勤務後、渡米。ミドルテネシー州立大学大学院臨床心理学専攻修士課程を修了。帰国後、有限会社コーチ・トゥエンティワン(のち株式会社化)の設立に携わる。2001年、株式会社コーチ・エィ設立と同時に、取締役副社長に就任。2007年1月、取締役社長就任。2018年1月より現職。 200人を超える経営者のエグゼクティブ・コーチングを実施。リーダー開発に従事すると伴に、企業の組織変革を手掛ける。また、神戸大学大学院経営学研究科MBAコース『現代経営応用研究(コーチング)』をはじめ、数多くの大学において講師を務める。

『新コーチングが人を活かす』『リーダーが身につけたい25のこと』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『新版 コーチングの基本』(日本実業出版社)など著書多数。

★公式サイト:https://www.suzukiyoshiyuki.com/

 

理想の自分をつくる セルフトーク マネジメント 入門
鈴木 義幸 (著)

「ネガテイブな感情」をコントロールし、思い描いた行動を実現する技術
緊張・焦り・不安・いらつき・やるせなさ
「感情的な不安」を「理性的な問い」に変えることで理想の自分をつくる

ここぞというプレゼンで緊張し、思ったように言葉が出てこない。
上司との面談で、言いたいことが思うように口をつかない。
大事なパーパットが入らない(笑)。

持てる力と言いましたが、力を持っていなければ、蓄えればいいし、鍛えればいい。
しかし、力は持っている(はず)なのに、それが十分に発揮できない。
そんな悔しいことはありません。

みなさんにも、そんな体験はあるでしょうか?
持てる力を存分に発揮でなかった体験。

本書では、持てる力を十分に活かしきれない原因として、自分の内側における自分自身との対話(セルフトーク)に着目しました。
人は、意識するしないにかかわらず、終始、自分自身との対話を内側で繰り広げています。
自分に言葉を投げかけ、問いかけ、そこに答えをつくりだそうとする。
言ってみれば、「コーチ」と「クライアント(コーチを受ける人)」の1人2役を自分でやっているようなものです。
コーチの自分の問いかけが良ければ、よい答えがそこには生まれるでしょうし、問いかけが悪ければ、あまりパフォーマンスを向上させることに結びつかない言葉やイメージが生じるものです。

思う存分自分の持てる力を発揮したいというのは、いつの時代にも人の心理にあります。
ただ、今は、変化のスピードがますます速くなり、様々な場面で競争が加速し、競争に打ち勝つためのスピーディーな共創が求められる時代です。
であるからこそ、4打数4安打で行きたいと思うのが人の心情ではないでしょうか。

本書が、みなさん自身が、持てる力を思う存分発揮することのお手伝いとなれば、そして、みなさんの周りの人が、みなさんの力によって、持てる力をいかんなく発揮できる一助となれば、コーチとしてこんなに嬉しいことはありません。

 


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