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『体が思い通りに動くバレエ整体』“バレエ×東洋医学×解剖学”の「バレエ整体」で体の痛みがとれる!

島田智史さん著『体が思い通りに動くバレエ整体』(監修:三戸一晃さん)

島田智史さん著『体が思い通りに動くバレエ整体』(監修:三戸一晃さん)

島田智史さん著『体が思い通りに動くバレエ整体』(監修:三戸一晃さん)が、かんき出版より刊行されました。

 

関節や筋肉を正しい位置に整える

肩こりや腰痛、四十肩……。整体などに通えばそのときは良くなっても、時間が立つとまた痛みが出てしまいませんか?

やはり、根本である体を整った状態にしない限り、痛みや不調は再発してしまうもの。
そこで、自分で自分の体をメンテナンスし、関節や筋肉の正しい位置をキープするために考案されたのが「バレエ整体」です。

 
体が整い、可動域が広がることによって、血液や体液の循環もスムーズに。体全体が使いやすく元気になるため、全体的な体力アップにつながっていきます。

この「バレエ整体」を考案したのは、鍼灸師である著者。 あるバレエの先生と出会ってバレエの体の動かし方を学ぶうちに、「バレエのレッスンは関節や筋肉の位置を正す最高の方法である」ことに気づきます。

バレリーナの姿勢が美しかったり、人間技と思えないような可動域で動けたりするのは、バレエのレッスン自体が、正しく行えば筋肉や関節がその人にとっての正しい位置、よい位置に整えるようになっているからなのです。

 
著者自身も、セルフケアとして続けていったところ、ハッキリと体が引き締まり、全身の姿勢も格段に良くなりました。それをきっかけに、専門である「東洋医学」と、アメリカの大学で学んだ「解剖学」や「運動学」、さらに勤務していたクリニックの整形外科のリハビリテーション科での知識と経験を組み合わせて生み出したメソッドです。

 

体を柔らかくしたい人、バレエの技術を向上したい人にも有効

バレエの動きをベースにした「バレエ整体」の要素は、たったの3つ。

 
◎ねじる
◎伸ばす
◎お腹を使う呼吸

 
本書では、この3つを組み合わせ、「腰の傷み」「ひざの痛み」「四十肩の痛み」「首の痛み」「背中の痛み」「脚の付け根の痛み」「反り腰」「坐骨神経痛」……など、悩みのある部位ごとにストレッチを解説。関節や筋肉の位置を正し、痛みを改善してきます。

 
痛みをとるという“マイナスからゼロ”へのアプローチだけでなく、体を整えてさらに良い状態にするため“ゼロからプラス”に変えていくことができるのが「バレエ整体」のメリットです。

また、本書は「体の痛みを改善したい人」のほかに、「体を柔らかくしたい人」「バレエの技術を向上したい人」のために、“憧れポーズをかなえる”スペシャルチャプターも掲載。

前屈や開脚をより深めるストレッチ法や、Y字バランスなどの難度の高いポーズも美しく決まるストレッチ法なども紹介します。

さらに、各チャプターでは、動画を見られるQRコードも掲載。実際の動きを見ながら行うことができます。 踊る人にとっても、踊らない人にとっても、STAY HOMEのお共になる一冊です。

 

本書の構成

はじめに

チャプター1 なぜバレエの動きを整体に活用するのか?

チャプター2 バレエ整体でやることは?

チャプター3 バレエ整体で痛みを改善!

チャプター4 バレエ整体でゆがみを改善!

スペシャルチャプター 憧れポーズをかなえるバレエ整体

おわりに

 

著者プロフィール

 
■著者:島田智史(しまだ・さとし)さん

1983年1月18日生まれ。早稲田医療専門学校(現・人間総合大学鍼灸医療専門学校)卒業。SouthernCalifornia University of Health Sciences 臨床解剖研修終了。 東京都港区三田にある鍼灸院「専心良治」院長。

2010年に開院し、今までにのべ20,000人に施術。東洋医学と西洋医学、両方の観点から体を診て施術を行う。自身がバレエの体の使い方を学んだことで、バレエダンサーに有効な体の使い方や、痛み、故障などに的確に対応できる施術が評判となり、「バレエダンサーさんの治療院」とも呼ばれる。

2019年刊行の初の著書『バレエ整体ハンドブック』が、バレエを習っている人たちから絶大な支持を得る。また、YouTubeでもダンサーから一般の人にまで向けたバレエ整体を、自身で撮影しながら解説、好評を博している。 本書は、子どもからお年寄りまで自分で出来る体の整え方をまとめた一冊である。

★「専心良治」:https://www.senshinryochi.com/
★「専心良治」YouTube チャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCi0SnChv06KjxJyfglYAIBw

 
■監修:三戸一晃(みと・かずあき)さん

1975年生まれ。慶應義塾大学医学部卒業後、慶應義塾大学整形外科等を経て、現在、永寿総合病院整形外科部長。

テレビ出演や医療監修を行うなど各方面で活躍中。

 

体が思い通りに動くバレエ整体
島田 智史 (著), 三戸 一晃 (監修)

腰、膝、首、肩、背中、脚、腕
痛みがとれる
柔らかくなる
自分で出来る、誰でも出来るカンタン整体
自分史上最高に動ける体が手に入る
バレエ整体は、解剖学の知識と東洋医学の知識を併せて体をみるので、「痛くなる理由」や「どこにアプローチすればよいのか」を伝えやすく、互いに目で見える形で説明できます。少しでもラクになることがわかると、自分で続けるモチベーションにもなります。
患者さんとして「痛いから来ました」、というスタンスだと、マイナスの状態からゼロまで戻すのが精一杯です。とりあえず痛みさえなければ、根本的な解決はしていなくてもOK、と思ってしまいます。
でもバレエ整体を使ってセルフケアを伝えていくと、体をゼロからプラスに変えていくことができます。自分の状態をもうちょっとだけ、上げていくことができるのです。
実際のバレエを踊るわけではなく、簡単な動きばかりなので、高齢の方もお子さんでもできます。体の状態が万全ではない方でも、トライしやすいと思います。
もちろん、バレエを踊る方、その他の種類のダンサーの方の体の調整にも有効です。

 


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