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『ザ・ラストマン 日立グループのV字回復を導いた「やり抜く力」』「自分の後ろにはもう誰もいない」…と思ってみる

川村隆さん著『ザ・ラストマン 日立グループのV字回復を導いた「やり抜く力」』

川村隆さん著『ザ・ラストマン 日立グループのV字回復を導いた「やり抜く力」』

川村隆さん著『ザ・ラストマン 日立グループのV字回復を導いた「やり抜く力」』(角川新書)が、KADOKAWAより刊行されました。

※本書は2015年3月にKADOKAWAより刊行された同名の単行本を加筆・再編集したものです。

 

「自分の後ろには、もう誰もいない」――日本経済をV字回復させるビジネス・パーソンの心構えとは

「決断、実行、撤退…一つひとつの行動にきちんと、しかし楽観的に責任を持ってやり抜けば、より楽しく、成果を出せる。」

本書は、7873億円の赤字から会社を再生した元日立グループ会長が、苦境の日本経済で戦い続けるビジネスパーソンに贈るメッセージ集です。

新規原稿として、「若い企業人の皆さんへ」「ポストコロナ時代の企業」を収録。

 
<本書「序章」より>

「ラストマンになれ」

私がこの言葉を聞いたのは、三〇代のころです。
当時の私は日立工場に勤めていて、たしか設計課長に昇進したときのことだったと思います。
日立工場長だった綿森力さんが、工場の執務室の窓の前でこう言いました。

「この工場が沈むときが来たら、君たちは先に船を降りろ。
それを見届けてから、オレはこの窓を蹴破って飛び降りる。
それがラストマンだ」

――そのときから、私の胸に「ザ・ラストマン」という言葉が深く刻まれています。

 

本書の構成

新書版まえがき

はじめに

序章 「自分の後ろには、もう誰もいない」 ザ・ラストマン――「この覚悟」を持っていますか

第1章 大事なときに「何を決めるか」「どう決めるか」 リーダーに求められていること

第2章 「きちんと稼ぐ」ための思考習慣 「独りよがり」にならないために

第3章 意思決定から実行までの「シンプルな手順」 自信をもってビジネスをするために

第4章 いつも前向きに「自分を磨く」人 自分を鍛える、部下を鍛える

第5章 「慎重に楽観して」行動する9カ条 成果を丁寧に出すための羅針盤

第6章 私たち日本人に必要な「意識」とは何か グローバル感覚とダイバーシティ

特別章 日立をV字回復させた「ラストマン」魂の言葉 ――川村隆インタビュー

おわりに

新書版あとがき

 

著者プロフィール

著者の川村隆(かわむら・たかし)さんは、1939年生まれ。北海道出身。日立製作所 名誉会長。

1962年東京大学工学部電気工学科を卒業後、日立製作所に入社。電力事業部火力技術本部長、日立工場長を経て、1999年副社長に就任。その後、2003年日立ソフトウェアエンジニアリング会長、2007年日立マクセル会長等を歴任したが、日立製作所が7873億円の最終赤字を出した直後の2009年に執行役会長兼社長に就任、日立再生を陣頭指揮した。10年度に執行役会長として最終利益の過去最高を達成し、2011年より取締役会長。2014年には取締役会長を退任し2016年まで相談役。

2010年~2014年日本経済団体連合会副会長、2014年~2019年みずほフィナンシャルグループ社外取締役、2015年~2017年カルビー社外取締役、2016年~2017年ニトリホールディングス社外取締役、2017年~2020年6月東京電力ホールディングス社外取締役・会長。

主著に本書の他、『100年企業の改革 私と日立』(日本経済新聞出版)がある。

 

 


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