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『菜根譚がマンガで3時間でマスターできる本』「不変の処世訓」をマンガで解説!

吉田浩さん著『決定版 菜根譚がマンガで3時間でマスターできる本』(監修:渡邉義浩さん)

吉田浩さん著『決定版 菜根譚がマンガで3時間でマスターできる本』(監修:渡邉義浩さん)

吉田浩さん著『決定版 菜根譚がマンガで3時間でマスターできる本』(監修:渡邉義浩さん)が、明日香出版社より刊行されました。

 

逆境を成長に変える処世訓

本書は、中国・明の末期に洪自誠によって作成された 随筆集『菜根譚』を、現代のビジネスパーソンに向け「マンガ付き・見開き完結」でまとめた一冊です。

 
菜根譚は故・野村克也さんが愛読するなど処世訓の最高傑作として知られますが、マンガがついた平易な内容の書籍は珍しいものとなっています。

ゆとりをもってしなやかに生きるためのヒントが詰まっているので「悩みを抱えている人」や「日々休まらないと感じている人」に効く言葉が満載です。『菜根譚』の入門として、また教養として大まかに知っておきたいという方にもおすすめです。

 
<「はじめに」より(抜粋)>

『菜根譚』は、今から400年前に書かれたものですが、人生に悩む現代の私たちへ、豊かに生きるために目指すべき方向を示してくれます。

著者の洪自誠は、明国の優秀な官僚で、最初は役人としてキャリアをスタートさせました。
しかし、政治的動乱に巻き込まれて失脚。その後、苦渋の内に隠居生活を余儀なくされた人物です。
当時の明国は滅亡の危機にあり、日々、戦乱に明け暮れ、人々は不安と混乱の中に生きていました。
洪自誠は、醜い裏切りや権力闘争など多くの人間の裏側を見てきたのでしょう。
その中で、生きることの虚しさや悲しさなどを観察し続けてきました。そして最後には、達観の境地にたどり着いたのです。

 

本書の構成

第1章 人生は心の持ち方しだい

第2章 与える人になる

第3章 豊かな心で生きる

第4章 信頼される人になる

第5章 臨機応変に対応する

第6章 日々コツコツ自分を磨く

第7章 執着を捨てる

第8章 逆境を飛躍のチャンスにする

第9章 素朴に生きる

第10章 家族の調和を大切にする

 

著者プロフィール

 
■著者:吉田浩(よしだ・ひろし)さん

株式会社天才工場 代表取締役。1960年生まれ。法政大学文学部卒業。綜合警備保障 東京研修所教官、財団法人ふるさと情報センター主任研究員を経て、1999年に編集プロダクション「天才工場」を設立。2004年、NPO法人「企画のたまご屋さん」設立。32年間で1,800冊以上の本をプロデュース。童話作家・ライターとして自身でも200冊以上の本を上梓する。

 
■監修:渡邉義浩(わたなべ・よしひろ)さん

1962年生まれ、東京都出身。文学博士。早稲田大学理事・文学学術院教授。学校法人大隈記念早稲田佐賀学園理事長。専攻は「古典中国」学。著書に『魏志倭人伝を読む』(中公新書)、『三国志辞典』(大修館書店)などがある。訳書の『全譯後漢書』(全十九巻、汲古書院)で、大隈記念学術褒賞を授与された。

 

決定版 菜根譚がマンガで3時間でマスターできる本
吉田 浩 (著), 渡邉 義浩 (監修)

仏教・儒教・道教を融合した、
400年経っても色あせない不変の処世術!

「菜根譚」は、「硬い野菜の根っ子(菜根)も、よく噛めば食することができるように、苦しくつらい環境の中にいても、耐え忍ぶことによって志を成し遂げることができる」ということが由来になっています。
仕事の考え方から人間関係、自分との向き合い方から人生まで、ゆとりをもってしなやかに生きるためのヒントが詰まっています。
悩みを抱えている人や、日々休まらないと感じている人に、余計な強張りを解くように気づきをくれる言葉が満載です。

本書では、1つの項目が見開き2ページ完結となっており、各項目にマンガとまとめフレーズが入っています。
「菜根譚」の入門として、また教養として大まかに知っておきたいという方にもおすすめです。

 


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