『コロナの衝撃 感染爆発で世界はどうなる?』100年に一度といわれる危機の中、世界はどうなっていくのか――国際政治学者が読み解くパンデミックの世界
小原雅博さん著『コロナの衝撃 感染爆発で世界はどうなる?』が、ディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行されました。
重視すべきは安全か、自由か、健康か、経済か――
本書は、国際政治学の立場から、現在の新型コロナウイルスの感染拡大が国際情勢にどう影響するかをあらゆる角度から考察し、我々がどう進路をとるべきかを提言する一冊です。
スペイン・インフルエンザが第一次世界大戦にもたらした影響などを例に、感染症と戦争・国際情勢の関連を歴史を紐解きながら考察。そのうえで、経済と感染症のジレンマ、米中関係や国際協調主義などの国際政治、国際秩序の行方など、未来予測に踏み込みながら課題や注目点を整理します。
<著者メッセージ>
「新型コロナウイルスとの闘いを通じて、私たちは多くのことを学ぶはずだ。重要なことは、それを社会で共有し、そう遠くない将来に出現するであろう新たな感染症の流行に備え、必要な意識改革と具体的な行動を起こすことである。それこそが、感染症克服に近づく道である。」(本書「おわりに」より)
本書の構成
序章 感染症との闘い?新型コロナウイルスがもたらす複合危機
第1章 武漢戦疫
第2章 政治への審判
第3章 世界の不況と分断
終章 私たちは何をすべきか?
おわりに
著者プロフィール
著者の小原雅博(こはら・まさひろ)さんは、東京大学卒業、UC バークレーにて修士号取得。東京大学大学院法学政治学研究科教授。博士(国際関係学)。
1980年に外務省に入り、アジア大洋州局審議官、在シドニー総領事、在上海総領事などを歴任後、2015年より現職。復旦大学(上海)他の客員教授も務める。東大では、現代日本外交を担当。10MTV オピニオンにて「大人のための教養講座」配信中。
著書に『日本の国益』(講談社)、『東アジア共同体』『国益と外交』(日本経済新聞出版社)、『境界国家論』(時事通信社)、『東大白熱ゼミ 国際政治の授業』『チャイナ・ジレンマ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『日本走向何方』(中信出版社)、『日本的選択』(上海人民出版社)など。
コロナの衝撃 感染爆発で世界はどうなる? (ディスカヴァー携書) 小原 雅博 (著) 2019年12月、中国武漢市で起こった謎の新型肺炎は、瞬く間に世界中を恐怖に陥れた。 |
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