『人類は「パンデミック」をどう生き延びたか』感染爆発後の運命を分けた「人類の選択」
島崎晋さん著『人類は「パンデミック」をどう生き延びたか』(青春文庫)が、青春出版社より刊行されました。
感染症を乗り越えてきた人類の歴史と知恵
3月11日のWHOによる「パンデミック」宣言から数カ月が経った今でも世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルス。
症状が出てからでないと感染に気付かず、いつどこで感染したかの推察もできない恐ろしさが日々増してきています。
感染症の流行前後で何が起きるのか
実は、人類は過去に何度も「パンデミック」を経験しています。そして、感染症の流行は社会構造やライフスタイルを劇的に変化させます。現に、新型コロナの流行が、世界経済を縮小させ、生活習慣の変更を余儀なくさせているように…
▽パリは感染症がきっかけで「花の都」になった
▽天然痘が日本でなくなるまでの道のり
(本書より)
感染症と戦ってきた人類の歴史から学べること
本書では、人類が感染症を乗り越えてきた数々の事例を紹介。
当時の為政者や民衆は感染症をどのように対処してきたのか、流行の前と後で何がどう変わったのかなど、現状の解決につながるヒントを探ります。いまだ終息が見えず、不安定な日々が続く現状に少し希望が持てる一冊です。
本書の構成
第1章 「民衆」を不条理に蝕んだ感染症
第2章 「都市・国家」を飲み込んだ感染症
第3章 「歴史的事件」に潜んでいた感染症
第4章 「世界の構図」をつくり変えた感染症
第5章 「日本」のその後を決めた感染症
あとがき ~感染症より怖いものとは~
著者プロフィール
著者の島崎晋(しまざき・すすむ)さんは、1963年東京生まれ。立教大学文学部史学科卒業。旅行代理店勤務、歴史雑誌の編集を経て、現在、歴史作家として幅広く活躍中。
主な著書に『ウラもオモテもわかる哲学と宗教』(徳間書店)、『眠れなくなるほど面白い 図解 孫子の兵法』(日本文芸社)、『古事記で読みとく地名の謎』(廣済堂新書)、『ホモ・サピエンスが日本人になるまでの5つの選択』(青春新書プレイブックス)、『仕事に効く! 繰り返す世界史』(総合法令出版)、『ざんねんな日本史』(小学館新書)、『覇権の歴史を見れば、世界がわかる』(ウェッジ)など。
人類は「パンデミック」をどう生き延びたか (青春文庫) 島崎 晋 (著) 【緊急出版! 文庫、全文書き下ろし】 パンデミックのその後はどうなるのか――。 栄華を極めた国家も、トップに君臨した権力者も、あらがえない不安と恐怖に支配される感染症。 ▼「黒死病は神の与えた罰」と妄信した人々がとった異様な行動とは |
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