『本当の「頭のよさ」ってなんだろう?』齋藤孝さんが教える「勉強と人生に役立つ、一生使えるものの考え方」

齋藤孝さん著『本当の「頭のよさ」ってなんだろう? 勉強と人生に役立つ、一生使えるものの考え方』
明治大学教授・齋藤孝さん著『本当の「頭のよさ」ってなんだろう? 勉強と人生に役立つ、一生使えるものの考え方』が、誠文堂新光社より刊行されました。
読むと前向きな気持ちになる、10代のための啓蒙書が登場!
よく、「あの人は頭がいい」とか「自分は頭がよくないから」と言う事ってありますよね?
その根拠はなんでしょうか?
学校の授業さえきちんと受けていれば、「頭のよさ」は手に入るのでしょうか?
いえ、それだけでは、いじめや不登校など、人生におとずれる多様な困難に打ち勝つ「タフな頭」を鍛えることはできません。
「頭がいい」というのは、脳の「状態」なのです。
頭のいい人、よくない人というように、分けられているわけじゃない。
みんな、頭のはたらきのいい状態と、そうでない状態がある。
その「はたらきのいい状態」を増やしていけば、だれもがどんどん頭がよくなります。
頭がいい状態なら、目の前の問題を解くのはたやすいことです(勉強でも人生でも)。
頭のよさは、生きていく力、現実を変えていく力なのです。
では、「頭のいい」状態を増やしていくには、どうしたらいいのでしょうか?
学校にはなんのために行くの?
受験にはどう臨んだらいいの?
本はどう読めばいいの?
周りの人とはどうつきあえばいい?
本書では、大学で教育学を教える齋藤孝さんが、さまざまな身近なテーマから一生使えるものの考え方を身につけて、頭のよさを磨いていく方法を伝授します。
なお、本書は小学校5年生から読める、ルビ付き。各章末には、 『君たちはどう生きるか』の羽賀翔一さんによる、思わずくすっと笑える1ページ漫画が収録されています。

漫画/羽賀 翔一
本書の構成
第1章 本当の「頭のよさ」ってなんだろう?
⇒本当の頭のよさは「知(判断力)」「仁(誠意)」「勇(行動力)」でつくられる。
第2章 勉強するのはなんのため?
⇒勉強は、自分をいまよりもっと生きやすくしてくれる。 「知る」「考える」喜びが、人生にワクワクやイキイキを増やすんだ。
第3章 学校に行く意味ってなに?
⇒学校は、いろいろな人がいることを知り、人との接し方の練習をするところと思いなさい。
第4章 受験にはどんな戦術で立ち向かうか?
⇒受験は、自分の強み、自分らしい戦い方を見つけるチャンスだ。
第5章 本とどうつきあうか?
⇒本を友だちにしたら、きみは一生、ひとりぼっちじゃなくなる!
第6章 「好きなこと」への没頭体験、ありますか?
⇒好きなことにどんどんハマれ! 情熱の火種を燃やせ!
第7章 思春期は不機嫌でいてもいいと思ってる?
⇒ほがらかな人になろう。自分も他人も上機嫌にできる人になろう。
第8章 生きていくってどういうこと?
⇒いま、自分にできるベストを尽くせ! うまくいかなくても、道はほかにもある。それに気づけるのが、本当の頭のよさだ。
齋藤孝さん プロフィール
著者の齋藤 孝(さいとう・たかし)さんは、1960年生まれ。静岡県出身。東京大学法学部卒業。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。明治大学文学部教授。
『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞、『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞。
『語彙力こそが教養である』(KADOKAWA)、『大人の語彙力ノート』(SBクリエイティブ)などベストセラーも多数。著書発行部数は1000万部を超える。NHK Eテレ『にほんごであそぼ』総合指導。
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