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『常識として知っておきたい 日本語ノート』ネット・SNSにあふれる”言葉の間違い”、わかりますか?

齋藤孝さん著『常識として知っておきたい 日本語ノート』

齋藤孝さん著『常識として知っておきたい 日本語ノート』

齋藤孝さん著『常識として知っておきたい 日本語ノート』が、青春出版社より刊行されました。

 

読むだけで「正しい使い方」と教養が身につく!

「的を得る」
「どちらにいたしますか?」
「愛想を振りまく」  …

 
これらはすべて間違っている日本語です。最近では、こういった日本語の間違いがネットニュースやテレビの字幕、SNS上にあふれています。多少の言い間違いは問題ないかもしれませんが、回数が多かったり正式な文書で間違えると、立場によっては信用を失ってしまうことにもなりかねません。

 
本書では、メディアでもおなじみの齋藤孝さんが、敬語や漢字を含め、特に間違えやすい日本語をピックアップし、正しい言葉の使い方を丁寧に解説しています。間違っている日本語とともに正しい使い方も一目でわかるので、恥をかかない日本語力、教養が感じられる日本語力をこの一冊で身につけることができます。

 

本書の構成

【1章】「混同」の間違い
 すべからく/熱にうなされる/怒り心頭に達する …

【2章】「意味・使い方」の間違い
 手ぐすねを引く/名前負け/耳障りのよい曲 …

【3章】「敬語」の間違い
 おっしゃられた/どちらにいたしますか?/ご購入できます …

【4章】「漢字」の間違い (1)同音異字
 危機一発/興味深々/一身同体 …

【5章】「漢字」の間違い (2)読み
 法の下/遡る/刹那 …

【6章】「漢字」 (3)変化してきた読み方
 他人事/一段落/浅草寺 …

【7章】変化してきた言葉
 気が置けるメンバーで一杯/老体にむち打つ/どんでもございません …

【8章】「ことわざ・故事成語」の間違い
 課長のひそみに習う/破天荒なふるまい/私では役不足です …

 

著者プロフィール

著者の齋藤孝(さいとう・たかし)さんは、1960年生まれ。静岡県出身。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。ベストセラー作家、文化人として多くのメディアに登場。

著書に『何のために本を読むのか』(青春新書インテリジェンス)、『声に出して読みたい日本語』(草思社)、『語彙力こそが教養である』(KADOKAWA)等がある。著書発行部数は1000万部を超える。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導を務める。

 

常識として知っておきたい 日本語ノート (青春新書INTELLIGENCE 631)
齋藤 孝 (著)

「ご指摘はすべからくごもっともです」「私には役不足でした」…ネット・SNSはじめ巷には「間違った日本語」があふれています。数限りなくある日本語の中でも「これは恥をかく」「信用を失う」「評価を下げる」リスクが大きい危険な誤用を齋藤孝が厳選し1冊にギュッと凝縮!敬語、漢字の読み間違い、「2つの言葉の混同による間違い」などについて、なぜ間違いか、正しくはどう言うかをわかりやすく解説。正しい日本語を学びながら教養も身につく保存版!

 


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