「優雅なハリネズミ」ミュリエル・バルベリさん原作小説を高浜寛さんがコミカライズ『薔薇が咲くとき』が刊行
全世界で200万部超『優雅なハリネズミ』著者ミュリエル・バルベリさんによる長篇小説『京都に咲く一輪の薔薇』(早川書房)を、『ニュクスの角灯』の高浜寛さんがコミカライズした『薔薇が咲くとき』がリイド社より刊行されました。
静寂の京都……あるフランス人女性の喪失と再生の物語
【あらすじ】
フランスで生まれ育ったローズは、日本人の父の顔を見たことがなかった。
フランス人の母は5年前に自殺。自分を可愛がってくれた祖母も他界している。
孤独な40代を送るローズのもとに、ある日、日本から父の訃報が届く。
相続の手続きのためにしぶしぶ京都へ向かった彼女は、美術商だった父の助手を務めていたポールに出会い……
全世界で200万部超『優雅なハリネズミ』著者による長篇小説を第24回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」に輝いた高浜寛さんがフルカラーで漫画化!
グラフィックノベルの新たな傑作、日仏同時刊行!!
★トーチweb「薔薇が咲くとき」試し読み:https://to-ti.in/product/rose
高浜寛(たかはま・かん)さん プロフィール
熊本県天草出身。筑波大学卒業。2020年『ニュクスの角灯』で第24回手塚治虫文化賞 マンガ大賞および第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門・優秀賞を受賞。
著書に『イエローバックス』『泡日』『凪渡り』『トゥー・エスプレッソ』『四谷区花園町』、長崎三部作『蝶のみちゆき』『ニュクスの角灯』『扇島歳時記』、『愛人 ラマン』(原作:マルグリット・デュラス)、『薔薇が咲くとき』(原作:ミュリエル・バルベリ)他。
海外、とりわけフランスとイタリアでの評価は極めて高く、著作の多くが各国語に翻訳されている他、アングレームやルッカをはじめとする国際漫画祭への招待など、欧州を中心に各国が注目している。現在、天草四郎の埋蔵金をめぐる歴史浪漫『獅子と牡丹』をトーチwebで連載中。
薔薇が咲くとき (トーチコミックス) 高浜 寛 (著), ミュリエル・バルベリ (原著) 静寂の京都……あるフランス人女性の喪失と再生の物語 |
<原作小説>
京都に咲く一輪の薔薇 ミュリエル・バルベリ (著), 永田 千奈 (翻訳) フランス人のローズは、一度も会ったことのない日本人の父が他界したという報せを受け、京都にやって来た。美術商だった父のアシスタント、ポールと出会い、恋に落ちるが――。ひとりぼっちだった女性が、古都に癒され自分を見つめ直し、人生の意味を見出す。 |
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