紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会が〈笑えるドストエフスキー? 知られざる傑作『ステパンチコヴォ村とその住人たち』の魅力〉をオンライン開催 訳者・高橋知之さんが登壇
紀伊國屋書店Kinoppyと光文社古典新訳文庫がコラボレーションした人気読書会がオンラインで11月29日(火)に開催されます。
今回は、『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』『白痴』などで知られるドストエフスキーの『ステパンチコヴォ村とその住人たち』を取り上げ、訳者・高橋知之さんが登壇します。聞き手は、光文社古典新訳文庫・創刊編集長の駒井稔さんです。
〈紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#85 笑えるドストエフスキー? 知られざる傑作 『ステパンチコヴォ村とその住人たち』の魅力 訳者・高橋知之さんを迎えて〉開催概要
今回の読書会で取り上げられる『ステパンチコヴォ村とその住人たち』は、『貧しき人々』『白夜』での成功の後、シベリア流刑に処されたドストエフスキーが獄中での「万巻の書物にも達する」見聞を元に書き上げたドタバタ喜劇です。
今回の読書会では、本作品を新訳した高橋知之さんが本書の魅力や、なぜこの本が見過ごされてきたのかといった事情などを語ります。
■日時:2022年11月29日(火)18:30~20:00
■会場:Zoom(オンライン)
※案内メールを当日までにメールで連絡します(メール配信日:11月28日・11月29日の2回)
■料金:無料
■参加方法:2022年11月29日(火)18:30まで、Peatixサイト(https://peatix.com/event/3405797/view)にて参加申し込みを受付け。
★詳細:https://store.kinokuniya.co.jp/event/1667218328/
登壇者プロフィール
高橋知之(たかはし・ともゆき)さんは1985年生まれ、千葉県出身。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。専門はロシア文学、比較文学。千葉大学大学院人文科学研究院助教。
著書に『ロシア近代文学の青春――反省と直接性のあいだで』(東京大学出版会)、『ドストエフスキー 表象とカタストロフィ』(共著、名古屋外国語大学出版会)『ロシア文化 55のキーワード』(共著、ミネルヴァ書房)など。訳書にレールモントフ『現代の英雄』(光文社古典新訳文庫)、『ポケットマスターピース10 ドストエフスキー』(共訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ)、フランコ・モレッティ『遠読――〈世界文学システム〉への挑戦』(共訳、みすず書房)など。
ステパンチコヴォ村とその住人たち (光文社古典新訳文庫) ドストエフスキー (著), 高橋知之 (翻訳) 奇天烈な人物たちが巻き起こすドタバタ笑劇 『貧しき人々』『白夜』での成功の後、シベリア流刑に処されたドストエフスキーが、獄中での「万巻の書物にも達する」見聞を元に書き上げた本作。新しい体験と実験が盛り込まれ、プロットの妙、キャラクターの多彩さ、文体の緻密さという点でもきわめて高い完成度を誇る。、文豪初期の知られざる傑作! |
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