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紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会が〈いまこそ心に刺さる!チャールズ・ブコウスキー『郵便局』の魅力〉をオンライン開催 訳者・都甲幸治さんが登壇

チャールズ・ブコウスキー著『郵便局』(訳:都甲幸治さん)

チャールズ・ブコウスキー著『郵便局』(訳:都甲幸治さん)

紀伊國屋書店Kinoppyと光文社古典新訳文庫がコラボレーションした人気読書会がオンラインで2月27日(月)に開催されます。

今回は、チャールズ・ブコウスキー著『郵便局』を取り上げ、訳者・都甲幸治さんが登壇します。聞き手は、光文社古典新訳文庫・創刊編集長の駒井稔さんです。

 

〈いまこそ心に刺さる!チャールズ・ブコウスキー『郵便局』の魅力 訳者・都甲幸治さんを迎えて〉開催概要

『郵便局』は、90年代の日本でカリスマ的人気を博した孤高の作家チャールズ・ブコウスキーのデビュー長篇で、無頼生活を赤裸々に描いた自伝的小説です。

 
今回の読書会では、『郵便局』を新訳した都甲幸治さんが本書の魅力や読みどころについて語ります。

 
■日時:2023年2月27日(月)18:30~20:00

■会場:Zoom(オンライン)
※案内メールを当日までにメールで連絡します(メール配信日:2月20日・2月27日の2回)

■料金:無料

■参加方法:2023年2月27日(月)18:30まで、Peatixサイト(https://peatix.com/event/3492146/view)にて参加申し込みを受付け。

★詳細:https://store.kinokuniya.co.jp/event/1675404425/

 

著者&訳者プロフィール

 
■著者:チャールズ・ブコウスキー(Charles Bukowski)

1920年ドイツ生まれのアメリカの作家。高校卒業後に就職したり進学したりするも長続きせず、22歳で放浪生活をはじめ、雑誌に大量に短篇を書き送る。第二次世界大戦にともなう徴兵検査で心身ともに不適格となると、ロサンゼルスに落ち着き、郵便局に勤めるかたわら、詩集を出版したりアングラ新聞にコラムを連載したりする。

1971年にブラック・スパロウ・プレスから『郵便局』を刊行しプロ作家デビュー。以降、精力的に詩や小説を発表し続けた。長篇『勝手に生きろ!』『詩人と女たち』、短篇集『町でいちばんの美女』『ありきたりの狂気の物語』、旅行記『ブコウスキーの酔いどれ紀行』など、生涯60冊以上の本を出した。1994年逝去。

 
■訳者:都甲幸治(とこう・こうじ)さん

1969年生まれ、福岡県出身。東京大学大学院修了。アメリカ文学研究者/翻訳家/早稲田大学文学学術院教授。

著書に『今を生きる人のための世界文学案内』『世界の8大文学賞』『世界文学の21世紀』『「街小説」読みくらべ』『きっとあなたは、あの本が好き。』『読んで、訳して、語り合う。都甲幸治対談集』『21世紀の世界文学30冊を読む』』『今を生きる人のための世界文学案内』『偽アメリカ文学の誕生』、訳書にブコウスキー『勝手に生きろ!』、フィッツジェラルド『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』、ジュノ・ディアス『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』(共訳)など。

 

※以下はAmazonへのリンクです。

郵便局 (光文社古典新訳文庫)
チャールズ・ブコウスキー (著), 都甲幸治 (翻訳)

仕事は楽勝、配達先で女ともヤレて……のはずが、試験を受けて代用の郵便配達人になってみるとむちゃくちゃキツい。
正職員の連中はひどい雨の日や配達量が多い日には欠勤しちまうし、ボスは意地悪だ。
それでも働き、飲んだくれ、女性と過ごす、そんな無頼生活を赤裸々に描いた自伝的長篇。

【訳者解説より】
確かに、ブコウスキー本人には何か特別な才能があった。
そして彼のこの能力によって、延々と続く単調な仕事に閉じ込められた
人々の現実が『郵便局』という文学作品として結晶することができたのだ。

 
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