【第31回松本清張賞】井上先斗さん「オン・ザ・ストリートとイッツ・ダ・ボム」が受賞
公益財団法人「日本文学振興会」は4月23日、第31回松本清張賞の受賞作を発表しました。
第31回松本清張賞が決定!
第31回松本清張賞の選考委員会が4月23日に開催され、最終候補作4作品の中から、次の通り受賞作が決定しました。
<第31回松本清張賞 受賞作品>
井上先斗(いのうえ ぽんと)さん
「オン・ザ・ストリートとイッツ・ダ・ボム」
受賞者の井上先斗さんは、1994年生まれ、愛知県出身。成城大学文芸学部文化史学科卒業。会社員。
選考委員は、阿部智里さん、辻村深月さん、森絵都さん、森見登美彦さん、米澤穂信さん。選考の詳細は『オール讀物』6月号に掲載されます。
なお、最終候補作は以下の4作品でした。
【最終候補作品】
◎井上先斗さん「オン・ザ・ストリートとイッツ・ダ・ボム」
◎岩渕涼さん「もも」
◎城戸川りょうさん「高宮麻綾(たかみやまあや)の引継書」
◎榛野文美さん「エゴイストは誰か」
松本清張賞について
松本清張賞は、推理小説から時代・歴史小説まで幅広いジャンルの小説で時代を画した松本清張さん(明治42年~平成4年)の業績を記念して創設された、公募の長編小説賞です。公益財団法人日本文学振興会が主催し、文藝春秋が運営。
ジャンルを問わず良質の長編エンターテインメント小説を募集し、受賞者には賞金500万円が贈られます。
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