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谷川俊太郎さん×俵万智さん対談集『言葉の還る場所で』が刊行

『言葉の還る場所で―谷川俊太郎・俵万智対談集―』

『言葉の還る場所で―谷川俊太郎・俵万智対談集―』

春陽堂書店は、谷川俊太郎さんと俵万智さんの対談をまとめた『言葉の還る場所で―谷川俊太郎・俵万智対談集―』を7月5日に刊行します。

 

「二十億光年の孤独」から70年、「サラダ記念日」から35年――日本を代表する表現者二人が語り合う奇跡の対談集

谷川俊太郎さんと俵万智さんのお二人は日本を代表する詩人、歌人です。対談は、それぞれ在住の東京と宮崎という距離を超えてオンラインで行われました。

言葉の達人である二人が、詩と短歌の表現上の相違点、言葉と社会のつながり、言葉と音楽、詩や短歌の翻訳などについて語り合っています。

 
本書は、春陽堂書店が運営するウェブマガジン「Web新小説」(https://shinshosetsu.com/)にて実施されたオンライン対談を書籍化したものです。谷川俊太郎さんの大ファンという俵万智さんのたっての希望で実現しました。

「谷川さん⇔俵さん『もっと聞きたい!?』詩人と歌人の今日から明日」と題されたこの対談は2021年4月1日号~6月1日号にて動画コンテンツとして公開。終始リラックスした雰囲気の中で、言葉や詩、短歌に関する話題から、社会や音楽、都会と田舎についてなど、多岐にわたるテーマが語られました。

 
また、対談の中では、谷川俊太郎さんによる「33の質問」を俵万智さんが回答されています。「33の質問」とは、かつて谷川俊太郎さんがノーマン・メイラーの〈69の問答〉をもとに考えた質問集です。

「金、銀、鉄、アルミニウムのうち、もっとも好きなのは何ですか?」「何故結婚したのですか?」「あなたが一番犯しやすそうな罪は?」などの質問を会話のきっかけにするコミュニケーション術でもあります。今回の対談では、これらの質問によりなかなか聞けないプライベートなことにまで話題は及んでいます。

 
紙面では、お二人の発言の中から印象的な言葉をメッセージブックのように掲載するなど、デザインにも工夫をしています。お二人からの「手紙」のようなぬくもりが感じられるような一冊です。

 

本書の構成

俵の中身 谷川俊太郎

Session 01 「言葉」を疑うか、信じるか .

Session 02 『谷川俊太郎の33の質問』再び

Session 03 都会のデタッチメント、田舎の密度.

豊かな時間のあとに 俵万智

 

著者プロフィール

 
■谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう)さん

詩人。1931年生まれ。東京都出身。哲学者・谷川徹三さんの長男。詩集『二十億光年の孤独』(1952年)でデビュー。

戦後日本を代表する詩人。『世間知ラズ』(1993年)で第1回萩原朔太郎賞、『トロムソコラージュ』(2009年)で第1回鮎川信夫賞、『詩に就いて』(2015年)で第11回三好達治賞を受賞。近著に「Web新小説」連載などを掲載した詩集『虚空へ』(新潮社)がある。

 
■俵万智(たわら・まち)さん

歌人。1962年生まれ。大阪府出身。早稲田大学第一文学部卒業。歌誌『心の花』所属。

『サラダ記念日』(1987年)で第32回現代歌人協会賞を受賞。空前のべストセラーとなる。2020年、7年ぶりの歌集『未来のサイズ』(角川書店)を上梓、同作品で第36回詩歌文学館賞第55回迢空賞を受賞。コロナ禍の心境を詠んだ作品も収めて評判を呼ぶ。

歌集に『かぜのてのひら』『チョコレート革命』『プーさんの鼻』『オレがマリオ』など。評論に『愛する源氏物語』『牧水の恋』など。

 

「Web新小説」とは

「Web新小説」は、1889(明治22)年に春陽堂から創刊された文芸誌『新小説』をウェブマガジンスタイルで発行する文芸マガジンです。

尾崎紅葉、泉鏡花、夏目漱石、田山花袋、森鷗外など多くの名作を世に送り出した『新小説』のコンセプトを引き継ぎ、現在活躍中の詩人、作家、俳人、写真家から最新の文芸コンテンツを配信。更新は月一回、購読料月額300円(税込)でバックナンバーも含め読み放題。登録初月は無料。本書の対談も公開中。入会者はフルバージョンの視聴が可能。

★「Web新小説」:https://shinshosetsu.com/

 

言葉の還る場所で ―谷川俊太郎・俵万智対談集―
谷川俊太郎 (著), 俵万智 (著)

表現者二人が、それぞれ在住の東京と宮崎という距離を超えてオンラインで語り合った対談。
詩と短歌の表現上の相違点、言葉と社会のつながり、言葉と音楽、詩や短歌の翻訳について思うこと、俵万智が答える谷川俊太郎伝説の「33の質問」などを収録。

 


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