【第11回創元SF短編賞】折輝真透さん「上海」が受賞
東京創元社は4月28日、短編SFの新人文学賞「第11回創元SF短編賞」の受賞作を発表しました。
第11回創元SF短編賞が決定!
第11回創元SF短編賞の最終選考会が4月27日にオンライン会議システム上で開催され、受賞作が次の通り決定しました。
<第11回創元SF短編賞 受賞作品>
■創元SF短編賞
折輝真透(おりてる・まとう)さん
「上海」
受賞者の折輝真透さんは、1991年生まれ。東京都出身。2018年『マーチング・ウィズ・ゾンビーズ』でジャンプホラー小説大賞「金賞」、2019年『それ以上でも、それ以下でもない』でアガサ・クリスティー賞を受賞。
選考委員は堀晃さん・宮内悠介さん、小浜徹也さん(東京創元社)。
なお、惜しくも選に漏れた最終候補作の中から下記の1作品に選考委員奨励賞が贈られました。
◎夜来風音(やらい かざね)さん「大江戸しんぐらりてい」
「受賞のことば」など詳細は、http://www.tsogen.co.jp/award/sfss/11th/http://www.tsogen.co.jp/award/sfss/11th/ をご覧ください。
選評は、2020年6月上旬発売の『ミステリーズ!』vol.101 および、今夏発売予定の『Genesis 創元日本SFアンソロジー』夏季号に掲載されます。
創元SF短編賞について
創元SF短編賞は、東京創元社が主催する公募の文学賞です。
対象となるのは、未発表の“広義”のSF短編(40字×40行換算で10枚以上25枚以下)で、受賞作は6月刊行予定の『Genesis 創元日本SFアンソロジー』に掲載された後、短編単体で電子書籍化され、規定印税をもって賞金となります。
【関連】
▼第11回 創元SF短編賞 | 東京創元社
◆【第14回創元SF短編賞】阿部登龍さん「龍は黙して飛ぶ」が受賞 | 本のページ
◆「裏世界ピクニック」宮澤伊織さんのもう一つの代表作『神々の歩法』が刊行! | 本のページ
◆【第13回創元SF短編賞】笹原千波さん「風になるにはまだ」が受賞 | 本のページ
◆【第12回創元SF短編賞】松樹凛さん「夜の果て、凪の世界」が受賞 優秀賞に溝渕久美子さん「神の豚」 | 本のページ