『怒る技法』我慢するだけじゃツライから、正しく怒れる人になろう!
ベストセラー『反応しない練習』著者で、仏教を宗教としてではなく「現実の問題解決に役立つ合理的な方法」として紹介する僧侶・草薙龍瞬さんが『ストレスと闘う日々にやすらぎを取り戻す 怒る技法』をマガジンハウスより刊行しました。
仕事、人間、こんな世の中ーーどんな怒りも「技」を使えば解消できる!心の達人ブッダに学ぶ、最強のメンタル・アーツ
我慢したり、キレたりせず、自分の気持ちを毅然と伝える。怒りの感情をコントロールするーー。
怒りは我慢するものではなく、上手に対処するものです。たとえば、
◎怒りの原因を「自分のせい」か「相手のせい」かに分ける
◎どうでもいい相手からの攻撃は、かわしてしまう
◎怒りを上手に活かして、仕事の効率を上げる
◎自分と他人のあいだに線を引いて「心」を守る
◎手強い相手の勝ちパターンを見抜く
◎「事実」「感情」「希望」を相手に返す
……など、本書には正しく怒るための実践テクニックが満載です。本書は、ストレスや不安だらけの日々を頑張っている方々に向けて心を癒してもらうべく書き下ろされた一冊です。
<著者からのメッセージ(「はじめに」より抜粋)>
最初に、あえてお伝えします――怒ってヨシ!
「怒っちゃいけない」と我慢しないでください。
「怒ってしまった」と、自分を責めるのもやめましょう。
怒ることがいけないのではなく、うまく怒れないだけだ、と思い直してください。
人は生きていれば、必ず怒りを経験します。
怒りを感じることは、日々いくらでもあります。
悩ましい人間関係に、はかどらない仕事、ネガティブやマウントの言葉が飛び交うインターネットに、かさむ生活費に老後の不安、病気、事故、災難、降って湧いた相続争い。
こんな日々の中で、怒ってはいけないなんて、誰が言えるでしょうか。
そもそも仏教は、やすらぎを取り戻す方法です。
怒りについても、多くの智慧があります。
ストレスまみれの日々を頑張っているあなたに向けて、心を癒やしてもらうべく書き下ろしたのが、この本です。
本書の構成
はじめに 怒ることから始めよう(でも、正しく!)
ステージ1 怒ってOK!”正しく怒れる人”をめざせ
ステージ2 まずは自分から怒りを増やさない
ステージ3 イライラの正体に気づく
ステージ4 何事にも動じないタフな心を作る
ステージ5 他人の「圧」に毅然と向き合う
ステージ6 相手の”本質”を見極める
ステージ7 理不尽な世の中に立ち向かう
ステージ8 「褒められたい私」を卒業する
ステージ9 人生の”古い怒り”を手放す
最終ステージ この世界を”強く”生き抜く
著者プロフィール
著者の草薙龍瞬(くさなぎ・りゅうしゅん)さんは、僧侶・興道の里代表。奈良県出身。中学中退後、十六歳で家出、上京。独学で大検(高認)を経て、東京大学法学部卒業。政策シンクタンク他さまざまな職業を経て、三十代半ばで得度出家。ミャンマー国立仏教大学専修課程修了。現在、インドで社会改善NGOと幼稚園・小学校を運営するほか、日本では単身で「人の幸福と社会の改善に役立つ合理的な方法としての仏教」を伝える活動をしている。夏の全国行脚や仏教講座、法話と経典朗読を採り入れた法事など独自の活動を展開中。
主な著書に『反応しない練習』(KADOKAWA)、『こころを洗う技術』(SBクリエイティブ)、『大丈夫、あのブッダも家族で悩んだ』(筑摩書房)などがある。
ストレスと闘う日々にやすらぎを取り戻す 怒る技法 草薙龍瞬 (著) 仕事、人間関係、SNS…… 「我慢」や「後悔」をせず、「イライラ」や「不安」を手放す方法とは? ●「怒らない」ことが正しいとは限らない |
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