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『「めんどくさい」が消える脳の使い方』いつの間にか脱ズボラ?! 作業療法士が教える、科学的に「めんどくさい」を消す方法とは?

菅原洋平さん著『「めんどくさい」が消える脳の使い方』

菅原洋平さん著『「めんどくさい」が消える脳の使い方』

菅原洋平さん著『「めんどくさい」が消える脳の使い方』がディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行されました。

 

「めんどくさい」は、消せる

だれしも、仕事、家事、運動など、日常生活で「めんどくさい」と感じる場面があるのではないでしょうか。なかなかやる気が出ずに、仕事が進まない、家が片付かない、運動が続かない…など、「めんどくさい」によってだらだらしてしまう人は多いでしょう。

 
しかし「めんどくさい」は消すことができます。

 
本書では作業療法士である著者が、「めんどくさい」を消すコツを紹介していきます。
作業療法士とは、家事や仕事、余暇など、人の日常生活に関わる全ての諸活動(作業)がうまくできるように戦略を立て、支援します。その人の脳や体に合わせた戦略を立て、その戦略をその人の脳が自ら実行できるようにしていきます。

 
私たちが日常的に行っているあらゆる「作業」は、私たちの脳と体が行うことであり、その使い方に明確な戦略が立てられれば、「めんどくさい」を消して思い通りの一日を過ごすことができるのです。

 
そして、本書で言う戦略は「脳に通じる命令」を習得することです。性格や生い立ち、学歴ややる気は関係ありません。医療現場で実証された科学的な方法で、テキパキ行動できるようになるのです。

 
<本書の構成>

本書では、見開き1ページのうち、右ページでお悩みとその解決策、そして左ページで、なぜそれで「めんどくさい」が消えるのか、そのメカニズムを説明します。

時間がない人や、やるべきことを手っ取り早く知りたい人は、右ページをパラパラ見て、お悩みと解決策を見てぜひ実行に移してみてください。

そして、継続的に「めんどくさい」が起こらないようにするには、その仕組みを知る必要があります。左ページも読んで仕組みを理解すると、自分なりのアレンジもできるようになるでしょう。

パラパラとみるだけでも、じっくり読んでも、あなたの「めんどくさい」を消すお手伝いができる一冊です。

 

リアルな「めんどくさい」を解決!

本書の作成にあたり、ディスカヴァー・トゥエンティワンではメールマガジンにて会員向けにアンケートを実施。300件以上のリアルな「めんどくさい」の声が集まりました。

そのリアルな声を参考に、本書では仕事、家事、健康、人間関係で生じるめんどくさい悩みに対し、具体的な解決方法を紹介していきます。

 
◆仕事の「めんどくさい」:仕事中に聞こえてくる雑談が気になるなら

姿勢を正して、 お尻をぐっとしめて集中しましょう。
最適なフォームがつくられると、筋肉から感覚データが上頭頂小葉に集まります。「最適な姿勢がつくられています」という情報が、背外側前頭前野、前部帯状回皮質に送られて、目の前の作業以外の情報には注意が向かないように制御されます。

 
◆家事の「めんどくさい」:とにかく掃除がめんどくさい

「10分間しか掃除しない」で大丈夫。
時間が拘束される、言い方を変えると終了する未来が保障されるのは、腹側迷走神経系を前面に出した設定です。安全が保障されているので、エネルギーは最適化されます。「めんどくさい」は発生しません。

 
◆健康にまつわる「めんどくさい」:早起きが得意になりたければ

目覚めたら頭を高くしましょう。
脳の目覚めている度合いである覚醒度は、重力方向に大きく影響を受けます。座って頭を縦にしていると、よほど睡眠不足な状態でない限り、深い睡眠の脳波は出現しません。

 

本書の目次

はじめに

序章 その命令、脳に通じてる?

第1章 脳に通じる命令が、「めんどくさい」を防ぐ

第2章 「めんどくさい」が消える7つのコツ

第3章 仕事の「めんどくさい」

第4章 家事の「めんどくさい」

第5章 健康にまつわる「めんどくさい」

第6章 人間関係の「めんどくさい」

終章 また「めんどう」になってしまったときは

 

著者プロフィール

著者の菅原洋平(すがわら・ようへい)さんは、1978年生まれ。青森県出身。作業療法士。ユークロニア株式会社代表。アクティブスリープ指導士養成講座主宰。

国際医療福祉大学を卒業後、作業療法士の免許を取得。国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事したのち、現在は、ビジネスパーソンのメンタルケアを専門に行うベスリクリニック(東京都千代田区)で、薬に頼らない睡眠外来を担当するかたわら、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修を全国で行う。2020年からはすべての活動をオンラインで行い、リモートワークにおける生産性向上の研修にも取り組んでおり、その活動は、テレビや雑誌などでも注目を集める。

主な著書に、13万部を超えるベストセラー『あなたの人生を変える睡眠の法則』(自由国民社)、12万部突破の『すぐやる! 行動力を高める科学的な方法』(文響社)など多数。

 

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菅原 洋平 (著)

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そんな人でも大丈夫。
めんどくさくて動けないのは「やる気」のせいでも「性格」のせいでもありません!
本書では、物事がめんどうに感じてしまう理由や、
解消できる簡単な7つのコツ、44の具体的な解決策を紹介しています。
脳の仕組みを生かして、仕事も家事もすっきり片付けましょう!

≪「めんどくさい」が消える7つのコツ≫
1 夕方の体温を上げる
2 その日一番やりたいことを最初にやる
3 両手に違うものを持たない
4 次の作業の、最初の工程だけ手をつけてやめる
5 とにかく手で触る
6 やったことが誰かにつながるのを見る
7 「それができたらこれができる」と言う

 


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