『うまく言おうとすればするほど間違いやすい「敬語」』その言い方、「?」と思われています!
野口恵子さん著『うまく言おうとすればするほど間違いやすい「敬語」――その言い方、「?」と思われています』が三笠書房より刊行されました。
どこが間違っているのかヘンなのか?
たとえば……
「自己紹介をさせていただきます」
「下線を引かせていただいた箇所について、」
「ご説明させていただきます」……
いくら丁寧でも、こんなに「させていただいて」いれば、聞く人を不安にさせるだけでなく、信頼まで失いかねません。
ほかにも、
◆ 気を使ったつもりで失礼な
「〇〇してもらってもいいですか?」
◆ 謝意がまったく伝わらない
「お詫びしたいというふうに思います」
◆「隣のお席、空いていらっしゃいますか?」
と聞かれても……
◆ 「存じて」いるのか「存じ上げて」いるのか
◆ 議論が「煮詰まる」のは困ったこと?
そんな、敬ったつもりで「失礼になっている敬語」や「不快感を与えている言い回し」を取り上げ、どこが間違っているのか、なぜヘンなのか、どう言えばよかったのか、をわかりやすく解説しています。
互いに気持ちよくわかり合うための言い方を、いま一度点検してみませんか。
本書の構成
●1章 気を使いすぎて伝わらない?
・相手の好意を断るときに「大丈夫です」?
・「○○かもしれません」で思いは伝わるのか
●2章 普通に言ってそうだけど実は間違っている
・「~てもらってもいいですか?」と頼まれても……
・ご近所さんの愛犬は「死ぬ」のか「亡くなる」のか
●3章 ひょっとしたら相手をモヤモヤさせているかも?
・「~というふうに思います」と聞かされたほうは
・「お出かけされる」という尊敬語もどき
●4章 正しく言おうとすればするほどヘンに?
・「〇〇いたしかねます」はキツく聞こえる?
・「お待たせをいたしました」はどこがヘンか
●5章 知っている人が聞いたら首をかしげる?
・慢性的「ございます」病
・「存じて」いるのか「存じ上げて」いるのか
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