『死ぬまで歩ける体をつくる!10秒「寝ころび筋肉ひねり」』65歳からでも遅くない!シニアの足腰にやさしい筋トレ本
鈴木亮司さん著『死ぬまで歩ける体をつくる!10秒「寝ころび筋肉ひねり」』がPHP研究所より刊行されました。
基本の動きは、曲げて、伸ばして、ひねるだけ
「日本人筋肉量の加齢による特徴」という研究によると、足腰の筋肉量は20代から加齢に伴い急激に減少し、80代女性の場合は20代に比べて3割減という結果がでています(日本老年医学会雑誌47巻に掲載)。筋肉の衰えは「ロコモ」で知られる運動器症候群の主な原因です。
本書は、3万人以上のロコモ予備軍を救った「体芯力トレーニング」の開発者が考案した、シニアのための足腰トレーニングブックです。ふとんの上に寝ころんで行なうため、よろけたり転んだりする心配もありません。
元格闘家の著者は、現役時代の怪我やスランプをきっかけに、負荷をかけなくても体の動きがよくなる体操の研究に取り組みました。これが「体芯トレーニング」の原型です。「体芯」は著者の造語で、骨格の上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉である「大腰筋」をさし、この筋肉は立ち上がる・歩く・走るなどの運動に使います。
「寝ころび筋肉ひねり」は、著者の研究と経験によって確立されたメソッドで、曲げる・伸ばす・ひねるという3つの簡単な動きだけで、大腰筋にアプローチします。本書では、仰臥、横臥、伏臥を含む26種の体操を、写真とともに解説しています。
「寝ころび筋肉ひねり」の効果と体験者の声
現在はパーソナルトレーナーとして、ラグビー日本代表候補などのアスリートをサポートする著者ですが、自宅や公共施設、セミナーなどで一般指導も行っています。
生徒の約3分の1は65歳以上で、80代の後期高齢者もいるという体験者からは、
「階段がスイスイ昇れて、久しぶりに自宅の2階に行けた」(80歳女性)
「筋肉ひねりをはじめて2か月で、諦めていた正座ができた」(74歳女性)
「布団の中でまいにちモジモジしているうちに、半年で疲れやすさが改善」(73歳女性)
など、転倒への不安解消や、疲れや痛みが軽減したなどの声が寄せられています。
【紹介されている体操の一例】
◎歩幅が広くなり大股で歩ける「ひざ倒し体操」
◎階段が昇りやすくなる「股関節の曲げ伸ばし」
◎立ち上がるのがラクになる「仰向けモジモジ体操」
◎歩行がラクになる「足のワイパー体操」
著者プロフィール
著者の鈴木亮司(すずき・りょうじ)さんは、頑張らないトレーニング「体芯力」で楽に動ける身体を創るパーソナルトレーナー。
ティップネス町田を中心に、自宅や公共施設での指導、セミナー講師、トレーナー研修業務などを行っている。顧客には、ラグビー日本代表候補、などのアスリートから80代の高齢者まで幅広くおり15年でのべ約3万人をサポートしている。
死ぬまで歩ける体をつくる! 10秒「寝ころび筋肉ひねり」 鈴木 亮司 (著) PART1 寝たきりにならないために鍛えたい筋肉はどこにある? PART2 10秒からはじめる「寝ころび筋肉ひねり」 回転の動き・三日月体操・ひざ倒し体操・股関節の曲げ伸ばし・浮き腰ヒップリフト・うつ伏せひねり体操・仰向けモジモジ体操他 |
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