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『感性のある人が習慣にしていること』京都で330年続く陶芸の名家で培った、心を磨く暮らしのコツ!

SHOWKOさん著『感性のある人が習慣にしていること』

SHOWKOさん著『感性のある人が習慣にしていること』

欧州やアジアでも個展を開く器アーティスト・SHOWKOさんが「感性」という抽象的な力が身につく具体的すぎる方法を紹介する『感性のある人が習慣にしていること』をクロスメディア・パブリッシングより刊行しました。

 

現代人に必須! 「感性」とは何か?

いま、「自分で決められない人」が増えているといわれます。

◎トレンドを追って服や小物を買う
◎口コミを参考にして、観る映画、読む本、行くお店を決める
◎みんなが見ているテレビ番組や動画を見る

 
情報があふれ、SNS でも様々な意見が飛び交う現代で、「流されずにいる」ことは簡単ではありません。

「自分に似合うもの」「自分だけの価値」「自分に向けられた気持ち」「自分が好きになれるもの」。
これらはすべて、正解がないものです。

 
この、目に見えない価値を感じ、正解のないことを選び抜ける力こそ、「感性」です。
こんな時代だからこそ、「自分で感じ、選び取る力=感性」が必要です。

 

伊・仏・中、世界で活躍する器アーティストが「心のものさし」を伝授!

本書では「感性」が養われる習慣として、以下の5つを紹介しています。

 
(1) 微妙な違いに反応する「観察する習慣」

感性のある人は、身の回りの細部や変化をとてもよく見ています。だから、人と同じものを見ていても、他人とは違うことに気づき、たくさんの感覚や感情を得ることができます。
「肌の感覚で気温を当ててみる」「毎日を裸足で生活してみる」など、13の習慣を紹介します。

 
(2) 惑うことを知る「整える習慣」

感性のある人は、自分の感情の変化を自覚し、意識的に整えられます。だから、つねに冷静でフラットで、本質的な選択ができます。
「ハンガーの数を減らしてみる」「言葉を感情的に書きなぐってみる」など、10の習慣を紹介します。

 
(3) 多角的にものごとを捉える「視点を変える習慣」

感性のある人は、いつも他人とは異なる視点で世界を捉えています。だから、そこから生まれるアイデアはいつも独創的で斬新です。
「お椀を植木鉢にしてみる」「気持ちよく話すのをやめてみる」など、11の習慣を紹介します。

 
(4) 新たな世界を知る「好奇心を持つ習慣」

感性のある人は、好奇心を持ち、それを追求できます。だから、つねに新しい価値観や情報を手に入れて、自分の思考も深めていけます。
「わかったと言うのをやめてみる」「100年使えるものを買ってみる」など、9つの習慣を紹介します。

 
(5) 自分の感覚を信じる「決める習慣」

感性のある人は、自分の選択を信じて決断できます。だから、答えのないことにも正解を出せるのです。
「目的地をつくらずに歩いてみる」「自分の100年史を書いてみる」など、6つの習慣を紹介します。

 

「感性」を磨くことは、「自信のある生き方」につながる

感性がある人は、自分に似合うものを知っています。絶えず新しいアイデアを生み出せます。
自分の気持ちを理解し、人の気持ちも理解できます。そして、周りの意見に惑わされずに、自分の思った人生を歩むことができます。

 
すなわち、「自分のものさし」を持っているのです。

 
本書で紹介されている習慣を実践すると、世の中の見方や、吸収できること、そこから考え、判断していく方法などが変わり、感性、つまり自分だけの判断軸が育っていきます。

 
100%正しい道など存在せず、迷いや後悔なく生きるには、自分軸で決断できるようになるしかありません。
感性を身につけることで、それはやがて人生を決定していく強い力となり、日常の受け止め方を好転させ、豊かな人生を送っていく道しるべとなるでしょう。

 
<担当編集者からのコメント>

人は誰でも「感性」を持っています。
なにかを見てときめいたり、違和感を持ったりすることはあるでしょう。
ただ、他人の目を気にすることで、その感情に蓋をしているだけなのだと思います。
この本を読んで、本来もっている感性が解き放たれ、自分の感覚に素直になれる人が増えることを願っています。

 

本書の構成

はじめに 感性のある人とは、「答えを出せる人」のこと

序章 感性を養う「5つの習慣」

第1章 感性を養う「観察する習慣」
「肌の感覚」で気温を当ててみる
前を向きながら「横の風景」を見てみる
毎日を「裸足」で生活してみる
「お酒の味わい」を言語化してみる
音を「分解して」聴いてみる
モノの配置を「体で覚えて」みる など

第2章 感性を養う「整える習慣」
「財布のなか」を整えてみる
「午前中」に掃除をしてみる
家の「ハンガーの数」を減らしてみる
10分間、「呼吸」に意識を向けてみる
「目的もなく」絵を描いてみる
言葉をなるべく感情的に「書きなぐって」みる など

第3章 感性を養う「視点を変える習慣」
「作者の気持ち」になって作品を見てみる
言葉を「文字にして」見てみる
お碗を「植木鉢」にしてみる
「気持ちよく話す」のをやめてみる
「金継ぎ」を学んでみる
「初期設定」を疑ってみる など

第4章 感性を養う「好奇心を持つ習慣」
「地元の名産」をプレゼントしてみる
身近なものの「意味」を知ってみる
「言葉の余韻」を好きになってみる
「わかった」と言うのをやめてみる
「20年使えるもの」を買ってみる
「100年使えるもの」を買ってみる など

第5章 感性を養う「決める習慣」
「選択の理由」を言葉にしてみる
「目的地」をつくらずに歩いてみる
「コンプレックス」を克服してみる
「やらないこと」を決めてみる
「自分の100年史」を書いてみる
「社会参加」の意識を持ってみる

 

著者プロフィール

著者のSHOWKOさんは、陶芸家。アーティスト。京都にて330年の歴史のある茶道具の窯元「真葛焼」に生まれ、茶道をはじめとした日本文化が日常にある家庭で育つ。

2002年より佐賀県武雄の草場一寿さんの元で修行の後、2005年に京都に戻り、自身の工房「Spring Show Studio 」をスタート。何度も塗り、焼き重ねることによって立体感と透明度の増す独自の技法で陶板画制作をはじめる。2009年にブランド「SIONE(シオネ) 」を立ち上げ、全国で多数の企画展を開催し、2011年より海外で展開。ミラノサローネに出展後、ヨーロッパでの展示会を多数開催。その後、アジア各国にて展覧会、茶会を開催し、アートワークや器を通して日本文化を伝える。

2016年には銀閣寺近くの旅館をリノベーションし、工房兼ショップをスタート。2017年、LEXUS NEW TAKUMI PROJECTの京都代表に選出され、プロジェクトに参加。その後、2019年、京都に新しくできたアートホテルの2部屋を制作するなど、本格的にアートワークの制作に力を入れる。話題の女性の人生を映し出すドキュメントバラエティ「セブンルール」出演により、広く注目されている。

 

感性のある人が習慣にしていること
SHOWKO (著)

人が使っているのを見て。
誰かの評価を気にして。
なにかと比較して。
そうして選んだものは、本当に心から良いと思ったものですか?

自分らしく生きるための、「心のものさし」を手にいれる。
330年続く京都陶芸の名家に伝わる「心を磨く」暮らしのコツ

情報があふれる現代で、「流されずにいる」ことは簡単ではありません。

「トレンドを追って服や小物を買う」
「口コミを参考にして、観る映画、読む本、行くお店を決める」
「みんなが見ているテレビ番組や動画を見る」

流行に敏感なことは、決して悪いことではありません。
でも、そういった他人軸でものごとを決めるのではなく、

「自分に似合った洋服を着こなしている」
「その人らしいインテリアや小物に囲まれている」
「人が知らない自分だけのお気に入りを持っている」
「熱中できる趣味や嗜みを持っている」

そんな「自分らしい」生き方をしている人に、憧れていたりはしないでしょうか。
目に見えない価値を感じ、正解のないことを選び抜ける力こそ、「感性」です。
「感性」は特別な人だけが持ち得るものではありません。
「観察する」「整える」「視点を変える」「好奇心を持つ」「決める」
この5つの習慣によって、身につけられるものなのです。
日々の暮らしをすこし変えるだけで、しぜんと「感性」が養われる。
そして、自分らしく生きるための「ものさし」を手にいれる。
その方法を、本書ではお伝えします。

 


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