『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』意志が弱くても行動できる! 「いつもギリギリにならないと動けない」「やりたいことがあるけれど始められない」そんなあなたを、“すぐやる人”に変えるメソッドが登場!
大平信孝さん著『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』が、かんき出版より刊行されました。
撒かない種は収穫できない
突然ですが、野菜の種や苗を植えていないのに収穫を楽しみにしている人がいたら、あなたはどう思いますか?
「さすがに収穫できないでしょう」「何も植えていないのに収穫を期待するなんて……」「とりあえず苗を植えるか、種まきすればいいのに」と思いますよね。
さすがに、種も苗も植えずに野菜を収穫しようとする人はいないと思います。
しかし、これが日々の仕事やご自身の夢、目標の実現ならどうでしょうか?
夢や目標はあるけれど、それを実現するための行動を起こすことなく、成果だけを期待している人は、意外に多くいます。
「英語を話せるようになりたい」のに、英語に触れさえしていない。
「体を鍛えて健康になりたい」と、何年もスポーツジムを探し続けている。
「趣味の分野で起業したい」と考えているのに、調べることもしていない。
心当たりがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日々の仕事でも同じです。
「早く上司にトラブルの報告をしなきゃ」と思いつつ、夕方になってしまった。
明日が期限の報告書があるのに気乗りせず、手をつけられていない。
メールの返信が億劫で先延ばしにしていたら、大量に溜まってしまった。
こんなことが続き、「だから私はダメなんだ」「いつもギリギリにならないと動けない」「あのとき動いておけばよかった……」と、自分を責めている方もいるかもしれません。
本書は、あなたの「すぐやる」スイッチを取り戻すための本です。このスイッチは誰もが持っているものです。実は、「つい、先延ばししてしまう人」は、そのスイッチの入れ方を忘れてしまっているだけなのです。
意志が弱くても行動できる
本書では、脳科学とアドラー心理学を組み合わせた独自の目標実現法「行動イノベーション」をベースに、誰でも今すぐにスイッチを入れられる方法を、37のメソッドに分けて紹介していきます。
やるべきこと、やりたいことをつい先延ばししてしまうのは、あなたがダメなわけでも、意志が弱いからでもありません。あなたが動けないのは、人間の脳の仕組みがそうなっているからなのです。
人間の脳は生命維持のため、命に別状がないかぎり、できるだけ変化を避けて現状維持をしようとする防衛本能が働いています。この脳の防衛本能が、あなたの行動を抑制しようとするのです。
この脳の仕組みを理解し、行動スイッチの入れ方を知れば、誰でも自分を動かすことができるようになります。
よく、「やる気が出ない」という人がいますが、「やる気」は行動した後にしかついてきません。やる気に頼っていると、永遠に動くことはできないのです。
本書では、アドラー心理学や脳科学に基づいた、「やる気に頼ることなく自分を動かすためのコツ」を豊富なイラストを交えながら紹介します。
意志の強さは必要ありません。
本書のメソッドで、「先延ばしばかりの人生」から「とりあえず種を植えてみる人生」に変えましょう。
本書の構成
第1章 先延ばしがなくなる! 行動に「初速」をつける方法
第2章 集中力が驚くほど続く! 「行動ブレーキ」の外し方
第3章 感情に左右されない! 行動マインドのつくり方
第4章 「忙しくて動けない」がなくなる! 時間の使い方
第5章 夢や目標に向かって一歩踏み出せる! 行動思考の身につけ方
巻末付録 目標を着実に実現するための「振り返りノート」の書き方
著者プロフィール
著者の大平信孝(おおひら・のぶたか)さんは、長野県出身。中央大学卒業。株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役。メンタルコーチ。目標実現の専門家。
脳科学とアドラー心理学を組み合わせた、独自の目標実現法「行動イノベーション」を開発。その卓越したアプローチによって、これまで1万5000人以上の課題を解決してきた他、オリンピック出場選手、トップモデル、ベストセラー作家、経営者など各界で活躍する人々の目標実現・行動革新サポートを実施。その功績が話題となり、各種メディアからの依頼が続出。現在は法人向けにチームマネジメント・セルフマネジメントに関する研修、講演、エグゼクティブコーチングを提供。これまでサポートしてきた企業は、IT、通信教育、商社、医療、美容、小売りなど40以上の業種にわたる。
また、個人向けに「行動イノベーション年間プログラム」とオンラインサロンを主宰。「2030年までに次世代リーダーをサポートするプロコーチを1000人輩出し、日本を元気に!」を目標に掲げ、プロコーチ養成スクール「NEXT」を開講。
10冊の著作の累計発行部数は23万部を超え、中国、台湾、韓国など海外でも広く翻訳されている。おもな著書に、『指示待ち部下が自ら考え動き出す!』(かんき出版)、『先延ばしは1冊のノートでなくなる』(大和書房)などがある。
やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ 大平 信孝 (著) |
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