『こんな世の中で生きていくしかないなら』「自己肯定感」「多様性」「家族愛」…りゅうちぇるさんがいま思うことをつづった初の著書
タレント・りゅうちぇるさん初の著書『こんな世の中で生きていくしかないなら』が、朝日新聞出版より刊行されました。
〈僕は「自分らしく生きよう」って考えたことは、ほとんどない。この生き方しか知らない。この生き方しかできないだけ――。〉
本書は、りゅうちぇるさんが自身のバックグラウンドをたどりながら、「多様性」「自己肯定感」「自分らしさ」「人間関係」「愛」「子育て」など、いま思うことをつづった30編を収録しています。
◎自己肯定感なんて、そんな簡単に手に入らないよね。
◎「男だから」「女だから」って、なんか意味あるの?
◎コンプレックスも工夫次第で、自分の「武器」になる。
◎好きなところではなく、嫌いなところを「10個」数えてみる。
◎「イクメン」なんて言葉、なればいいのに。
◎親と子は一緒に成長していく「横並び」の関係。
◎自分の幸せの軸を他人にゆだねて、何になるの?
本書には、りゅうちぇるさんが普段、違和感を抱いたことや疑問に思ったことについて、率直な思いが記されています。
幼少期から「人と違う」と言われ、自分の「素」を出せずに苦しんだ中学時代。「ありのままの自分」を出す転機となった高校時代。沖縄から上京して、芸能界で仕事をするようになり、結婚して子どもが生まれて……。
つらいことの多い世の中だけど、そのつど、新たな出会いがあり、新しい世界を知り、考え方が変わるきっかけがあった、といいます。
〈諦めること、割り切ること、逃げること、戦わないこと。そして、期待しないこと。
これらの武器を身につけたことで、僕はこんな世の中でも幸せを感じられるようになった。自分や大事な人を守っていく自信も持てるようになった〉
「綺麗事は書かない」と本書で記しているように、テレビでの「いつも明るくてハッピーなりゅうちぇる」とは違った一面を見せてくれます。
本書の目次
Chapter1 「自己肯定感」なんて簡単に言うけどさ……
Chapter2 「割り切り」と「共感力」
Chapter3 「普通」と「個性」の間で
Chapter4 僕を成長させる
Chapter5 こんな世の中で生きていくしかないなら
こんな世の中で生きていくしかないなら りゅうちぇる (著) 諦める、割り切る、逃げる、戦わない。そして、期待しないこと。 「多様性」「自己肯定感」「自分らしさ」「愛」「子育て」など、いま思うことをつづる、りゅうちぇる初の著書。 |
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