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『自分を動かす手帳術』人気クリエイター&インスタグラマー登場!書くだけで心がほっと軽くなる、気持ちが整理できる、毎日をもっと自分らしく過ごすための「手帳術」

『書くだけでラクになる 自分を動かす手帳術』

『書くだけでラクになる 自分を動かす手帳術』

柳沢小実さん、甲斐みのりさん、山本ふみこさん、mizutamaさんなど、人気クリエイター・インスタグラマー23名の「手帳術」を紹介する『書くだけでラクになる 自分を動かす手帳術』が、主婦の友社より刊行されました。

手帳の使い方は人それぞれです。
自分や家族の予定、やらなければいけないこと、仕事のこと、毎日の献立、今日の思い出、家計簿、いつかやりたいこと、目標……、その人が、自分の暮らしの中で何を大切に考えるかで、選ぶ手帳や書くこと、書き方が変わってきます。

そこで本書では、23名の方に手帳の使い方についてお伺いしています。

 

エッセイストの柳沢小実さんはアナログのバーチカル手帳を愛用

エッセイストの柳沢小実さん

エッセイストの柳沢小実さん

高校生のころから時間軸があるバーチカル手帳を使っているという柳沢さん。近年は能率手帳「NOLTY・リスティ1」を使用しています。

シールは内容別に色分け。おにぎりのスタンプは自炊のマーク。

シールは内容別に色分け。おにぎりのスタンプは自炊のマーク。

「かわいい手帳にしたいわけじゃなくて、情報を見やすくしたいんです。そのためにも、用事の内容を色丸シールで仕分けしています。たとえば、撮影や取材は黄色系、プライベートは緑と青などで分けると一目瞭然。シールの色を見て『今週は働きすぎているな、バランスが悪いな』など気が付くこともあります」

 
TO DOリストや食事の記録なども書くようになり、暮らしの改善点が見えることも。「毎日ごはんのメニューを記録していると、『最近肉が続いているから、今夜は魚にしようかな』と考えるきっかけにもなるんです」

大好きな台湾など海外の文具。「イラストが描けないので、たまににぎやかしでシールやふせんを貼ることも」

大好きな台湾など海外の文具。「イラストが描けないので、たまににぎやかしでシールやふせんを貼ることも」

手帳を書くと、“積み上げている感覚”を実感するという柳沢さん。頭の中にたまっていく情報を書き出して可視化するうちに、すっきりと整理されるそう。

 
「私はたぶん、手書きの手帳からは離れない。デジタル化すると便利かもしれないけど、全然興味がないんです。手帳は一生使い続けるつもり」

 

クリエイターの佐藤ねじさんは手書きノートからデジタルへ移行

クリエイターの佐藤ねじさん

クリエイターの佐藤ねじさん

ノート活用術の著書もあるクリエイターの佐藤ねじさんは、手書きのノートからデジタルへ移行。

以前使っていたノート。1ページ1テーマで書く。

以前使っていたノート。1ページ1テーマで書く。

「もともとすごいメモ魔で、とにかく何でも1冊のノートに書いていました。だから、書いたら瞬間的に消化されるものと、この先も保存したい情報、何度も見返すアイデアが1冊に混在している状態だったんです。そこで、保存したいアイデアだけをまとめて手帳型のノートに書き写して“1軍ノート”をつくり、活用していました」

 
「そうやってノートを書くのは楽しかったのですが、そのうちアイデアのアウトプットが追いついてこなくなったんです。そこで、ちょうど時間ができたタイミングで、ノート系アプリを使ってそれまでの情報を一気に整理しました。そうすると、分類と検索がぐんとラクに。タスクや習慣管理、お金、家族、趣味などあらゆることを細分化して記録できます。イメージ写真も載せられる。また、シェアができるので、仕事だけじゃなくて、プライベートでも活用しています」

モレスキンに手書きしていた1軍ノートは、Bearというノート系アプリに変化

モレスキンに手書きしていた1軍ノートは、Bearというノート系アプリに変化

ひとつのやり方に固執せず、常に最適な方法を模索する佐藤さん。ツールはデジタルでも、思考整理やまとめ方はノートの頃から変わりません。

 

クリエイターのねこねこさんはフォーマットから手書き

ねこねこさんの手帳は、すべて手書き。タスク管理や予定、習慣、ウィッシュリストや天気やニュースなどさまざまな情報を1冊で管理しています。

天気や時事ネタも書き写して管理。コンディションチェックも

天気や時事ネタも書き写して管理。コンディションチェックも

夕食の献立と日記。短期間でメニューかぶりがないかもチェック

夕食の献立と日記。短期間でメニューかぶりがないかもチェック

「市販の手帳を使っていたこともあるのですが、使わないページが気になって、ノートに自作するようになりました。デジタルも試しましたが、アプリも使わない機能があるから、結局自分が必要な項目だけを好きなように手書きしたほうが早い」と今のスタイルに定着。

 
はじめは日々の小さなTO DOをこなし、書いて振り返ることからスタート。徐々にやりたいことや目標を書くようになり、行動することで実現に近づいていったそう。「まずは手近な目標からちょっとずつステップを踏んで積み重ねていく。そうやって書いてきたことで、絵を描く仕事や本の出版などの夢を叶えてきました」

 
紹介されている手帳術は、それぞれの人が暮らしや仕事がラクにまわるように試行錯誤を重ねたものばかりで、参考になります。これからの毎日をもっと充実させるためのヒントが満載です。

 

本書の構成

■PART1
憧れのあの人にインタビュー!  心を満たす暮らしと手帳

柳沢小実さん(エッセイスト)
mizutamaさん(イラストレーター)
甲斐みのりさん(文筆家)
佐藤ねじさん(アートディレクター)
ヤミーさん(料理研究家)
山本ふみこさん(随筆家)

■PART2
スミからスミまで見たい!  あの人たちの手帳の中身

●スペシャリストの手帳拝見
ねこねこさん(クリエイター)
島野真希さん(カリグラファー)
なかむら真朱さん(クリエイター)
miyuさん(手帳プランナー)
佐々木かをりさん(株式会社イー・ウーマン代表取締役社長)

●人気インスタグラマーの手帳拝見
てがきのゆっきーさん
ぽんたさん
桜花さん
mitanさん
さえぼ さん
あおさん
うみさん
natsumi さん
nozomi さん
RENA さん
あゆみアンさん

■PART3
「書く先にある大事なこと」とは?
髙橋拓也さん(「毎日、文房具。」編集長)

 

書くだけでラクになる 自分を動かす手帳術
主婦の友社 (編集)

書くだけで気持ちがラクになる! 暮らしがスムーズに動き出す! 素敵なあの人&人気クリエイターたちの手帳活用術を大公開。自分らしく充実した日々を過ごすヒントに

 


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