『できるリーダーは、「命令しない」「教えない」』リーダーにカリスマ性はいらない!
伊庭正康さん著『できるリーダーは、「命令しない」「教えない」 自分で考えて動く部下を育てるコツ』が、大和書房より刊行されました。
「カリスマ性」がなければリーダー失格なのか?
本書は、10万部突破『できるリーダーは「これ」しかやらない』(PHP研究所)、『プレイングマネージャーの基本』(かんき出版)、『営業の一流、二流、三流』(明日香出版社)など、著書多数の伊庭正康さんの最新刊です。
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押し付けたり、ぐいぐい引っ張るのが苦手で、内向的な自分はリーダーに向いていないと思っている人は多いのではないでしょうか。
しかし近年、ビジネスの現場では「昭和型」「体育会系」的なリーダーシップよりも、むしろ「寄り添う」「部下の個性を引き出す」方向性の内向型リーダーシップが求められています。
実は内向的であることは武器になるのです。
成功しているリーダーには内向型も多い
歴史に名を遺すリーダーの中には、物静かな内向型な人物も多い。
たとえばマイクロソフトの共同創業者のビル・ゲイツ、グーグルの共同創業者ラリー・ページ、フェイスブックの創業者マーク・ザッカーバーグです。
内向型リーダーには独自の戦い方があります。それは、「合理的な判断」に基づき、「部下を活かす環境を作る」ことです。
カリスマリーダーである必要はありません。むしろ部下を主役にするリーダーシップが求められているのです。
内向型リーダーの悩みあるある
以下で、本書で取り上げられている、内向型リーダーが抱えやすい悩みと、それを解決する方法を一部紹介します
◎「飲み会をやりたくない…」
→誰もが参加したくなるような「交流の機会」を企画すれば、無理に飲みに行く必要はない。
◎「お願いするのは気を遣うので自分でやってしまう」
→自分でやってしまうことで部下を不幸にしているかもしれない。お願いするのが苦手なら「相談」のスタイルに変えよう。
◎「チームワークが低いのは自分の責任?」
→まずは雑談の量を増やそう。
◎「パワハラが怖くて部下を叱れない。」
→無理して叱らなくていい。それよりも、きちんと対話をし、フィードバックをすることが重要。
「自分はリーダーに向いていない」と思った時こそ自分を変えるチャンスです。内向型の強みを生かして、組織のポテンシャルを引き出すリーダーになりましょう!
本書の構成
第1章 リーダーの”しんどさ”は、「頑張り方」を変えれば解決する
第2章 「部下を主役」にするマネジメントのコツ
第3章 「この人と働きたい」と思われるリーダーがやっていること
第4章 命令せず、教えずに、部下が「自分から動く」ように導く方法
第5章 仲良しグループになっていないか? 「戦えるチーム」のつくり方
第6章 信頼されるリーダーは、どう「決断」しているのか
第7章 それでも「リーダーは向いていない」と思ったら
著者プロフィール
著者の伊庭正康(いば・まさやす)さんは、1969年生まれ。京都出身。1991年リクルート入社。営業職としては致命的な人見知りを4万件を超える訪問活動を通して克服。その後は、リクルート社においてプレイヤー部門とマネージャー部門の両部門で年間全国トップ表彰4回を受賞、また40回以上の社内表彰を受ける。
2011年、研修会社「(株)らしさラボ」を設立。リーディングカンパニーを中心に年間200回を超えるセッションを行っている。
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