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『息子がいじめの加害者に? 大原さんちの大ピンチ』突然、自分の子どもがいじめの加害者だと言われたらどうしますか?

大原由軌子さん著『息子がいじめの加害者に? 大原さんちの大ピンチ』

大原由軌子さん著『息子がいじめの加害者に? 大原さんちの大ピンチ』

マンガ家・大原由軌子さん著『息子がいじめの加害者に? 大原さんちの大ピンチ』が、文藝春秋より刊行されました。

本書は、いじめ騒動の当事者となった一家のサバイバルを描いた実話マンガです。ネット上で賛否両論、大論争を巻き起こした電子書籍に大幅加筆し、単行本化したものです。

 

ネット上で賛否両論! 話題の電子書籍を単行本化

ある日突然、自分の子どもがいじめの加害者だと言われたら、あなたはどうしますか?

 
東日本大震災をきっかけに、故郷の佐世保に一家で移り住んだマンガ家の大原由軌子さん。仕事も軌道に乗り、息子たちも地元の暮らしに溶け込み、ようやく落ち着きを取り戻した矢先、長男がいじめの加害者だと告発されます。

被害者の児童の親に謝罪はしたものの、長男が教師からは精神異常者扱いされたり、全校集会で吊るし上げにあったりと、一家は四面楚歌に。パニック状態の由軌子さんですが、元編集者のダンナさんがいろいろと調べたところ、相手の親にも不審な点が出てきて……。

「参考になった」「共感できない」。ネット上で賛否両論、大論争を巻き起こした話題の電子書籍を単行本化。息子がいじめ被害者だった前日譚をはじめ、数々のエピソードを追加した増ページ完全版です。

 
子どもがいじめ加害者と訴えられたとき、親はどう向き合い、どのような対応をとるべきか。リアルなエピソードと対処法が満載で、子どもの 「いじめ問題」 の処方箋ともなる一冊です。

 

大原由軌子さんのコメント

「相手がいじめと感じたらそれはいじめで、いじめた方が100%悪いのだからきちんと謝罪しよう」。息子がいじめ加害者として訴えられた時、そのように夫婦で話し合い、専門家から意見を伺い謝罪し問題解決のため出来得る限りのことをしたのですが…。いじめ加害者の親としてその解決のために何ができるのか、何をすべきかを綴りました。

 

 

本書の構成

プロローグ 大原さんちとは?
1 いじめ騒動はじまる
2 いじめの被害者Sくん
3 ダンナさんのメールの宛先は?
4 子ども子育て応援センター1
5 S母と面会に学校へ
6 ひとまず謝罪したけれど…
7 タケちゃんが怖い!?
8 いよいよ四面楚歌に
9 タケが不良になる!? 
10 スクールカウンセリングとは?
11 タケくんは正常です
12 キャンプ参加問題勃発
13 Sくん母の言葉のいじめ
14 ダンナさんの人格破綻者ぶり炸裂
15 Sくん母を引っぱり出せ
16 一筋縄でいかないSくん母
17 Sくん母、今度は逃げの一手?
18 S家の最終兵器登場
19 ダンナさんの諜報網でS家が丸裸に
20 話し合いから逃げまくるSくん母
21 子ども同士が和解
22 とりあえずの休戦
エピローグ それから

 

著者プロフィール

著者の大原由軌子(おおはら・ゆきこ)さんは、1970年生まれ。長崎県佐世保市出身。

美術系短大卒業後、グラフィックデザイナーとして14年間、都内に勤務。2006年、パニック障害+神経症持ちの夫との日々を描いた『大原さんちのダンナさん このごろ少し神経症』(文藝春秋)でデビュー。

著書に『お父さんは神経症』『京都ゲイタン物語』(文藝春秋)、『大原さんちの2才児をあまくみてました』(主婦の友社)、『大原さんちの食う・寝る・ココロ』(集英社)などがある。

2012年より「まぐまぐ!」からメールマガジン「大原さんちの九州ダイナミック」(https://www.mag2.com/m/0001410910.html)を週刊で配信中。

 

 


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