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『頭のよさとは「説明力」だ』齋藤孝さんによる実践テクニック満載の「頭がよい伝え方」

齋藤孝さん著『頭のよさとは「説明力」だ』

齋藤孝さん著『頭のよさとは「説明力」だ』

齋藤孝さん著『頭のよさとは「説明力」だ』(詩想社新書)が、詩想社より刊行されました。

 

プレゼンから、ビジネス上の報告・連絡、営業トーク、就活の面接、日常会話まで、「説明力」で差をつける! 話の長い人はもう卒業!

だらだらと続く要領の得ない話や結局なにも伝わらないプレゼン、結論の見えない脱線話……これらは、ただの話下手では終わらず、仕事でもプライベートでも「残念な人」認定されてしまいます。

一方、ビジネス上の課題から、難解な物理法則、映画や本のあらすじなど、説明をすることに長けた人がいるものです。要約や例示がうまく、複雑な内容でも簡潔に組み立てて説明できると、「なるほど!」と相手を納得させ、あらゆるシーンで「優秀な人だね、仕事がデキる」と高評価を得られます。

 
はたして上手な説明とは具体的にはどのようなものなのでしょうか。
また、それを支えている能力とはいかなるもので、どうすれば伸ばしていけるのでしょうか。

説明の三大要素、ヘリコプター方式、うまい説明の基本フォーマット、もくじ活用法、ファスト&フロー効果、A4一枚構成術、比較活用法、通説but法、「わかった感」を引き出す技術、等々・・・・・・

長年、実践的な説明技術を大学生に指導してきた著者が、究極のアウトプット術を徹底公開します。

 

本書の構成

まえがき 9割の人は「説明力」を身につけていない

第1章 知的な「説明力」とは何か
説明力に、その人の知性が垣間見える
説明に必要なのは「時間感覚」、「要約力」、「例示力」
「ヘリコプター方式」が上手な説明
究極の説明は一語で完結
ポイントは三つに絞る
まったくわからないものを、おおよそわかるもので説明する
一例を挙げるだけで説明し尽くす技術・・・など

第2章 「組み立て方」で説明は一気にうまくなる
上手い説明の基本フォーマット
本を使った要約力の実践的トレーニング
全体のなかで、どこを話しているか常に明確にする
説明の下準備に目次を活用する
心を動かす説明とはファストとスローの相乗効果
一気にわかりやすくなる比較を使った説明
比較説明の練習法
「A4一枚の構成力」で説明力は向上する
わかりづらい箇所は後回しする・・・など

第3章 日常生活で「説明力」をアップさせる方法
日常会話で説明力に必要な瞬発力を鍛える
説明力を鍛える近況報告トレーニング
自分の経験と結びつけて説明する技術
説明話術が身につく「一五秒練習」
子どもにわからせるように説明するトレーニング
人の説明を採点しながら聞いてみる・・・など

第4章 心を動かす「説明力」の応用
出だしから相手を引きつける「通説but」の説明法
インターネットを超える説明力とは
理解させたければ、全部を説明しようとしてはいけない
参加型の説明が心を動かす
わかりやすい図解をつくる方法
相手の心に残る資料を使った説明の仕方
上手な説明は時系列にこだわらない
説明が上手な人が持つ「雰囲気」
説明のときの話し方で注意すること・・・など

 

齋藤孝さん プロフィール

著者の齋藤孝(さいとう・たかし)さんは、1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。

著書に、『声に出して読みたい日本語』(草思社)、『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)、『不機嫌は罪である』(KADOKAWA)、『読書する人だけがたどり着ける場所』(SBクリエイティブ)、『「文系力」こそ武器である』(詩想社)などがある。

 

頭のよさとは「説明力」だ (詩想社新書)
齋藤 孝 (著)

時間感覚、要約力、例示力。一目置かれる知的な説明力の伸ばし方。最少の時間で最大の意味をやり取りし、「わかった感」を生み出す究極のアウトプット術公開!

 


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