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奈倉有里さんと逢坂冬馬さんは姉弟だった!『文学キョーダイ!!』刊行記念トーク&サイン会を開催

2022年に『夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く』で第32回紫式部文学賞を受賞したロシア文学者・奈倉有里さんと、デビュー作『同志少女よ、 敵を撃て』で2022年本屋大賞を受賞した逢坂冬馬さんの姉弟による対話集『文学キョーダイ!!』が文藝春秋より9月22日(金)に刊行されます。

これを記念して、芳林堂書店高田馬場店にて、奈倉有里さんと逢坂冬馬さんによるトーク&サイン会が10月8日(日)に開催されます。

 

「奈倉有里先生&逢坂冬馬先生『文学キョーダイ? 』発売記念トーク&サイン会」開催概要

 
■開催日時:2023年10月8日(日)13:00~(開場 12:45)
※トークショーとサイン会をあわせて約2時間を予定

■開催場所:芳林堂書店高田馬場店 8Fイベントスペース

■参加方法:イベントに事前予約の上、芳林堂書店高田馬場店にて対象書籍を購入した方に参加券をお渡しします。

■対象書籍:奈倉有里さん&逢坂冬馬さん著『文学キョーダイ!!』(文藝春秋)

★詳細&申込み:https://www.horindo.co.jp/t20230828/

 

著者プロフィール

 
■奈倉有里(なぐら・ゆり)さん

ロシア文学研究者、翻訳者。1982年生まれ、東京都出身。2002年からペテルブルグの語学学校でロシア語を学び、その後モスクワに移住、モスクワ大学予備科を経て、ロシア国立ゴーリキー文学大学に入学、2008年に日本人として初めて卒業し、「文学従事者」という学士資格を取得。東京大学大学院修士課程を経て博士課程満期退学。博士(文学)。研究分野はロシア詩、現代ロシア文学。

2021年、博士論文『アレクサンドル・ブローク 批評と詩学 ――焼身から世界の火災へ――』で第2回東京大学而立賞、2022年『夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く』で第32回紫式部文学賞、同年『アレクサンドル・ブローク 詩学と生涯』で第44回サントリー学芸賞を受賞。

訳書に、ミハイル・シーシキン『手紙』、リュドミラ・ウリツカヤ『陽気なお葬式』、フョードル・ドストエフスキー『白夜』『未成年(縮約版)』、ウラジーミル・ナボコフ『マーシェンカ』、サーシャ・フィリペンコ『理不尽ゲーム』、(スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ『亜鉛の少年たち』(日本翻訳家協会賞・翻訳特別賞受賞)、サーシャ・フィリペンコ『赤い十字』ほか多数。

 
■逢坂冬馬(あいさか・とうま)さん

1985年生まれ。埼玉県所沢市出身、横浜育ち。明治学院大学国際学部国際学科卒業。2021年『同志少女よ、 敵を撃て』で「第11回アガサ・クリスティー賞」を受賞しデビュー。同年11月に単行本が刊行され、発売わずか1カ月で第166回直木賞にノミネート。同年12月には紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!2022」の第1位を受賞

 

※以下はAmazonへのリンクです。イベントへの参加をご希望の方は芳林堂書店高田馬場店にてご購入ください。

文学キョーダイ!!
奈倉 有里 (著), 逢坂 冬馬 (著)

ロシア文学者・奈倉有里と、小説家・逢坂冬馬。
文学界の今をときめく二人は、じつはきょうだいだった!
姉が10代で単身ロシア留学に向かった時、弟は何を思ったか。その後交差することのなかった二人の人生が、2021年に不思議な邂逅を果たしたのはなぜか。予期せぬ戦争、厳しい社会の中で、我々はどう生きるのか?
縦横無尽に広がる、知性と理性、やさしさに満ちた対話が一冊の本になりました。

◇目次◇
はじめに――逢坂冬馬
PART1 「出世しなさい」がない家 Family
PART2 作家という仕事 Literature
PART3 私と誰かが生きている、この世界について World
おわりに――奈倉有里

 
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